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The Moyurupen Street Journal for hatena

公平と正義の名の基に、時代の潮流を縦横無尽に駆け回ります。

「はい、こちら2020東京五輪」(Behind the Story 2020tokyo)


BEHIND THE STORY 2020 TOKYO(2016.Vol.04.05.06.07)

 

「はい、こちら2020東京五輪」(Behind the Story 2020tokyo)


第八章 「新たなる未知へ」


<第八章:その一>


今年はどんな年になるのだろう。1月20日からトランプ新大統領が今後4年もしくは8年の間、U.S.A.の政を取り仕切るわけだが、世界は混迷の度を深めている。1992年に米国が中東の地で勝手に世界秩序と称して以来、2001年の911までの間、中東を蹂躙してきたツケがいままさに回ってきているといえそうだ。米国や英国はイラク大量破壊兵器を理由にフセイン政権を倒し、理由もなくフセイン氏を処刑し、リビアカダフィ大佐を殺害し、ビンラディン氏の命を奪っている。大義は整えたが、間違っていたとい、後で言われてもその責任は全くといっていいほど、取られていない。そのあおりで、難民や経済格差の増幅が日に日に増している。中東で事を起こした当事者達が、避難民を受け入れるどころか、壁を作り彼らの行き場を閉ざしている。誠にもって理不尽としか言いようがない。そういう状況でも世界の歴史は塗り替えられていくが、2017年の予測は自ずと察しがついている。
今年は米国の新大統領トランプ氏が就任し、日本にも大きな影響を与える事だろう。不透明、想定外、疑心暗鬼というトランプリスクの有り様に、うろたえる日本の各業界。
ま、なるようになると言うことだ。
◆2017年大予測(ランダム)◆
1)安倍政権の解散総選挙が秋より早まる。6月の都議会選挙では自民党議席が大幅に減り、公明党も小池側に周り、与党ではなくなる。トランプ政権の日本へ締め付けが予想以上に強く、ドル安円高傾向が長期間続き、企業の収益が悪化し、死に体のアベノミクスは終焉を迎える。黒田バズーカ砲も空になり、アベノミクスも空ふかしになる。世論の政権交代の声が強まり総選挙は、少しでも議席減を回避するため早めるしかなくなる。

2)過労死事件を安易に捉えていた電通が解体危機に陥る。これまでの電通なら政治力でもみ消せたであろう過労死問題も、書類送検という軽いもので終わったが、全く反省の色が見えていない。マスメディアも正面切って電通批判をおくなうようになり、電通のマスメディアへの支配力もなくなってきている。
3)日経平均は10000円前後、円は100円~90円台まで推移する。
4)日本の企業は米国内で雇用を直接増やすよう強要される。例えばトランプ氏の意地と粘着性のある戦略で、トヨタやホンダ、日産などは目に見える形での雇用増に応えるため米国内での新たな工場建設を迫られる。そうでもしなければ日本車バッシングは深刻なものとなる。
5)白人ファーストの世界の声が大きくなり、米国は保護主義一辺倒になる。
新興国は壊滅的打撃を被り、世界恐慌が再び訪れる。
6)米国では第二のサブプライム問題が表面化する。2008年頃は住宅だったが、今度は車。かなりの不良債権がでそうという。
7)第三次世界大戦が本格化する。
8)2020東京五輪の開催が危ぶまれる。
9)純国産ステルス戦闘機が量産化される。ポスト安倍政権下での話ではあるけれども、日米安保原子力地位協定の見直し論議が活発化する。
10)米国がAIIBに参加、日本は梯子が外される。

電通の立場がこのところ危ういようだ。未だに70年代の古い広告業体質から脱け出せず、ネット社会での広告戦略に後れをとり、その焦りが過労死での一連の事件を起こし、ネット広告での不正請求が1000件ほどの不祥事にいたったのは必然といえる。高橋さんを追い詰めた上司の名前はネットで話題になってるが(出すのは現時点でむずかしいので、探偵社か内部告発、週刊誌のスクープにゆだねるしかなさそうだ。必ず名前は割れるだろうが)、電通らしからぬ後手後手ぶりに、これからの業務にはかなりの負荷があることだけは確かだ。JRA岐阜県庁などが電通の入札を停止。一般企業の電通外しはもはや聖域ではなくなったか。それでいいのだ。官公庁は一般企業の広告主とは違い、広告会社のからの支配からは外れているので、かなり強気で攻められると言う利点はある。他の広告会社にとって官公庁からの広告出稿はのどから手が出るほど、欲しい仕事だから、電通が入らなくなることは、ライバル社からしてみれば、願ったりかなったりということになる。それだけ、広告界は電通の独占的な市場となっていたということだす。そもそも電通は戦前満州での活動(満州国通信社)を戦後国内に移しただけ。安倍首相の祖父である岸信介氏も深く関わっていたようだ。だからいまでもこの通りのありさまで、今の時代にはそぐわない企業ともいえるでしょう。厚労省電通7000人の過去1年間の出勤状況の資料を押収したように、これまでの電通ではまったく考えられなかったことが起きている。電通解体への序章がいままさに始まっているかのようだ。マスメディアと広告主のダイレクトで公正な業務が今後の課題だろう。広告代理店ではなく広告主自らが、ハウスエージェンシーを持つ時代になってきているのかもしれない。電通がなくなっても広告主はちっとも困らないわけで、むしろ広告業界は正常な競争原理で動くことになる。電通鬼十則は消費者向けではなく、企業側の論理で、社会の良識に背を向けるような代物だった。世界的な流れである、一業種一社制が浸透しない日本では、今後グローバルな枠組みで対処していくしかないだろう。



