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1587<道満丸景虎と小姓の戯言>(天正戦国小姓の令和見聞録)HB

人類の歴史を戦国の小姓の視点で深く追究していきます。

「天正四年、信長殿主催の安土城での宴会にて」

天正戦国小姓の令和見聞録0118>

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春日山城、鳴海幕

お屋形様:上杉道満丸景虎

見聞録検め:小姓

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天正四百五十一年 十月十五日

 

天正四年、信長殿主催の安土城での宴会にて」

 

 

拙者は令和に紛れ込む前はお屋形様と共に安土で参ったことがござる。信長殿がまだ生きておられた頃をおもいだしてござる。

戦国の武将、織田信長安土城での宴席。そこには、時空を超えて様々な人が、気軽にやってくるのじゃ。その時代での時事口論や言いたいことをやり合うというまさに、貴重な空間なのでござる。

 

天正四年、信長主催の安土城での宴会にて>

 

「お屋形様、未来からの客人、英国人の座波殿でござる・・・」

「ハウドゥユゥドゥ、アーユゥキャプテンノブナガ?

「であるか・・・。人生五十年~~~~・・・・・」

「信長なら英語で話せよ、将軍なんだろう?」

「De aruka,jinnsei 50 nen・・・」

「ローマ字でだまそうなんてしょうがねぇなぁ・・・」

「わしゃぁ英語が苦手なのじゃ・・・、坊主通訳してくれ」

「アズチジョウ、カンセイオメデトウゴザイマス。ワタシノキールアーチ採用アリガトウ。未来ノニッポンデハ不評ナノデコノ時代にプレゼンシニキタシダイデス」

「デアルカ、未来のニッポンもショウガナイノウ・・・」

「坊さん、坊さん、ちょっと・・・・」

「てやんでぇ、てめぇは誰でぇ?この猿・・・・」

「羽柴筑前煮でござる・・・」

筑前煮なんか食いたきゃねぇや・・・。毒まむしの娘、やっぱり濃姫がいい。。。男は嫌いじゃ・・・」

「ま、そういわずに・・・」

「であるか・・・。まぁよいわ。わしも最近未来のテレビ番組で出ずっぱりだったのでな・・・・。役者がわしを持ち回りで演じているので疲れるわい。あ~いそがし~~~~~^0^」

「そういやぁ、幾日か前に未来から変わった者が白装束で参りましてな。なにやら泊林研二郎という名でござった・・・」

「であるか、光秀。くるしゅうない、その者ワシの部屋に通すがよい・・・」

「ご尊顔を拝し、恐悦至極にぞんじたてまつりまつりっまつります~」

「であるか。戦国の言葉にまだ慣れとらんようであるな。おぬしのことは安土の城下でも有名じゃわい。泊林殿と言われたな?・・・」

「はははははぁはぁ・・・・」

「まぁ、そう堅くならずともよいではないか・・・。いったい未来で何をしでかしたのじゃ?大体のことは蘭丸とクロから聞いておるがな・・・」

「実は拙者の描いた、いや手配した意匠の品が、オランダ屋敷の家紋と同じだと言われましてな。真似したのではないかと・・・」

「であるか。未来の言葉でエンブレム。黙って真似したんだろう、そうなんだな・・・」

「いえいえそんなせっしょうな。拙者はやってはおりません。部下のものがやったのでござる・・・」

「おぬしのせいではないというのだな?」

「いかにも・・・・」

「そういえば、電博殿、森殿、武藤殿がおらぬが・・・、未来ではさぞ居ずらいであろうな」

「こんどこちらにお呼びいたす・・・」

「であるか・・・」

「おい、てめぇ、部下のせいにするとはどういうことだ。一心太助がだまっちぁね」

「太助殿、もう良いではないですか。プレゼンはハッキリ言ってハッタリなんですから。嘘ついて当たり前。新国立なんかハナからできるわけないんですよ。ゼネコンがからんでますからね。外国人排除。国民は知りませんけど、2020東京五輪は招致するべきでなかった。アベノミクスだって失敗なのに、円安操作のカブつり上げで日本は大混乱。座波殿には申し訳ないが・・・諦めてもらうしか。災害なんかよりも安保ですよ安保・・・」

「アベチャン、マァマァ、イインジャナイデスカ。ヒトノセイニスルノハ、イキテイクタメノホウベン。ウソダッタケド、ニセモノノ ビン・ラディンモカタズイタシ。ワタシモ、ノーベルダマシテ、ヘイワショウ、トッタデショウ。コトバヲウマクツカエバ、ナントカナルモンヨ。イエスウィキャン。アベチャンハ スッカリ ペンタゴンノケライ。オスプレイモ、F35ノソアクヒンデモ、カイトッテクレル。イイヤツダ・・・」

「であるか。オバマ殿、もうよいではないか。おぬしも人の事が言えまい。恥をしのんでも、雲隠れか。正直でよい。いい度胸だ・・・。わしの家来にならぬか?おぬしの無骨がほしいのじゃ。光秀じゃ軽くてやばいんじゃ・・・」

