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加地鳴海の天正戦国小姓の令和見聞録(hatena version)

人類の歴史を戦国の小姓の視点で深く追究していきます。

「大谷殿と山本殿が不良債権となる日」

天正戦国小姓の令和見聞録0173>

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春日山城、鳴海幕

お屋形様:上杉道満丸景虎

見聞録検め:小姓

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天正四百五十一年 十二月二十四日

 

「大谷殿と山本殿が不良債権となる日」

 

  2024年のドジャースの試合興行はMLBファンからは興味と好奇心と猜疑心で注視されるものと存ずる。二人の野球武士の得た金子は実に1,500億円とわれておるが、拙者は両者とも単年度短期契約のほうが宜しいと思っておる。何故かと申すに、球団側が10年とか12年とかの選手との長期契約は、怪我を繰り返したり、再起不能となったり、プライベートな不祥事、不慮の事故による選手生命の危機などへのリスクは当然ござるはずであるので、迎える球団側は覚悟を持った意気込みが必要でござろう。大谷殿は193cm、100キロほどの恵まれた身体と精神力でこれまで乗り切ってきたのであるが、二刀流としての成績はまずまずといって良いのかもしれぬ。しかしながら、怪我が多く全試合の出場はこれまで経験したことがない。ベーブ・ルース殿の二刀流としての成績を部分的に超えたのは喜ばしい限りでござるが、打撃と野手としての長期的な見立ては皆目予測はできぬ。ベーブ・ルース殿は現役では700本以上の本塁打を放ち幾度も三冠王を手にしておる。

 大谷殿はいつまで二刀流にこだわるのであろうか。拙者の見立てではああるが、おそらく三回目のトミー・ジョン手術に遭遇する可能性は大であろう。本来の手術ではなくハイブリッドの人工物を肘に埋め込むもので、術後の早期の出場が可能になるという話でござるが、再発のリスクは本来の手術より高くなるそうでござる。三回目の手術をおこなえば選手生命は終わりというではないか。たしかにあと数年は二刀流にこだわるのも悪くは無かろう。引退しても、ドジャースが解散でもしない限り、後払いの1000億円を手にすることが出来るのじゃから、大谷殿は余裕を持って今後の10年間を過ごせるに違いなかろう。肝心なのは金満状況とストイックライフやハングリーなスピリットの狭間をどう切り抜けるということじゃ。DHではなく、従来の野手と打者のシーンを見てみたいものじゃ。右肘に支障があるので、イチロー殿の様なレーザービームの返球は期待できぬかも知れぬが、不利なDHからは足を洗える。二刀流に不利なダブルフック制も導入される可能性もある。

 ドジャースには実力のあるDHが何人かおるので、球団側と監督の采配に狂いが生じるかも知れぬ。思わぬ大谷殿の不振もあるかも知れぬし、右肘以外の故障発生もあるかも知れぬ。大谷殿の費用対効果も細かく議論されるじゃろうて。そうなればポストシーズンワールドシリーズ制覇も夢に終わるものと存ずる。

 大谷殿と身丈178cmの野球武士、山本殿にはいくつかの弱点があると軒猿達から聞き及んでおる。MLBでは小柄な投手が成功した例はないと聞き及んでおる。山本殿は球種は多いと聞くが球速はそう速くはござらぬ。日の本の野球武士は体力に劣るので大谷殿を除いて、変化した球種で打者へフェイントを変えて凌しかないのでござろう。そこでタイミングを合わせていけば打ち崩す術も生じよう。大谷殿はデータでは試合数より多い三振が多いのが気にかかる。本塁打が命のDHと投手という実績を持つが、爪のケガと右肘の故障も相手としては弱点としてよく研究する必要がござる。MLBのスター選手殿たちは大谷殿に感心している暇はないはずじゃ。大谷殿を懲らしめれば己の評価はあがるのじゃ。巨人の星の「星一徹」のような壁を乗り越えてこそ、両者はMLBの星になれるかもしれぬが、それはイバラの道に相違ござらぬ。山本由伸殿は大谷殿と同じ球団と大型長期契約と高額契約をしたことで、シーズン中は全球団から厳しい洗礼を受けることは間違いないであろう。プロの世界は数字を残すことが使命でござる。そしてファンを魅了していかねばならぬ。両者とも全身全霊でもって努力するしかござらぬ。

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