<第八章:その二>


トランプ政権の余命と今後の予測が気になる日々である。2020東京五輪の開催側のドタバタが留まるところを知らない。豊洲市場移転計画はおそらく白紙になるだろうと船橋君とみどり君が言っていた。地下のベンゼンの値が通常の70倍もあるのでは、市場移転どころではない。当時の石原知事には責任はないのだろうか。僕も船橋君も安藤も検察が動かないのはどうも納得できない。安土城の信長公と退任後のオバマ氏が飲み交わしているという。その二人の話からして、これからの展開を予想してみよう。
トランプ氏が新大統領に就任したが、予測不能の事態にマスメディアは困惑しているようだ。大きな流れとしては、米国・ロシア・中国・英国・フランスの国際連合常任理事国が、今後も世界を牽引するという状況は変わらない。だが、はたしてそうなのだろうか。トランプ氏の本音はTwitterから垣間見られることに、周りは気が付かないのだろうか。
僕はトランプ氏の真の目的は、大統領選挙に勝って米国大統領になることで、政権の維持や寿命には関心がないと見ている。政権は一年持てば良い方だろう。その後はマイク・ペンス副大統領に、政権のバトンを渡すことになる。だから強硬な大統領令をバンバンと威勢良く出せる環境にあるのだ。2011年頃出生疑惑で話題なったがそれが証明され、トランプ氏はオバマ大統領から失笑させられた。その事が彼の名誉と人格を傷つけ、カンターパンチを食らったのだ。彼はそれ以来リベンジとしてどうしても、大統領選で勝つことが目標になってしまった。もともと民主党サイドで身を置いていた。ヒラリー・クリントンにも献金していたのである。彼は、実は以前から不仲ではなかったヒラリー・クリントン民主党から立候補することで、門は閉ざされた。が、彼は手薄な共和党から指名されるためになりふり構わぬ言動で、票田の白人労働者層や、職にありつけない層の本音をくみ取り、大PR戦略で「MAKE AMERICA GREAT AGAIN」という言葉をわざわざ商標登録までして活動をした。本選では徹底的にクリントン陣営を叩いて見事勝利したのだ。彼は失われたオバマ政権の八年間のウミを出し、提言という形で矛盾した大統領令を発令したのだろう。およそ100日間の広報戦略だけで十分目的は達したのだ。この時代に生きいていくのなら斜め感覚でトランプ新政権を捉えていく事が大切だ。だから足元を見られた日本の首脳は徹底的に、ドナルド・トランプ氏との格闘技に挑戦した方が有利になる。ドナルド・トランプ氏はエスタブリッシュメント既得権益や失業者増大・不法移民への反感を抱いており、オバマ政権の残した負の遺産は、どうしても処理しなければならないと思っているのだろうと私は考えている。日本がいくら米国従属国といっても、国民の虎の子であるGPIFの公金や税金を大量に投資しても損失補填の保証はないのだ。日本の米国への偏りすぎは危険なものとなるにちがいない。


<第八章:その三>


武蔵境のパワースポットから久しぶりに我ら三人は、安土城の天主閣に赴いた。上座の宴には、信長公を囲んで、ドナルド・トランプバラク・オバマ、朴、プーチンが顔を揃えている。下座に位置する僕達は、彼らの会話に耳を傾けた。
「であるか、お歴々の方々存分に召し上がられよ・・・」
「make America great again.ノブナガサン、カタジケナイ。アナナタゲダヨ、オレノミカタヲスルノハ」
「であるか。じゃがな、大統領令を軽はずみにバンバン出せばいいもんではないぞ」
「モウ ワシァ、イツヤメテモ イインダモン。オバマニリベンジシタカラサ。イバンカ ガイッテタガ、アトハ、フクダイトウリョウ マイク・ペンスガ ワシノンアトヲ ヒツグダケダトヨ・・・」
「であるか。これ、めったな事を申す出ない。オバマガオコッテオルゾ」
「yes you can not.ワタシハ、アンタニナンカ、ダイトウリョウニ、ナッテホシクナカッタヨ。アノトキノコトヲ、マダ ネニモッテンノ?」
「アタリマエダノ、クラッカーヨ。アントキハ ヨクモ コノオレヲ バカニシタナ・・・」
「アンタガ、ワタシノ シュッセイヲ ウタガッタカラサ」
「アントキ、オレハ ミカエシタヤロウト ココロニ キメタノサ・・」
「ケッキョク、キミハダイトウリョウニ、ナレタンダカラ、モクテキハタッシタノダナ」「モウ、ヤメチマッテモ イインダ。ソノウチ、ダンガイシテクレルサ。ハヤク フツウノ シゴトニ モドリターイ・・・」
「勝手にもどればいいだろ。この坊主はおまえにお前に大統領が務まるはずぁねえと思ってたよ・・・」
「イカスミダ、ボウズ ハナホジレ チョングルナ」
「誰だテメェは?」
「パクパク キンシン イカスミダ・・・」
「たいへんだなぁ、てめえも。ま、そのうちほとぼりがさめるだろうよ。もうちょっとの辛抱だ・・・」
「ポルシカ ボーレ ウラジミール アンドロポフ、カチューシャ ハボマイシコタン ムリジンシキー・・・」
プーチンじゃねぇか・・・。ナニ、島を返さないって・・・。仕方がねぇなぁ・・・」「であるか、21世紀も大変じゃな。16世紀に戻ればよいではないか。ワシの供をせよ」
いまの時代、地球の文明には指導的な立場のカリスマがいないのが悩みの種だ。世界のあちこちに難民や移民がごった返しているが、一番の原因は、欧州や米国という列強国が1世紀か2世紀前にオスマン帝国を分断し、最近でも、中東での利権を掌握しようと勝手に世界の秩序を再構築しようとし、中東各国のその犠牲者が難民となって、生活できなくなったからだろう。原因を作った各国が混乱させたという非を認めず、入国を拒否するのは人道的にも許されないし、彼らに対する責任の所在もあやふやで、誠に勝手すぎるといっていいだろう。トランプ氏にはこの点をハッキリしてもらいところだ。併せて気になるのは、第2のリーマンショックの種をまこうとしていることだ。ウォール街よりの金融規制を解除しようとしているようだが、トランプ氏はウォール街の改革を唱えていたのではなかったか。トランプ氏は持っても今年いっぱいだろうが、共和党内部では、マイク・ペンス大統領のシミュレーションを見立てているという。トランプ音頭は今だけのようである。



