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1587<道満丸景虎と小姓の戯言>(天正戦国小姓の令和見聞録)HB

人類の歴史を戦国の小姓の視点で深く追究していきます。

2023-10-01から1日間の記事一覧

「VIVANTと軒猿」

<戦国小姓の令和見聞録0106> ○___________________○ 春日山城、鳴海幕府 お屋形様:上杉道満丸景虎 見聞録検め:小姓 ○___________________○ ◆天正四百五十一年 十月壱日 「VIVANTと軒猿」 令和のTV局では多くの芸…

謙信の遺言状『鳴海院~謙信の詔』(御館の乱疾風録)第五章

第五章 天正十五年、御館の乱最終決戦 天正十一年と十二年に景勝軍は何度も阿賀北衆に攻め入ったが、ことごとく惨敗を喫していた。越後内では景勝の高圧的な支配体制に反発する諸将が、阿賀北衆への寝返りを加速させている。兵力も同じくらいになり、接戦を…

謙信の遺言状『鳴海院~謙信の詔』(御館の乱疾風録)第四章

第四章、本能寺の変、重家の叛乱 蘆名家と伊達家が御館の乱に乗じて水面下で景勝打倒への足がかりを得ようと重家殿に調略をすすめていた。 天正九年六月になり重家殿は一門の衆や阿賀北衆、景虎を支持していた諸将を味方にして強固な軍を築き上げていた。重…

謙信の遺言状『鳴海院~謙信の詔』(御館の乱疾風録)第三章

第三章 風雲急、春日山城 天正六年の正月を迎えた。輝虎様は機嫌が良くなっていた。三度目の上洛を勢いのあるうちにすべしと言う家臣の総意も取り付けたからである。 だが悲劇は前触れも無く訪れた。 三月九日には軍務会議の後、輝虎様は厠へ向かうが突然倒…