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加地鳴海の天正戦国小姓の令和見聞録(hatena version)

人類の歴史を戦国の小姓の視点で深く追究していきます。

「赤丸急上昇~2024巴里五輪・2025世界陸上女子のニューヒロイン」

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春日山城、鳴海幕

お屋形様:上杉道満丸景虎

見聞録検め:小姓

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天正四百五十二年 弐月十三日

 

「赤丸急上昇~2024巴里五輪・2025世界陸上女子のニューヒロイン」

 

 早いもので昨年の弥生の月から始めた令和見聞録の書状が二百を数えるのにあと一つになってござる。天正の十五年にお屋形様と令和の時代に迷い込んで以来一時は塞ぎ込んでおったが、そなた達のご訪問で何とかこれまで持ちこたえたのでござる。ここで厚く御礼申し上げる。

 拙者が思うに、この数十年世界の政や紛争・震災などで時代の空気や人の気持ちが苛まれてきておるが、どうにかならぬものか。日の本のそなた達や世界の領民が不憫でならぬのでござる。どうすれば皆仲良く暮らせぬものかと我らお屋形様はじめ三十万の春日山城の兵士と共に令和の時代に寄り添うておる。伴天連の向こうではナチ政権に虐げられた民がパレスチナの同志にジェノサイドを同害報復の行為を繰り返しておるというではござらぬか。これではユダヤ人権団体の面目がなくなり、パレスチナ人権団体の側のへの擁護が増すのは理にかなってござる。

 ウクライナ露西亜との兄弟喧嘩では亜米利加の策略によるマイダン革命以降日を追うごとに熾烈になっておる。亜米利加の二千二十四年の大統領選挙は高齢者の一騎打ちに愛想を尽かした領民の有権者たちは、第三の候補RFKが大統領になるのを切望しておる。亜米利加の大手メディアでは第三の候補の報道を何故控えておるのでござろうか。言論の自由もなくなってしまっては本来のUSAの立ち位置は共産圏と同じと言えるのではござらぬか。

 世知辛い世間をしばらく忘れるのには、エンターテイメントも悪くはないが、やはりリアルで人間同士が生身でぶつかり合うスポーツ競技に酔いしれるのが一番でござろう。気分を転換するのにも効果がござるし、リセットして明日への英気と希望を抱くのにも良い薬となるはずじゃ。

 拙者は幼少の頃から元服を致すまで陸上のやり投げと百から四百メートルの短距離走(リレーをふくむ)にこうじておったことがござる。陸上競技場は全ての競技の聖地でもあり心の泉でなければならぬ。レガシーな建築デザインで競技場を建て替えるはずが、便器の様な陳腐な形態になってしもうた。ZAHA女史の考案したデザインでなければ2020東京五輪の聖地は浮かばれぬと当時は思っておったが、見事利権と汚職の犠牲になって白紙撤回された教訓は忘れてはならぬ。

 2020東京五輪は見送られ2021年に延期開催されたが、折しもコロナ禍での状況でござったのでアウェイの外国人選手には相当不利な環境にあったことは事実でござる。ホームの利点を巧みに利用して得られたメダルラッシュは公平に見れば正式なメダルの数として数えるのは正当とはいえぬと申しておく。スポーツはフェアでなければ意味が無い。状況や環境も参加者全てが同じ条件下であらねばならぬ。今思えば2020東京五輪は参考五輪といえたのかも知れぬ。五輪誘致合戦での汚職や利権の露呈が福島原発処理水のひた隠しを生み、2023年では汚染処理水を放出せざるを得ない状況をみれば、2020東京五輪は日本で開催する資格はなかったものと断言しても良い。親日国のトルコ・イスタンブール禅譲しておれば、イスラム世界と西欧諸国・東欧などとの現在の争いも少しは和らげることが可能になっていたのかもしれないのでござる。日の本の政はよく三流とか五流とか揶揄されておるが、拙者の見立てでは亜米利加側から見ればだらしのない敗戦国の政は歓迎されておるのかもしねぬ。なぜなら昭和の帝が皇室の保証の担保に、日の本の地に未来永劫占領軍の制空権と治外法権を認めてしまったからじゃ。そのほうが戦勝国にとっては統治しやすいからでござろう。あと百年日の本は自治権のみ任せられることになるはずじゃ。敗戦の将兵を語らず。戦国の世でも戦は負けたら最後なのでござる。負けた城主は一族皆自刃か島流しでござる。令和の世でも同じでござろう。人間の業は今も昔も変わりござらぬ。

 スポーツの話から政のほうに逸れてしまったが、スポーツは平和の時こそフェアに戦えるルールに基づくことで成り立つものじゃ。拙者は個人的に今後の日の本の陸上武芸女子の台頭を臨んでおる。2024年の夏には巴里で五輪、2028年にロスアンゼルスで五輪、2025年は東京で世界陸上がござる。

 拙者は余り令和の時代に長く居れそうにないので、今赤丸急上昇の陸上武芸女子に期待したいのでござる。初のハーフマラソンで見事優勝した樺沢和佳奈殿は全身バネを活かした美しいストライド走法で、トラックレースにもロードレースにも対処出来る能力を持ち合わせておる。ダイナミックで力強いラストスパートは天性のものを持っており田中殿と遜色はあるまい。ゴールが近くなるにつれて加速し続けるのはメダルを獲得するのには必須なことじゃ。日頃相当努力を積んでおるに違いない。幼少のころから「マラソンで世界一になる」ことをモットーに掲げており女性版の大谷スタイルを貫けるか楽しみでもござる。貴女にはエクセレントなルックスとスター性があり大学の学業も修めておる。樺沢殿は同志社大学出の田中殿とは同じ1999年生まれで慶応出の才女でもある。かつて世界陸上でトラック10000mとマラソンの二競技で銅メダルを獲得した千葉真子殿を彷彿させるのでござる。巴里五輪では5000m出場に的を絞っておると聞き及んでおるが、最終目標はマラソンでござろう。昨年からどんどん頭角をあらわして実力もつけてきておる。田中殿とニューヒロイン樺沢和佳奈殿の世界大会でのメダル獲得の瞬間をこの眼でしかと見てみたいものじゃ。

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