<第八章:その四>


 北朝鮮の内政的なことではあるが、金正日氏の長男である金正男氏がマレーシアで殺害されたという。その息子さんは政権運営に深い関心があるという。深読みし過ぎかも知れないが、そうなると彼を中国が後押しをし別の北朝鮮政府を樹立させ、正当化させ現政権を打倒するという予測は考えられなくもない。
 一方日本国内では、安倍首相夫人も関わったとされる森友学園の国有地払い下げの問題で日々話題が増幅し、解散総選挙も不可避の状況となっている。おそらくそうなるだろう。日本では、首相の首の取り替えはいくらでも可能であり、誰がなろうとも米国との関係は変わりがないというのが常識的な見方であると考える。
 小池都知事都民ファーストが小池ファーストになっているようだ。2020東京五輪の運営にしても、豊洲市場問題にしても、スムーズに解決出来るとは思えないし、都議会の改革を優先している現状で、今後それが国政選挙と連動してしまうのではないかという懸念は払拭できない。都知事のあとはまた国政に戻り、総理を目指す腹は見えている。
 米国では予想どおりトランプ大統領が公約どおり白人至上主義的な大統領令を乱発し、閣僚が決まらないジレンマに陥っている。就任後100日行動計画の三分の一を終え、トランプ相場は今後、弾けるものと見ている。イスラエルの大使館をエルサレムに移設するというのは、中東に再び、戦争の火ぶたを切るきっかっけになるかもしれない。
「どういうふうになるんやろなぁ・・・。森友学園。安倍ちゃんは首やな。しゃぁないわ・・・。文科省天下り斡旋問題は氷山の一角やしな・・・。日本は全く美しい国どころか、汚い国になっちまったやないんか・・・」」
 安藤も船橋くんも僕もなかばあきれている。一番怒っているのは、銀座のマネキン嬢たちだろう。彼女達の会話には勉強させられる事が多い。ダブルワークだが銀座のクラブで日々磨いているからだろうか。銀座の松坂屋が改築でそろそろオープンするらしい。マネキン嬢達もそこからオファーがあり近いうち働くことになったらしい。明美ちゃんから連絡が入った。七丁目のライオンの一階は改装中で閉店らしいから、伊東屋の最上階の喫茶ルームで、親睦会を行うことにした。彼女達と今度会うのを僕らは楽しみにしている。

「トランプ・安倍外交の斜め読み」

「トランプ・安倍外交の斜め読み」

戦後の国際連合の世界秩序は堅牢で、
21世紀になってもそれは動かしようがない。
敗戦国である日本がどうもがいても、戦勝国五ヶ国(中国は例外)以外の
常任理事国になると言うことはあり得ないし、
北方四島ヤルタ会談で決まっていたことから返還はありえない。
こういうことを言うと非国民と思われるかも知れないが、
ミリタリーバランスでみるならばそれが正しい見方だと思う。
トランプ氏と安倍氏の日米首脳会談は、個人的には、
どう見ても生理的に受けつけようとしないのだ。
トランプ氏は選挙前の公約どおりのことを実行しているだけのことだ。
支持者からみれば痛快そのものだろう。
日本に対しては強行的な発言が目立ち、どうなることかと思いきや、
いざ会談では、言葉は不適切かも知れないが、安倍氏がトランプ氏の
娼婦のような振る舞いには個人的には気持ちの良いものではなかった。
60、70代の高齢の男同士が握手や抱擁のシーンを演出したその裏には、
何があるのだろうかとふと思われても仕方がない。
安倍氏がトランプ氏に何も発言しないのは、
彼の考えに無条件に同意したと世界は受けとめていることだろう。
日本へは年間8000人もの難民申請があるのに、
認められたのはわずか30人未満では、
世界に対して胸を張っていえる状況ではない。
だからコメントは差し控えなければならないことになる。
天文学的な累積債務と巨額の財政赤字を抱える米国。
日本側では金融緩和が為替操作という意識はなかったわけでもなさそうだから、
トランプ氏の主張には一理あることも認めなければならない。
米国と中国は日本より親密度は高いし、同じ常任理事国同士でもあるし、
キッシンジャー氏が日本よりも中国重視であることから、
トランプ氏もその点では十分指示を受けている可能性はある。
よって、両国で太平洋を二分して管理したい思惑は、
水面下では必ずつながっているはずだ。
米中の共同軍事演習の仮想敵国は何処なのかは当然推測できるし、
中国がこのところトランプ政権を静観していることでもわかる。
国連の条文には旧敵国側(日本・ドイツ・イタリア)が、
新たな世界秩序を形成しようとする何らかの兆候があれば、
これを壊滅できることが盛り込まれているし、
日本が集団的自衛権専守防衛に優先して行使すれば、
その適用範囲となることは想像に固くない。
日本はトランプ・安倍会談は満額回答だなどと、
浮ついている場合ではないのだ。



