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1587<道満丸景虎と小姓の戯言>(天正戦国小姓の令和見聞録)HB

人類の歴史を戦国の小姓の視点で深く追究していきます。

21世紀新三国志時代

歴史は繰り返されるとよく言われますが、

人間は体現した人だけにしか教訓が活きないということでしょう。

いま世界は、華・美(中国では米国のことを美国という)・露の

三大国のパワーバランスのうえに成り立っているのは間違いない。

倭の国、日本は一時世界制覇を目論んだ時期があり、

いまだに大政翼賛会に与した末裔達がこの国の権力の味を占め、

生きながらえようとしている光景は、まさに憂国の地と化したに他ならない。

権力というのは一度手にしたら手放したくなくなるのは本能的にも、

自然の理なのかもしれない。

しかしその代償は、文明の興亡に深く影響する。

萌ゆるペン!の求める究極の理念は、

繰り返される権力の歴史の脆弱さから、

乗り越えられる世界の構築にある。

21世紀は500年前からの大航海時代アングロサクソンからみれば)の、

延長線上にあることを深く肝に銘じるべきであると考えている。

歴史の教訓は活かされるどころか、絶え間なく進化のない連続性を繰り返している。

プーチン氏は希有な政治家なのかもしれない。KGBの出身で、長い間ロシアのトップに君臨している。今年の大統領選で再選されあと六年間は大統領でいられる。憲法の改正で延長もあるかも知れない。

近習平氏は永遠にトップでいられるよう画策しているもようだが、おそらくそうなるだろう。

トランプ氏も偏った考えがあるがこれも再選されるかもしれない。

日本の安倍氏はあと三年で終焉するが、その後を真剣に日本人は考えるべきだろう。

短くて来年あたり解散するかも知れないが。

文明の興亡という視点で現代を考えれば、目先の情報などに振り回されることはない。

のんびりじっくりお手並みを拝見したいと思っている。