「ノー、サンキュー・・・・。」

「であるか、未来のはしくれ殿には無理じゃったのう。許せ・・・」

「お屋形様、この猿めのことは・・・」

「もう考えておる・・・。踊れ踊れ・・・」

安土城完成おめでとうございまする、親方さま・・・」

「であるか、堀北姫は土方殿とめおとになるのか?」

「はい、お殿様。私は土方様の心根がほしゅうございます。奥さんになりた~~い^0^」

「まきちゃんん、あんた、バカじゃねぇのか。梅ちゃん先生にでもなれ。交際期間ゼロでもええっちゅゆうのんか?俺にはついてくるな。ファンが泣くぞぇ。それじゃ、ほかの芸人とたいしてかわらねぇ。その根性、たたき直してやる。函館の五稜郭行く前に、この兼定で切ってやるぜ・・・」

「あれ~~~~~。とし様、お、おゆるしを・・・。それは覚悟のこと・・・」

「そうか、ならいい。これからは、気持を入れ替えてガンバ大阪、心の中は浦和レッズだ~~~。みんあ、じゃぁな・・・」

「何言ってやがる。偉そうに。ほんとに、あいつは、土方かい?・・・」

「人生いろいろ、役者もいろいろ、地上波デジタル利権もいろいろ、総選挙もいろいろ、格差社会もいろいろ、郵政もいろいろ、庶民の統制もいろいろ・・・。だまって、いればわからないんじゃないでしょうかね。アメリカさんのいわれるままにしておけばいいんです。郵政の資金は流す約束も果たせたし、保険も株もみんなオバマチャンにあげちゃおうかな・・・」

「おいおい、小泉がいまさらなんだよ・・・」

「Yes, you can。ニッポン ノ コクミン ダマシテ クレテ アリガトン・・・」

「TPP、アベノミクス、ゴシンパイナク。アベチャンガ、コクミンヲ ウマクダマシテ、ソフ ノブスケジイサマカラノ ヤクソク ハタシマス。ダカラ、ヤスクニハンホットイテンナ」

「てめぇはいいよねぇ。派閥にかくれて、自分の派閥肥やしちまってさ。景気が上向いてるってマスコミに指示したのはてめぇかい。ちっとも景気なんかよくねぇぞ~~~。八百八町の旦那も青息吐息、火の車だ。ほんとのこと言ったらどうだい?」

「それはご勘弁を・・・。(うるさい坊主だなぁ・・・)」

「なにを・・・・・・」

「聞こえた?」

「腹の底でいってるじゃねえか・・・」

「にげろ~~~~~」

「土方さんに追わせろ・・・」

「800年後にこのような、時代になるとは思わなかったぞ。美しき国はどこへいったのじゃ・・・」

「御曹司・・・・」

「弁慶ではないか。年末年始は多忙なのにご苦労なことじゃ。まつけんサンバは順調なのか?吉宗公は元気か?」

「だんなはたしか・・・・」

「余の顔を忘れたか・・・」

「忘れもしねぇ、最近若い娘を囲った・・・・」

「第一夫人なのだ。。。許せ・・・・」

「太助のマドンナだったんですぜ。幸せにしてくださいまし・・・」

毘沙門天の化身なり~~~~」

「だれでぇ、あんた・・・」

「坊主、化け物に対して無礼である。わしは春日八郎の死んだはずだよオッかさんが好きなのじゃ。紅白には出ているのか。景虎はどこにいる・・」

「父上、違う違う。お富さんでござる。お久しぶりで御座る。今度大河ドラマにて共演でござるな・・・」

「みんなは前のGaktoがいいっていうとる。阿部寛じゃだめなんかい?」

「日光の一つ手前・・・」

「どういうことじゃ?」

「イマイチ(今市)」

「若いのにオヤジギャグが好きじゃのう。甲州夫人(菊姫)のこと頼んだぞ」

景虎がもらってもいいんだ?歴史が変わりますよ。」

「わしが死んだら家督は景勝には渡さん。知ったことか。」

「案外無責任ですね~~~。どんと晴れのヒロインさんに叱られますよ」

「ど-でもいいんじゃないですか~~。そんなこと。信長さん、この時代には株売ってないんですか~?」

「であるか。堀江右衛門になにか株かNISAを売ってやれ。光秀にもだ。猿・・・試しに試食させよ・・・」

「お屋形様、あの株だけは・・・・」

「どうしてなのじゃ、わけを申してみよ・・・」

「本能寺のヘンな株でして・・・・」

「だから売るのじゃ・・・」

「・・・なるほど。そうすれば、お屋形様は生き延びられる、ということですね?」

「であるか・・・・・・・」

 

と言う具合に賑やかな夢想の宴でござった。つまらぬ夢でおったなら許されよ。安土城の信長殿が築城の祝いの宴席の光景でござれば。