"Diplomatic scanning of Mr. Donald Trump and Mr. Shinzo Abe"


The postwar world order of UN is solid.
Even if it'll be the 21st century, that can't move it.
Even if how does Japan which is a vanquished nation struggle, one besides five victorious countries (in China, exception)
They can say that it'll be a permanent member of the Security Council, or.
The four northern islands are Yalta Conference and because it was decided, the return is impossible.
When I say such thing, it may seem an unpatriotic person.
I think that's the right point of view when it's judged by The Military Balance.
The Japan and U.S. summit of Mr. Donald Trump and Mr. Abe, personally.
Even if it's being seen, I don't try to accept physiologically.
It's that Mr. Donald Trump is just carrying out the thing which is as pledge before election.
When judging from a supporter, it'll be itself excitingly.
An enforcing remark stands out to Japan, and that what happens, concerned putting and.
Well, a word may be improper at the meeting, Mr. Abe is the one of Mr. Donald Trump.
It wasn't a pleasant one personally in behavior like Courtesan.
In its back where 60 and between the old men in seventies produced a scene of a handshake and embrace
The order by which I thought what to have suddenly.
China and U.S. have a degree higher than Japan of close friendship and are also between the same permanents member of the Security Council and.
Because Mr. Henry Kissinger is Chinese emphasis more than Japan.
Mr. Donald Trump is in the enough mind by the point, too.
Therefore the expectation which would like to divide the Pacific Ocean in two by China and U.S. and manage?
It should be connected under the surface of the water.
It can be guessed of course where the potential enemy of China-U.S. joint military exercise is and.
I find out that China is calmly watching political power of cards recently.
The former enemy country side tries to form a new world order into a text of law of UN.
When there are some signs, it's incorporated to be able to destroy this and.
When Japan gives priority to right of collective self-defense in defensive defense, and it's used.
It isn't solid in imagination to become the coverage.
Such as Japan and U.S. meeting of Mr. Donald Trump and Mr. Shinzo Abe is the full amount answer.
It isn't when it's restless.

それでもトランプが大統領になる根拠。

「それでもトランプ大統領が誕生する根拠」


この記事を読まれる方は、疑いの目をもって臨んでいるだろうか。ヒラリークリントン世論調査で大きなポイントの差を付けられているのに。共和党・民主党の大統領指名が成立し、ようやく本選に突入した。過激で不条理で非常識な発言が目につき、共和党内でもバッシングの目にあっているトランプ氏だが、かつて事業で破産し、挫折を経験したことが打たれたれ強くなっているからだろうか。小学生レベルの腕白少年スタイルの演説が、人々の心に何故入ってくるのか、約束を守らない既成の政治家や政権が選挙を終え、権力の座に就いたとたんに、有権者を裏切ることが常になったこれまでの積み重ねが、若い人や不満を持つ人のストレスになっているからにほかならないという理由は排除出来ない。政治的には未経験なほうが「米国の大改革」につながる可能性は高いとみるべきでしょう。それは、別角度から新鮮な目で思考や判断ができるからです。物事を単純明解に捉え思ったことを無欲で訴える。何をいわれても、四面楚歌におかれても、トランプ流の広報戦略は一つの指針に、参考になるかもしれない。


●参考その一:民主党がいつも勝利している4つのブルーステート州が存在するが、民主党に票を入れても彼らは置き去りにされているという。ミシガン、オハイオペンシルベニアウィスコンシン。この四つの州を押さえればトランプ氏の勝利は間違いないとされている。


●参考その二:白人と若い人のヒラリー不支持は相当なものらしい。サンダース支持者はヒラリーには投票しない。若い女性はヒラリーには投票しない。


●参考その三:ヒラリーのタカ派ぶりはブッシュなみだという。彼女が大統領になったら、世界への軍事介入は増すだろう。イランに極秘で身代金を現金で輸送することは、民主党政権はいとも簡単にやってのけるのはその一端を披露したに過ぎない。「クリントンキャッシュ」はクリントン財団への莫大な寄付金を違法性のある蓄財であるということが排除出来ないという。トランプ氏はこれを一大スキャンダルとTV討論の隠し球として用意しているに違いない。かの、4年前かなり劣勢であったミット・ロムニー氏がTV討論でオバマ氏をディベートで勝利し、最後まで接戦に持ち込んだことを覚えているだろうか。

●参考その四:米国民にはブラックユーモアを好む傾向にあるらしい。真面目臭い当たり前の事しか言わない演説にあきあきしている人達は多い。目の前の生活をなんとかして、とか就職したいとか、学生ローンが苦しくて払えないとか、身近な問題を小学生レベルでもいから何とかして欲しい。オバマ氏は優等生でセレブな大統領ではあったが、結局なにもしなかった。

●参考その五:白人系の若者はヒラリーを嫌悪していることから、サンダース氏が彼らを裏切った形なので、トランプに票を入れる可能性は高い。ヒラリーの健康問題や寄付金汚職の問題も山積していることから、トランプ側は標的にしやすい環境にある。

 

 

 

