仁科広嗣の「新歴史の研究」 ●THE NEW HISTORY EYES●

仁科広嗣の「THE NEW HISTORY EYES」は人類の史書を後世に残すミッションを帯びており、新しい視点での歴史の検証を追究していきます。

THE NEW HISTORY EYES...Vol.0002

THE NEW HISTORY EYES

Presented by hirotsugu nishina

 

Vol.0002…「日本のアイデンティティ2020」

 

 戦後敗戦した日本に対して歴史認識をもてとアジア諸国は叱責するが、それを言うなら北朝鮮・韓国・中国は663年の白村江の戦いの歴史をしばし振り返るべきだと思う。当時朝鮮半島では隋王朝朝鮮半島支配下の国々として戦いの日々を送っていたが、倭国(日本)が瀕死状態の百済を支援し、大敗北を喫した一大事件だった。中華王朝と朝鮮各国との両面戦略があった日本では、政権内では賛否はあったが結局敗戦濃厚の百済を支援する。結局大敗北したわけだが日本はこのとき以来強固な国家防衛体制を築く布石になった。朝貢(ちょうこう)とは中国の皇帝が冊封国(さくほう国)<支配国相当から貢ぎ物の証として恩賜を授ける国>との安全保障と貿易の観点から行った政のひとつだが、日本(現在)の国からは、西暦57年の後漢武帝朝貢に行ったとき、「漢委奴国王印」(金印)を授かっている。西暦239年には卑弥呼朝貢に行った魏王朝後漢から禅譲された)から「親魏倭王印」(金印)を授かっている。日本では遣隋使・遣唐使に至り三代将軍足利義満の時代の明朝まで続く。白村江の戦いを期に、日本は元寇、秀吉の朝鮮出兵失敗、第二次大戦敗戦へと続くが、「寄らば斬るぞ」と言った正当防衛戦略を今、為政者達や国民は見誤っている感が強い。日本は独自のアイデンティティーを基調とした米国の傀儡ではない真の日本の独立国としての振る舞いが必要とされている。日本は隣国の内政や諸外国との損得勘定に動かされては仲介人としての資格はないように思う。二階・安井氏の親中外交傾向が中国と米国の軋轢を生むひとつのポイントなっているとホワイトハウスからは見られている。永世中立国ように振る舞わないと世界は日本に共感しない。核兵器禁止条約に署名しない理由に、日米同盟でのつじつまが合わなくなるというのがあるが、なんとも頼りないアイデンティティーだ。純国産基本ソフトを持たない日本、戦後75年にもわたる制空権を米軍に握られている日本、純国産のステルス戦闘機の開発の邪魔をされる日本、何者かに官邸を私物化され、アベノミクスでの戦後最長の経済成長の演出を大手メディアを通して洗脳された日本国民、コロナ渦などで、今まさに日本は憂国の状況にあることは間違いない。米国一辺倒の朝貢は即辞めるべきだ。