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1587<道満丸景虎と小姓の戯言>(天正戦国小姓の令和見聞録)HB

人類の歴史を戦国の小姓の視点で深く追究していきます。

「VIVANTと軒猿」

<戦国小姓の令和見聞録0106>

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春日山城、鳴海幕

お屋形様:上杉道満丸景虎

見聞録検め:小姓

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天正四百五十一年 十月壱日

 

「VIVANTと軒猿

 

令和のTV局では多くの芸人主導の娯楽番組を放映されておるが、時折真面目なドラマが垣間見られる。日の本は中国の歴史ドラマや亜米利加の聖林制作のドラマに到底追いつかぬレベルに置いておかれて始末じゃが、本気をだせばもっと良い作品は作れるはずなのじゃ。「おしん」や「スラムダンク」、「セーラームーン」、「氷点」、「白い巨塔」、「不毛地帯」、「七人の侍」、「乱」、「影武者」、「天と地と」、「半澤直樹」などは世界にもひけは取らぬ。最近では「VIVANT」というドラマが目をひいておる。国防上の理由で自衛隊の別班の存在自体が公に議論になっても、令和幕府が完全否定しているころは素直に認めなければならぬ。選挙で何年かごとに選ばれる為政者には国を守る諜報機関には交ることはない。要するに知るわけがないのでござろう。日米合同委員会でも議題には挙げられぬ事情があるのでござろう。それだけ、超法規的な組織が表沙汰になれば国は危うくなる。敗戦国の日の本は亜米利加に内情を知られればタダでは済まぬ覚悟が必定じゃ。

亜米利加とて同盟国への無断での通信傍受を平気でやっているのは年間100兆円にも及ぶ圧倒的な軍事力が背景にあるからじゃ。イラクフセイン殿やリビアカダフィ殿は国連に加入していながら死に追いやられてしもうた。亜米利加の中東でのドル決済の見直しで追いやられてしもうたと軒猿からの報告でござる。ビン・ラディン殿は元CIAの要員でござったが、勝手に911の首謀者にされ、オバマ殿に潜伏先で死に追いやられたとも聞き及んでござる。真偽の程は分からぬが。日の本は敗戦国でありながら平和憲法を絶対的に遵守し、それでも専守防衛による少数精鋭での圧倒的な最強の陸海空の軍を維持しておる。二度の原爆の被害に遭いながらも他国が日の本への侵略をためらうのも理解はそなたらも出来るであろう。ロケット花火などを頻繁に打ち上げる国は相手にせぬ方が良い。ビン・ラディン殿、カダフィ殿、フセイン殿の様になる可能性が高いからじゃ。怯えたり怖がる者ほど強がりと遠吠えをさらすものじゃ。戦国では強い者ほど争うことには関わりは持とうとせぬものじゃ。争い事があっても和をもって尊しとするのが国を守る基本となることを肝に銘じなければならぬ。孫子の兵法では争わないで不戦の成り行きを重視するのが勝利への道と言っておるではないか。拙者には国の機関以外の誰も知るよしもない別班的な組織があるものと心得る。軒猿は上杉の忍者でありお屋形様の独自の諜報機関でもある。令和においてはだれがその様な使命で動いているかは誰も知るよしもないし、知ってはいけないのじゃ。あからさまに自衛隊の別動隊ですなどとマスメディアにシャリシャリ目立つことは禁句なのでござる。為政者による国家転覆という事態もあり得ない訳ではないし、海外から乗っ取られる可能性もないではない。ドラマでは筋書きがありすぎて相手に先回りされるほど本物の「別班」はマヌケではござらぬ。彼らにしてみれば徹底的に目立たず知られずに世の中を動かす醍醐味も面白かろう。日の本の国体が民意で守られているのはそのお陰かもしれぬ。そなたらも余計な詮索はしても良いが夢想の域を出てはならぬ。これは夢想の域ではあるが、2023年の元首相暗殺の件については各方面からの指摘もあるように、病院側と警察側の見立てが完全に真逆となっており、裁判になっても実際の証拠と状況証拠は検察には相当不利なものとなっておる。実行犯は山上殿となっておるが、殺人未遂としての司法の判断が下されるやも知れぬ。それだけ不可解な出来事であったのでござる。お屋形様は誰にも言うではないと釘を刺されてはおるが、ヒントだけなら宜しかろう。絶対に存在を明かしてはならぬ何処かの者達による超法規で国体の維持の為の出来事だったとしかここでは言えぬ。許されよ。

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