「はい、こちら2020東京五輪」第五章<その七>

■「初めて読まれる方へ」<これまでのあらすじと今後の展開>■
【以前中堅の広告代理店「くろくま広告社」で働いていた僕は、商学部出身の船橋君とは同期入社組で、後に美大の後輩である毒舌家の安藤も入社した。彼とは学生時代からなんとなく馬があう仲である。船橋君は会長の一人娘美智子さんと結婚し事実上の婿殿的存在。美智子さんは前会長の跡を継ぎ、船橋君は代表権のないCEOとなった。僕はその夫妻の娘みどり君の初恋の対象になった。当然、巷的にいえば不倫となるが、そんなどうでもいい噂など気にしてはいられない。こう見ても僕は立派な?家庭人なのだ。イケメン系だけれども、野猿系の妻恵理子と同じく野猿系の一人娘であるメタボリックな千鶴がいる以上は不道徳な事は出来ない。だが、プラトニックな淡い恋は誰にも渡すわけにはいかないし、公言するわけにもいかない。ましてや、親と子の年齢差がある恋沙汰などできるわけがない。といっても、恋は恋。透明な慕情は失いたくはない。みどり君は大学を卒業し、都庁に就職した。だが、将来はくろくま広告社の音頭をとることにはなるのだろう。その時までの修業なのかもしれない。千鶴は大学に行かずJSCの非正規社員で働き出した。妻の恵理子はガンを患い、僕はその日から作家を目指し、ボランティアをしながら細々と努力をしている毎日。そんなとき、東京都が2020夏季五輪の招致都市に選ばれた。「くろくま広告社」は五輪関連の仕事は来ないが、知人のアートディレクターとは付き合いが深い。招致が決まって上手く行くと思いきや、五輪での運営側の問題が深刻になってきた。今後どうなるのか。固唾をのんで見守りながら良い方法をと、僕と船橋と安藤がドキュメンタリータッチで話を進めていきます】

★目次・進捗状況★
「はい、こちら2020東京五輪
<2015年~20208月の開催日まで継続予定です>
■[2015]第一章 透明慕情:その一~その四
■[2015]第二章 2020東京オリンピック開催決定:その一~その六
■[2015]第三章 1940-2020 歴史は繰り返す:その一~その八
■[2016」第四章から第七章(予定)
■[2017」第八章から第十章(予定)
■[2018」第十一章から第十三章(予定)
■[2019」第十四章から第十六章(予定)
■[2020」第十七章から第二十章(予定)

 

 

 

第五章 新たな始まり<2016>


<登場人物>

・僕:中山正輝
・僕の妻:恵理子(野猿系)
・僕の長女:千鶴(野猿系)
・同僚:船橋真吾(イケメン系:代表権のないくろくま広告社社長)
船橋くんの妻:美智子夫人(ハイソ系:くろくま広告社会長<実質的な経営者>)
船橋くんの娘:絶世の美女:みどり君
・銀座マネキン嬢(昼は銀座通りのマネキン嬢、夜は銀座のサロン嬢:ユキ、ナオミ、サトミ、ミキ他。全員国立大出身のインテリ)
安土城天守閣での時空を超えた歴史上の人物の面々。
美大の後輩:安藤(アートディレクター、ソラミミスト今東光似の毒舌家)
・くろくま広告社元会長:広瀬弘文(美智子夫人の父)
・銀座の若旦那衆他
霞ヶ関官僚、国会議員
・その他随増殖・・・

 

<第五章:その一>


 久しぶりにマネキン嬢達が遅れてのGWウィークを楽しむらしい。昼は銀座のマネキン嬢、夜は銀座のホステスのアルバイトと、最近みんな疲れが出てきているらしいのだ。船橋君はじめ、僕と安藤も、良い機会だから親睦会でもということで、この日は、船橋君の行きつけのレストランに呼ばれた。水道橋の東京ドームホテル3階にある「RILASSA(リラッサ)」のランチバイキングは予約した方が良い。人気のあるレストランだ。一人3,000円ほどかかるが、船橋君は10人分席を取っていた。マネキン嬢が安土城では信長公の側室にならずに済んだということと、このところの世界情勢がかなりやばいことから、賑やかな食事会とマネキン嬢のワンマン時事歓談会になることは避けられない。
「お、なおみちゃん、しばらくだねぇ・・・」
「安藤君もね。同じ関西人、なかよくしまひょ・・・」
「ユキちゃんは無事安土から逃げ出せてよかった・・・」
「それがね。いるのよぉ。。。。そこに・・・」
「・・・・・、今東光の分身かい。」
「おい、てめえら、しばらくじゃねぇか。未来もたいして変わっていねぇなぁ・・・。船橋どん、信長公が寂しがってぞう。落ち着いたらけえってあげな・・・」
パナマ文書ってなぁに・・・」
パナソニックの電気のマニュアル?」
ペリカン文書っていう映画のパクリ?」
「パパがナマでママにサービスって意味?」
「運河の通過証?」
「ちがう、ちがう、パクリでナマエがマジニわかった・・・」
「どれも違うゾ、おめえらは、ちっともこの時代の出来事わかってねぇんだな。つまり、こそこそ小銭を貯め込んでこそこそ人生を生き抜く奴らの、セコイ箪笥預金みたいなもんさ」
「それってさぁ、違法なんじゃないの?」
「法律ってもんはいい加減なもんじゃ。坊主の世界もな。世の中、銭があればそれでよしというのが気にいらねぇ。その点、船橋殿は恵まれない庶民のために財産を投げ打って、支援している。俺は、一目おいてるんだ。戦国の殿様にだってなれる。信長公もそういっておる・・・」
パナマ以外でも結構あるらしいじゃん、タックスヘイブン・・・」
デラウエア州のCTコーポレーションのビルに315,000社のペーパーカンパニーがあるんだってサ・・・・」
「みんなズルしてんだ・・・」
「その額ざっと3,500兆円なりー・・・」
「世界のGDPの半分よねぇ。このさきどうなっちゃうのいかしらん。お店のお給料はもらえるの?」
「お金持ちはイイナァ・・・・」
「イイヨネェ・・・・」
「あたいたちにはトント縁がないわねェ・・・」
「円がない、エンがない・・・」
パナマ文書、いろいろ名前がのっているみたい」
「三木谷、柳井、原田元ベネッセ社長、電通、ほか大手企業ばかり・・・」
「ヒラリーさんはどうなの?そのうち出るんじゃない?」
パナマでは出ない?」
デラウエア州のCTコーポレーションルートか」
「さぁね・・・・」
「日本の政府が動こうとしないのは、参議院選挙にも影響するよね」
「なんかやるんじゃないの」
「舛添都知事が辞任するってほんと?」
「可能性はあるわねぇ。あれだけ、はっきり使ったんだから。申し開きは無駄という物よ」
オバマさんが広島に来るってほんと?」
「原爆投下の謝罪はなし?」
「日本が嵌められて真珠湾に行ったのが運の尽き」
「南方戦線だけにしときゃぁ、よかったんじゃ。信長公だったらそうしたよ」
「トランプさんは戦前のアメリカ国民の気持ちを代弁してるようなものよ」
「そうね、だって、国際連盟にも入らず、第二次大戦のナチスとの戦いにも無関心だった」
裕仁天皇戦争責任は?」
「もちろんあったんだろうけれど、A,B,C級戦犯の1,000名の処刑で国体の維持がかなたってわけよ・・・」
「ユキは物知りね。いつもはぼーっとしているくせに・・・」
「あぁ、あと10分しかない。ここは90分のバイキングだった。食べよ、食べよ・・・。汗、汗・・・」
マネキン嬢の雑談にはいつも癒される我ら三人(いや四人か)でした。

