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1587<道満丸景虎と小姓の戯言>(天正戦国小姓の令和見聞録)HB

人類の歴史を戦国の小姓の視点で深く追究していきます。

「二千二十四年、大谷翔平殿のMLB成績予測」

天正戦国小姓の令和見聞録0126>

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春日山城、鳴海幕

お屋形様:上杉道満丸景虎

見聞録検め:小姓

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天正四百五十一年 十月二十五日

 

「二千二十四年、大谷翔平殿のMLB成績予測」

 

 拙者は大谷殿に畏敬の念を抱いておるが、現実的な状況からして来期は誰も予想だにしなかったスランプに陥るだろうとみておる。日の本でも昨年三冠王だった選手が今年はWBCという鬼門を通ったせいか、事の他芳しくない成績で終えてしまった。型をまだ得ていない時期に三冠王を手にした重圧もあろうが、オフでの徹底したヘルスチェックやメンタルチェック、などをストイックに行っていれば結果は変わっていただろうと推察致す。野球というスポーツはそれほど体やメンタルに強い影響を与えてしまう過酷なものなんじゃろう。大谷殿は右肘の損傷で再起が早まる手術のほうを選択しておる。来期は打者のみでの出場を余儀なくされておる。MLBのルール改正でDHが不利な状況に追い込まれるかも知れない。外野の守備は日本でもやっているので、三刀流の未知の世界への切符を手にすることも考えられると存ずる。もともと爪の怪我はあり、無理をすればやっぱりかという事にはなる。常時野手を担当し、打者と救援投手という芽もないわけではない。前人未踏の三刀流の世界も見てみたいものじゃ。2024年の大谷殿のシーズンでの打率は2割5分台、ホームランは二十本台、盗塁は二十台、打点は60点台、MVPは厳しかろう。右肘をかばう余り他の部位への負担の影響も多かろう。一時的にはベーブ・ルースMLB記録を塗り替えたと思うが、この先40歳まで十年間どういうスタンスで取り組んでいくのであろうか。二刀流で十年間実績を残せば史上に残る選手になるに違いあるまい。しかしでござる、今回の故障で他の部位にも類が及ぶ可能性はござれば、球団側にとって長期契約は大きなリスクが伴う。さすれば短期契約の繰り返しで体調面との兼ね合いで交渉していくのであろう。来季は2025年への英気を養う一年と割り切ったほうが良いとお屋形様も仰せである。

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