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仁科広嗣の「新歴史の研究」 ●THE NEW HISTORY EYES●

仁科広嗣の「THE NEW HISTORY EYES」は人類の史書を後世に残すミッションを帯びており、新しい視点での歴史の検証を追究していきます。<潮流戯画手帖>

THE NEW HISTORY EYES...Vol.0013

THE NEW HISTORY EYES

Presented by hirotsugu nishina

 

Vol.0013…「人種格差とウイルスによる絶滅の歴史」

 

 20万年前から3万年前までヨーロッパ諸国やアフリカ・中央アジア地域で暮らすネアンデルタール人は、東アジアからのウイルスで絶滅してしまったという研究論文がある。人類の祖先ネアンデルタール人旧人類)からクロマニヨン人(新人類)にDNAはバトンタッチされるわけだが、ネアンデルタール人のDNAを持つ人類は東アジアのDNAを持つ者に比べて新型コロナウイルスでの感染者と重傷者・死亡者は遙かに多いそうだ。地球上での人類の区別は、大きく分けて、1)ネグロイド人種(アフリカ大陸系)、2)ユウカソイド人種(地中海人種・北方人種、いわゆるアングロサクソン・ゲルマン)、3)オーストラロイド人種、4)モンゴロイド人種(東南アジア・極東人種)の4つに分類される。ネアンデルタール人は絶滅の前後からクロマニヨン人と交錯していたことから、おそらく現在のアングロサクソン・ゲルマンのDNAは現在に引き継がれている。推測だが、ネアンデルタール人の絶滅の原因は東アジアからのウイルスに関係している可能性は充分にある。モンゴロイド人種は、ヒマラヤ山脈等で他の人種とは隔離されて絶滅を免れたという想定は充分に立つ。COVIC-19の感染拡大の嵐はまったく収まらない。たとえ拙速にワクチンが出来ても効果があると分かるのは何年もかかるだろう。

 2020年の10月1日現在で、世界の感染者数は3000万人以上、死者100万人を突破してしまった。このままいけば、あと一年足らずで、感染者5000万人、死者は300万人にも及ぶ可能性は否定できない。モンゴロイド人種(東南アジア)がコロナウイルスの難を逃れたとしても、アングロサクソンやゲルマン(ユーカソイド)・ネグロイド・オーストラロイドへの影響が大きくなった場合、2021年の東京五輪はアジア人種単独の大会になってしまう。それでは、近代五輪の世紀の祭典の大義は失ってしまい、開催国の日本が勝手に開催を行使することは不可能になってしまう。これまでの大会開催に費やした経費などを無駄にしたくないのは理解できるが、今は人類絶滅の危機につながる状況にある。世界各国のトップリーダーには文明の興亡の視点で物事を判断する瀬戸際にある。慎重な判断と決断が必要だ。たとえ国内の人種差別問題や経済格差で分断が加速していても、公平に時代を見つめる指導者の存在は必要不可欠のはずである。だから、米国においても、トランプ氏だろうがバイデン氏だろうが、人類に正しい道筋を示す必要がある。

 2016年にはMake america great againという明確なブランディングを示したトランプ氏だが、2020年では掲げていない。彼の胸の内が見えてこないのは誠に残念だ。一方バイデン氏はmaid in all of americaというキャッチフレーズを持っている。トランプ氏は経済一辺倒だから次期での全体の政策が見えてこない。自ら新型コロナウイルスの陽性者になった指導者への同情の余地は無いとは言えないが、大統領選挙での支持率アップに極めては限定的になるだろう。なぜなら、世界中が感染爆発の渦の中にあり、危機を乗り切るために日々懸命になっているからだ。ホワイトハウスクラスターをトランプ氏が、支持率アップという大統領選の戦略で狡猾に利用する可能性はあるが、米国民の有権者たちは大統領のコロナ感染に同情を施す余裕は全くない。とにかく米国は自国ファーストで世界の指導的ポジションから身を引いてしまった。世界の指導者達が目先の損得などで次元の低い政を画策するようでは、現代文明は4万年前のネアンデルタール人のように絶滅するしか道はなさそうである。