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加地鳴海の天正戦国小姓の令和見聞録(hatena version)

人類の歴史を戦国の小姓の視点で深く追究していきます。

「大谷翔平殿のFA、エンゼルスへの残留」

天正戦国小姓の令和見聞録0164

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春日山城、鳴海幕

お屋形様:上杉道満丸景虎

見聞録検め:小姓

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天正四百五十一年 十一月二十六日

 

大谷翔平殿のFAエンゼルスへの残留」

 

 メジャーリーガーの存在価値は何処にあるのかはなんとなく理解は可能でござるが、相対的なMVPの評価は拙者の想像の域を脱しておるのでどうも分からぬ。戦国の世では球遊びは御所の球蹴りぐらいしか知られておらぬ故、拙者の勝手な見立てではござるが、申してもよいであろうか。四百五十年後の地球の文化スポーツは多種多様で羨ましく思えるが、武芸での戦いとなれば戦とまったく変わらぬ故面白い。エンターネット文明で領民はスポーツとの共生を享受していると言われておる。MLBメジャーのMVP候補ともなれば、出来るだけフルシーズンに出場し良い成績を怪我も無く残せることが絶対の条件のはずじゃ。大谷殿は確かに二刀流で、打撃部門ではアメリカン・リーグで四十四本のホームラン、打点は95,打率三割を少し超える。投手では十勝をあげておる。MVPを受賞したにしては物足りない。ホームランはともかく、打点は100を超えていなければならぬ。打率は辛うじて三割を維持したが、怪我もせずフル出場していたら打率は二割台になっていたであろうな。蓄積疲労と試合数より多い三振の数が気になるのじゃ。2024年では指名打者一本でいくようでござるが、性急なハイブリッド手術が思わぬハプニングを起こし、右肘への負担と各部位への相互作用で、新たな故障を来すかも知れないという見立てはあっても、各メディアはこぞってそれを無視し、FA再契約の高額予想合戦にこうじておる。誠に由々しき事じゃ。考えても見よ、MVP受賞時の愛犬?の話題と日本の全小学校に三つのグローブ贈呈を勝手に送ってしまったのは、自己PRとメーカーの思惑なのでござるが、業界のことを慮れば様々なメーカーとの共同行為で行えば良かったのでござる。全部の小学校にグローブを贈るのは構わぬが、悪く言えば売名行為に抵触するという者もおる。物の見方は様々じゃが、見えないところでは誰もが心の中では天狗になるのは致し方ござらぬ。大谷殿はエンゼルスに残る選択をするじゃろう。来年はどの球団に行っても期待通りに指名打者で金額に合った働きをするかは不透明でござる。2025年に右肘が回復しても二刀流では最後の一年になる公算が大でござる。投打のどちらかに重きを置かねばならぬ。拙者はそういう考えじゃ。義に従えば大谷殿はあと二年エンゼルスでファンとともにあるべきと存ずる。大樹にすり寄るのも良いが、大谷殿には弱いチームがワールドシリーズで栄冠を勝ち取るという夢も捨ててはならぬ。

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