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1587<道満丸景虎と小姓の戯言>(天正戦国小姓の令和見聞録)HB

人類の歴史を戦国の小姓の視点で深く追究していきます。

「日の本ブログサービスの変遷と状況の検証」

 

<道満丸景虎と小姓の戯言0208>episode208,season3

(戦国小姓の令和見聞録)

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春日山城、鳴海幕府(開府1587年)

お屋形様:上杉道満丸景虎

見聞録及び戯言検め:小姓 仁科源太

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天正四百五十二年 弥生月十七日

「日の本ブログサービスの変遷と状況の検証」

 其方達は日の本では二〇〇四年からブログという世界には殆どが体現しているはずじゃが、正式にはWeblogと申す。ブログサービスの泰明期では、ameblo、livedoor(現在は韓国系企業LINEの子会社)、はてなブログ、Seeasa、Excite、Yahooブログ、Operaコミュニティ、Google+、Blogger、など増殖しておったが、中には閉鎖に追い込まれたサービス会社も多くお見受け致した。特にLivedoorは当初堀江殿が音頭をとっておったが、ニッポン放送株やフジテレビとの軋轢で大がかりな経済事件に発展し、LINEなどを構築しておる韓国系の企業に身売りをしておる。ライブドア事件が起こる前までは芸能関係のブロガーが数千人もおったが、皆アメーバブログなどに引っ越しをしておると軒猿から聞き及んでおる。国内ではアメーバの会員数は約六千五百万人、FC2ブログが二千万人、はてなブログが約千二百万人、ライブドアブログSeeSaaブログは非公開、Bloggerも非公開。ランキングが一位から三位までは把握できるがそのほかは事の他そう多くはなかろう。今ではGAFAM(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン、マイクロソフト)というIT企業が世界を支配しておるようじゃ。あのとき、もし日の本が米国民主党政権でのスーパー301条項での基本OS,Toron-Bの脅しをかけられなければ、アップルとマイクロソフトは存在していなかったはずなのじゃ。そういたすと、今ではGAFTという略称が世間を徘徊しておったかもしれぬ。敗戦国になった日の本は米国側からすれば隷属化における立ち位置から逃れられぬ宿命にあったのかも知れぬ。それ故、戦の場合は有利な負け方を如何に徹底するかしなかったかという一つの教訓になっておる。今となっては致し方ござらぬ。

 このところ米国大統領選挙での政争の具にされておる、日の本企業のUSスチール買収問題でござるが、元々は米国政府からの仲介で破綻寸前のUSスチールの買収が持ちかけられたのでござるが、いざ選挙の獲得票の妨げになると、手のひらを返して買収に反対の姿勢を取ろうとするのは合点が行かぬ。バイデン殿もトランプ殿も同じ穴のムジナでござる。日の本の基本OSであるTron-Bの不条理な貿易障害扱いをしたスーパー301条の適用の悪夢が再現されようとしておる。それならば、何を言われようと買収案を白紙にして、USスチールが破綻したあとにすれば良いだけのでござる。岸田殿は何もためらうことはない。やられっぱなしは後々の政に関わる故。ベトナムは多くの犠牲を払いながらも唯一米国に勝利した国でもある。原爆投下というジェノサイドを敢えて選択した米国政府は、一億層玉砕戦略で日の本が最後まで戦ったら100万人ほどの兵士の犠牲をだすとの予測を元にしておると聞き及んでおる。広島・長崎に投下した背景には人種差別的な事象があったことは推測されるが確かなことは憶測の域からは無理でござろう。投下した側はその正当性を貫いておるからじゃ。本当のことは歴史の闇にあるやも知れぬ。原爆がなければベトコンの様にパルチザンもどきの長期戦をして勝っておったかもしれぬが、領民にとっては何よりも終戦に漕ぎ着けたのは良き事でござる。ウクライナ露西亜では昔は兄弟の様な間柄ではあったが、ウクライナの指導者が武器攻撃での勝利を頑なに貫いておる限り停戦や休戦の話など纏まるわけがござらぬ。互いに政の善し悪しを言っても埒があかぬ。要するに戦には落としどころが絶対にあるのでござる。一番困るのは内外の領民でござる。国としての対面と領民への愛というバランスをどう取るかがリーダーの資質というべきでござろう。戦に勝つか負けるかでその後の未来は決まるものだが、敗戦しても強い精神的な操と自己主張は続けるべきでござる。大事なのは「和をもって尊しとする」姿勢が周りに与える影響は大きい。

 ブログは公的なコミュニケーションツールとしての価値が大きい。仕方がござらぬが閉鎖的なSNSは社会的な基盤が薄い故、ごく限られた者しか恩恵がない。検索ではブログの記事が上位に来るそうじゃ。SNSやHPでは検索に引っかからない。今はブログの新たな再発見をする時期に来ておるのやもしれぬ。

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