 

<第五章:その二>


 大変なことになった。日本の2016、2020五輪招致委員会がIOCに裏金?前国際陸連(ディアク氏逮捕済み)側に、1億6,000万円を振り込んだ形跡があるという。フランスの検察当局が捜査をしているらしい。招致委員会の別動部隊であるマーケティング担当の電通が絡んでいたとしても、これは日本国内のメディアが箝口令を敷いても無駄な話。WADAのドーピング問題ガきっかけで明るみになった、日本にとっては重大な問題。五輪は世界のフェアなスポーツの祭典。なんらかの力が働いたなら、これは由々しき問題だ。IOCバッハ会長がこれまで日本のわがままな変更に緩やかなところをみると、IOC周辺の人達も絡んでいるとみるが真実がわかればこれはもう、2020東京五輪どころではないだろう。イスタンブールが負けたのは協賛金を払わなかったからとなればすべて納得がいく。僕も船橋君も安藤もマネキン嬢たちも、プレゼンでの提案と全く違うものをバッハ会長にいっても、快く受け入れてくれて、新国立も白紙にしても何も言わないと言う不自然さも、気にはなっていただ。招致最終コンペでもイスタンブールの方が優っていたにもかかわらず、東京に決定した背景には複雑なかけひきがあったのだろう。残念だけれども、この件が大事になる可能性は否定できず、東京開催が中止になるかもしれない。日本の開催がダメになりイスタンブールで代替開催もなくはない。日本政府はパナマ文書タックスヘイブンは調査しない。2020五輪招致不正疑惑は調査しない。捜査が進むにつれ電通が絡んでいることは隠せないし、もしそうだったら、電通ガラパゴスは避けられないし、世界からそっぽを向かれるだろう。解体もありえる。ガリバー亡き後、広告代理店業界の再編は避けられない。2020東京五輪中止。これは安倍政権の命取りになるのかもしれない。。。それにしても、電通の名前が出たとたん、マスコミは一斉にその名前を削除したというのは、今の時代考えられないことでもある。言論の自由度が世界で70番代であるのが現実になって現れただけなのだ。それは、まさに中国や北朝鮮言論統制と少しも変わらない。この国には自由という名の報道はないのだろうか。マゾヒズムに慣れ親しんだ日本国民の哀れな性なのか、悲しい限りである。

 

 

<第五章:その三>


 2020東京五輪裏金疑惑が世界的に拡大している。「はい、こちら2020東京五輪」推進支援ブログの行方も怪しくなってきた。みどり君の勤める都庁の五輪準備委員会も右往左往してると思いきや、意外と冷静に対処しているらしい。舛添現都知事が政治資金規正法違反とかで、辞任カウントダウンという事態にもなかば諦めが出ているらしい。石原元知事の突然の辞任と国政選挙出馬。都民にとってこの心意はいまだにわからない。前知事の猪瀬さんもお金の関係で辞任に追い込まれたが、それ以外では誠実だった。ただ副知事の器で知事の器ではなかった。しかし、亡きZAHA女史提案の新国立競技場提案が招致に結びついたことを忘れてはいけない。僕はそう思っている。船橋君も世界初の開閉式ドーム型スタジアムに期待していた。2012年ロンドン大会で二兆円超の大会運営費を使ったのに対し、日本の見積もりは何千億円というものだった。五輪利権が目当てだったという者も多く存在する。ここに、招致委員会の誤算があった。加えて、電通マーケティング活動一切を一任したことだった。これらが、今回の五輪裏金疑惑を招いた原因と言える。僕と安藤と船橋君の他に、安土城からの招かれざる変わったお坊さん、みんなは「ぼうさん」と読んでいる。マネキン嬢は彼のおかげで、信長公の側室にならずにすんだので、恩義を感じているのでそう悪口は言えない。この日は、ヤンキースマー君が先発とあって、水道橋のMLBカフェでランチをみながら観戦することになった。今年は、肘をかばいすぎて玉の威力がないように思う。大丈夫なのだろうか。子供さんも誕生し、ガンバラなきゃとおう気持ちだろう。観戦しながら、やはり、話題は五輪汚職

