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仁科広嗣の「新歴史の研究」 ●THE NEW HISTORY EYES●

「THE NEW HISTORY EYES」は人類の歴史を360℃視点で深く追究していきます。    <潮流戯画手帖>

THE NEW HISTORY EYES...Vol.0019

THE NEW HISTORY EYES

Presented by hirotsugu nishina

 

Vol.0019…「COVIC-19のワクチン開発と交差免疫、五輪開催中止への布石」

 

 2020年11月の中旬になっても新型コロナウイルスの感染拡大に拍車がかかっている。このまま行けばあと半年ほどで感染者数は全世界で1億人規模となる。米国では1日だけで20万人以上、死者も怖しいほどの勢いで増えている。そんな中、IOCのバッハ会長らが完璧な医療用マスク姿で訪日した。2021年の東京五輪はコロナ感染が衰えなくても実施するという報道を目にしたが、アスリートの病気や健康管理について話し合う国際会議が2021年の2月に行われる予定が11月に先延ばしされた。と言うことは、五輪の後に行うことになる。参加するアスリートにとっては、五輪前にIOCの重要会議が行われることが必須の条件だが、これは反故されたことになる。バッハ会長は迷走の二枚舌戦略で、開催国には腫れ物には触れない感覚なのかもしれない。IOCへの最大のスポンサーである米国はコロナ禍で五輪参加どころではないはずだ。報道では新型コロナウイルスのワクチン開発がさも順調に進んでいるというが、まだまだ治験では初期段階で、日ごと変異するウイルスへの接種有効期間は全くの未知数だ。ウイルスがどんどん変異すれば、それへの対応も大変だ。基本的にはワクチンが無事開発され、世界中で安全に接種されるのには、4.5年はかかると言われているので、製薬会社への過度な投資や期待は禁物と言うほかはない。日本ではワクチン開発では最後方に有り、外国からのおこぼれを貰うという屈辱に甘んじている。誠に残念だ。中世でのペスト流行は終息まで数十年を要し、今人類は如何に菌やウイルスとの戦いで忍耐が必要か覚悟をすべきだと思う。人命の犠牲を伴う危険な五輪開催はするべきではないし、商業主義に偏ったIOCのあり方にも再編や問題提起も積極的にやらなければならない時期に来ているといえる。

 感染拡大のファクターXとして、交差免疫という言葉が出回っている。例えば、マスクを常時付けていても少しずつ弱く体内に感染するが、体の中で抗体がその都度蓄積され、感染しても無症状になるか重症化しにくくなり免疫力を強くしていくという説がある。日本株のBCG接種が新型コロナウイルスへの重症化抑制や免疫があるという説もある。何万年も前に絶滅したネアンデルタール人(地中海周辺で生息していた人種)はアングロサクソンやゲルマンの遺伝子にリンクし、それがウイルスの重症化や感染拡大に関係性があるという説には注視せざるを得ない。コロナウイルスは人類の人口調整を司る神なのか。

 マスメディアが連日陽性者の数を報道し、医療崩壊の心配をしているが、感染しても良くなっている人が増えていけば、集団免疫力が顕著になっていく可能性はある。日本人や韓国人・中国人・東南アジア人はすでに感染しているが免疫をすでに保持している可能性は充分にある。根拠は分からないが、東アジア人種遺伝子非重症化説、ネアンデルタールクロマニヨン人遺伝子重症化説はあながち的外れとは言えない。インフルエンザワクチンの有効期間は4ヶ月、新型コロナCOVIC-19のワクチンの有効期間は同じくらいかも知れない。ウイルスの変異が多くなればその都度ワクチン開発での治験をしなければならなくなくなり、キリがなくなる。ワクチン開発も重要だが、免疫力の向上策や重症化率の低減化を積極的に取り組むべきだと思う。人類はウイルスを克服できないが何か打つ手は必ずあるはずだ。