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仁科広嗣の「新歴史の研究」 ●THE NEW HISTORY EYES●

仁科広嗣の「THE NEW HISTORY EYES」は人類の史書を後世に残すミッションを帯びており、新しい視点での歴史の検証を追究していきます。<潮流戯画手帖>

2020米国大統領選完全予想。

2016年は三ヶ月前にトランプ氏の当選を予測した。
しかし2020年の米国大統領選は、
ジョー・バイデン(ハリス)陣営に幸運をもたらすだろう。
その理由を下記に示しておく。

1) トランプ氏が相手の不安を呷り恫喝する戦略は、
セクショナリズムの増福を招き、分断をさらに助長する恐れがある。
その戦略は民衆には飽きられている。イランとの核合意を勝手に辞めてしまった。
2) トランプ氏の人種差別への対応が余りにもお粗末で、解決への道筋が見えていない
3) 2016年での隠れトランプ票が、反トランプ票に動いている。
大統領選ではバイデン氏は主役ではなく、
カマラ・ハリス氏VSトランプ現役大統領の一騎打ちと見ていいだろう。
大統領本選では中間選挙の勢いがそのまま続く傾向にあり、
オバマ政権二期目の2014年中間選挙では共和党に勢いがあり、
2016年の大統領選では共和党の大統領が勝利した。
しかし2018年の中間選挙では民主党に勢いがつき下院の過半数を奪還した。
2020年は下院と上院の両院で過半数を取ると予想されている。
ジョー・バイデン氏が敵失を露わにするのを
誘き寄せようとするトランプ陣営の戦略を警戒する民主党は、
2016年のヒラリー敗戦という辛酸の経験もある。
そのことから2020年は組織力で徹底して
大統領選に臨んでいるからトランプ氏の劣勢挽回はとても難しい。
4) ホワイトハウス新型コロナウイルスへの初動ミスが、
多くの犠牲を生み続けている。
現にホワイトハウスクラスターが発生し、
トランプ大統領は陽性の感染者となった。
多くのホワイトハウスの関係者も感染した。
トランプ氏は陰性になったことも公表していない。
二回目のテレビ討論会も拒否してしまった。
5) ホワイトハウスイスラエルへの肩入れがパレスチナへの憎悪を招いている。
6) 中国への対抗意識が岩盤支持層に訴えるも必ずしも盤石ではない。
7) 共和党の中にもバイデン支持が出てきており、
ラスト・ベルトには雇用が生まれなかった。
2016年は隠れトランプ票が勝敗を決したが、
2020年はその逆で、
隠れバイデン票が積み上げられている可能性がある。