主な議題は、
安倍氏は最終プレゼン時に約束。
1)責任を持ってこのスタジアム建設を遂行する。
2)福島原発汚水は完全にコントロール
3)開催費用・環境整備は万全。
4)8キロ圏内に全ての競技を行う。
実際には、
1)白紙撤回
2)太平洋に垂れ流し太平洋の汚染が進む。
3)計画性と曖昧性だけが今も残っている。
4)これは公約違反。
プレゼン時を前後して、JOCからIOC関係者の口座に送金。これは裏金疑惑と疑われても仕方がない。送金先はペーパーカンパニー電通との関連性があることが判明
開催まであと四年ちょっと。まだまだ開催返上の可能性は排除出来ない。

 コンサルタント会社の実態が不透明で、現在では存在しないペーパーカンパニー。フランス当局はその口座に振り込まれた直後にだ。2020五輪がこのまま開催することを望んではいるが不正となればそう言うわけにも行かず、事の始終がはっきり解明されることがスッキリと気持ちよく、五輪の開催を堂々と行うことに繋がる。電通が絡んでいようがいまいが、これは国家の問題。コンサル料は税金。契約書の有無が問題になっているが、守秘義務には当たらない。竹田さんの歯切れが悪すぎる。フランス検察の執拗な捜査が最後の最後まで続きそうだ。JOCコンサルタント料として送金した直後口座から、
 2000万円程の高級時計支払いがあったと英国紙がアナウンス。しかしながらその口座のはペーパーカンパニーで、現在は存在しない。2020東京招致決定に影響力がある家族関係者となれば、これは限りなく黒に近い黒となり、2020東京開催中止は避けられない。ネット上ではそれが世界の常識になりつつある。このままいくと社の存続の危機まで及ぶかも知れない。くろくま広告から何人か再就職しているが、もし2020に関わっていたらどういう心境なのだろうか。彼らから内部告発があった場合は、かなりなスクープとなるだろう。もちろん匿名だ。リークした本人や家族の生命の危険もあるからだ。念には念を入れておかねばならぬ。もし、フランス当局が黒と認定すれば、2020東京五輪は中止となる。そうなったばあい、イスタンブールは時期的に間に合わないとされ、ロンドンの代替開催が現実味を帯びてくる。マドリードのほうは受け入れ可能かよくわからない。コンサルタントは他にいくつもあるとされ、今後マーケティング担当の電通の調査にも及ぶ状況はさけられない。契約書はみたけれど、いまはどこにあるかわからない。それでは通らない。その在処は?電通内の可能性は排除出来ないが、マスメディア報道では一切言うことが出来ない。それがいまの日本の劣化を促進している原因でもあるのですが。日本のメディアを独占的に扱う電通はタブー視されてるが、今はインターネットの時代。70年代の広告手法を継続しても食べていける程世の中は甘くない。15秒100万円ものCM料負担は広告主には重すぎる。。。ザハさんの案を拒絶した代償はあまりにも大ききかった。

 

 

<第五章:その四>


文字通りに言葉を鵜呑みにする人々が増えているらしい。言葉というのはそれ自体の意味があるものの、その言葉の裏には真実があることを理解する必要がある。少しばかりのユーモアと感性の磨き方を習得して、初めてその言葉のメッセージを捉えることができる。
(その一)
 僕は駅のプラットホームでふと電光掲示板に留まるものがある。「不安なことや気がかりなことがありましたら駅員に何でも何時でもご相談ください」。何時だったか知人の女の子が自分の借金や男関係の悩みやダイエットのこととかで相談したらいい。駅員さんは当惑したらしいんだけど、JRが電光掲示板でそうい風にアナウンスしてしまったんだから断るわけにはいかない。まぁ当たり前だが。その後その二人縁あって結婚。文字通り言葉に添って成功した例とも言える。

(その二)
 Aさんは京都の格式ある家柄の娘さんと恋におちいり、結婚の申し入れをゆるされ、夜も遅くなったので失礼しますと帰ろうとしたところ、まだいいではありませんか、お茶漬けでもめしあがっていらしたら、と言われ、ご馳走になった。ところが明くる日先方からAさんに結婚お断りの連絡がはいった。文字通りに理解すればご馳走になるのは当たり前の行為だが、京都の流儀ではお茶漬けを断るのは当たり前のことなのだそうだ。「お茶漬けでも召し上がっていらしたら=もう遅いのですからお帰りなさったほうが良いですね」ということらしい。

