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仁科広嗣の「新歴史の研究」 ●THE NEW HISTORY EYES●

「THE NEW HISTORY EYES」は人類の歴史を360℃視点で深く追究していきます。    <潮流戯画手帖>

THE NEW HISTORY EYES...Vol.0044(最終追記版:勝者の行方)

 

THE NEW HISTORY EYES

Presented by hirotsugu nishina

 

Vol.0044…『風雲急、永田城の異変』(勝者の行方)

 

 2021年9月に入り、自由民主党の総理が次期総裁選に不出馬の意向を固めた。それにより、後継者選びが巷の喧噪の中、派閥と与野党・マスメディアの過剰な情報が交錯し、今後のコロナ禍で日本の為政者の器量が内外で大きく問われる状況になった。当初は岸田氏・髙市氏・河野氏の三つ巴の総裁選になる可能性が高くなっていたが、公示直前に野田氏が推薦人の確保にこぎ着け、参戦を表明し4人の総裁選争いとなった。各氏の参戦の会見を拝見していると、観相医学的な視点から次期総理になる可能性の高い候補者の顔が鮮明になってくる。菅総理が退陣前直前にバイデン大統領からの呼びつけを食らう格好で米国訪米の途に赴くという報道があったが、これが事実だとすると、米国の日本政府への扱いに対しての理不尽さと日米三大協定での現実味が湧いてくる。個人的には、戦後敗戦国となった日本に対して、マッカーサー天皇家を基にした国体を存続させ、その見返りに日米地位協定・日米原子力協定・日米安全保障協定を結ばせた。併せて、日米間だけのサンフランシスコ講和条約締結で、ますます日本の主権が遠ざかっていった経緯は見過ごすことが出来ないでいる。安倍前首相は日本の主権が未だに確立していないにも関わらず、絶対実現できない日本の国連常任理事国への道筋、ロシアの第二次大戦の北方領土返還・北朝鮮拉致問題、韓国との数々の戦後補償問題など澪解決のまま、コロナ禍では勝手に任期途中で退任してしまった。安倍氏にとっては二度目の自己都合の辞任となった。後を引き継いだ菅首相はその器ではないことが内外で知れわたってしまった。今後、日本のリーダーにはその地位にふさわしい器の人が居るべきだし、次期の顔が世界でも注視推されている。100代目の日本の首相には女性がなるべきだと思っている。髙市さんは4人の中でも群を抜いているのは、国をまとめあげる発信力と説得力だと思っている。なんと言っても60歳とは言え、精神的な強固さとぶれない信念と行動力、周りの意見をよく聞くリーダー像と決断力があるという強みがある。異例の2時間近くに及ぶ立候補の会見でも一切ぶれることもなく、たとえファンでなくても彼女のディベート力と人徳力を感じた人は少なくない。岸田氏は人徳があり、地道に頑張ってはいるが、リーダーとしての資質は髙市氏には水を空けられている。河野氏は真面目で実直な方ではあるが、性格的には菅首相に似たところがあり、信念をコロコロと変えて行くのは多くの国民にとっては不安材料となる。自由民主党ではこれまで派閥間のパワーバランスでもって、総裁の選出を決めてはいたが、今では派閥の垣根を超えての自主投票の度合いが高くなって、総裁選の予測はメディアでも迷走しているのを見ていると、求心力や常識・良識の総合的なバランス力を持った候補者が選ばれることになるだろうと考える。それだけに、有権者自民党の党員と議員のレベルを推し量る良い機会だ。新総裁の顔で総選挙の勝敗が決まるということになるのだから、世論の動勢は無視できないことだけは明白だ。

 個人的な今回の総裁選の大胆な勝敗予測を述べてみる。(1枠河野氏、2枠岸田氏、3枠髙市氏、4枠野田氏という設定)ズバリトップ入線は3枠か2枠、プレイオフで議員票を次第に獲得してきている3枠が勝利する。1枠は世論的に人気が先行しすぎていたが実態は不人気で、小石河連合グループはプレイオフに出られても党内改革を押す進める形が、それに対するアレルギーが派生し議員票減少の拍車を加速させる可能性がある。1枠は決選投票なしでのトップ入線を豪語しているようだが、最初の投票では1位どころか二位か三位という事もあり得る。4枠は決選投票への駒としての出馬という性格は会見を見れば明らかだ。決選投票では1枠は票は伸びず、2枠も健闘はするが過半数には至らない。その結果「3枠」が総合力で勝利を勝ち取るとみ見た。

 ちなみに、各候補者の出馬会見のYouTube再生回数でみると、河野氏が27万、髙市氏が380万、岸田氏が11万、野田市が1万未満、だがこの忖度のないPV数でも誰が総理の座に最も期待されているかのバロメーターになる。