(その三)
確かに自分で言ったことだが言った覚えがない、という精神疾患的な面をのぞかせる安倍氏がぶれている。弁士でもそれは詭弁士と言ったほうが良いだろう。2020東京五輪の最終プレゼンではいかなる事があっても、屋根付きドーム国立競技場を作ってみせるといったが、いとも簡単に白紙撤回をした。再建案では冷暖房の設備はないらしい。真夏に行われる大会なのにだ。おそらく多数の救急車が要請されることだろう。言ったことには責任を持つという基本的な人格性には多くの人が疑問を持ち始めている。日本だけではない。先日、消費税導入延期をさらに伸ばしたという事だが、伊勢志摩サミットでは、各国首脳から冷笑されたらしい。「世界経済のリスクがリーマンショック前の状況と似ていて、日本経済への影響が懸念され、デフレスパイル脱却に時間がかかり、アベノミクスの世界的展開で日本経済が良くするため、延期します。財源はアベノミクスの税収増ということで・・・」云々をいってるけれど、安倍氏の本当の胸の内は、「アベノミクスは失敗いたしました。とは私からは怖くてとても言えない。三本の矢は毒矢に変わった。サミットでは共同宣言がなかった。これは誠に異例で、財政出動はやっぱり無理だった。画策したが独英が賛同しなかった。これは由々しき問題であったことは否めない。一部上場企業の利益誘導のため為替操作をやり円安誘導で株価を押し上げようとするも、中小零細一般庶民には恩恵はなく、消費マインドがどんどん下がってきた。私は政権を長期に担当し、経済は二の次で祖父の願いでもあった憲法改正にまで持っていきたい。一億総活躍社会とは、実を申せば一億総忍耐・我慢・貧困社会ということだ。内心上場企業のタックスヘイブンの税制を改正し、国内に税金を納めさせれば解決はするが、言いにくい。特別会計を切り崩すことも出来ず、財政再建も無理になる。一体どうしたら良いんだろう。解散総選挙だったら大敗するだろうし、このままだったら参議院選挙も過半数を割ることは間違いないだろう。投票率が低いことを願って最小限に食い止めたい・・・」ということなのだろう。また、突如勝手に辞任ということに成る可能性は十分にある。しかし、自民党のリベラル派は反旗を翻さないんだろうか。このままでは、衆議院選挙でも大敗は必須だ。

 

<第五章:その五>


 舛添都知事がようやく引責辞任した。本人にとってはリオ五輪の開催前で大事な時期だけに残念だっただろう。政治資金規正法には抵触しなくても、心情的には都民の世論の方が優先する。中央の政界では、詭弁で上手く国民を騙せても都民には通用しないらしい。百条委員会を開かなかったのには納得がいかない。もっと徹底的に追究すべきだった。与党が二代にわたって後押しした知事の途中辞任は問題がある。数の論理で与党が過半数を握っているから仕方がないのかもしれないが。参議院員選挙では与党は議席を減らすものと見ている。都知事選挙はどうなるのか先がわからない。政党主導の都民不在の知事選びは避けたい。同じような事で三人目も途中辞任ということもあり得る。だから、色々な人が立候補すればいいのだ。このところ国内では報道があまりないが、フランス検察は2020東京五輪の贈収賄の捜査の手を緩める気配はない。日本のマスコミは当然のように2020東京は中止になるわけがないと思っているようだが、ある日突然、悲報が舞い降りないとも限らない。心のどこかで気に留めておいたほうがいい。気になるのは、2020東京五輪の開催時期が真夏にあたり、蚊が発生しやすい三層の植栽構造の新国立競技場が心配だ。冷房施設もないらしいので、競技場の周りには数えきれない救急車が待ち構えているのが想像出来る。ザハ案を取り入れていれば何の問題もなかったものを。観衆が掃き出すCO2による蚊の大群が押し寄せるケースも想定しておいた方がいいだろう。白紙撤回はすべきではなかった。アスリートにも観客にも快適性は排除された。
 僕達と言えば、船橋君、安藤の三人の事を差すのだが、今東光エイリアス・マネキン嬢たちを合わせれば10人ほどとなる。三人集まれば文殊の知恵とよく言うが、十人集まれば、混乱の元となる。それはそれで十人十色という発想で考えると悪くはない。ブレーンストーミングだと思えばいい。それにしても、東京五輪贈収賄疑惑、都知事の辞任、組織委員会のほころび、など眼に余るものがありすぎる。今日は水道橋のMLBカフェで船橋君の誘いがあった。十人もいると賑やかになる。お店のスタッフも活き活きとしているから楽しい。ダルビッシュ故障者リストに入った。イチローピート・ローズの記録にならび更新しようとしている。日米通算の参考記録らしいが、日本人として誇りに思う。ピートローズ氏の大リーグ記録は難しいだろうが、メジャー通算でも3,000本は時間の問題だろう。楽しみだ。前田健太も岩隈もまずまずの出来。マー君は頑張っているけれども勝ち星に恵まれない。肘のほうは大丈夫なんだろうか。モハメッド・アリが他界した。元の名前はカシアス・クレイだったが、奴隷に関係する意味があるため、名前を変え、イスラム教に改宗した。ベトナム戦争の徴兵を拒否しタイトルは剥奪も、その後奪い返した。猪木との格闘技イベントは今でも語りぐさになっている。このところ、スポーツイベントが暗礁に乗り上げている。ドーピング問題が過熱化し、スポーツビジネスも曲がり角に来ているようである。「参加することに意義がある」が「メダルを取ることに意義がある」に変わり、この先、スポーツのあり方を見直す時期に来ているのではないだろうかと、僕達は考えている。

 

<第五章:その六>


 この日は英国のEU離脱の国民投票の結果が出ていた。100万票程の差で離脱派が過半数を超えていた。我ら、賢人ならぬ変人会議が始まった。信長公も急遽安土の世から飛来して、今日は武蔵境駅前のイトーヨーカ堂の地下一階に来ている。僕と船橋君はマネキン嬢たちを連れてきた。信長公が自称今東光氏と新聞を読んでいる。
「であるか。エゲレスも変わったもんじゃの。いつからセクショナリズムに走っておるのじゃ。あの大英帝国の名が廃る。仲間はずれも良いが、自分勝手はゆるさんぞ。いいとこ取りは確かにある。タックスヘイブンの総本山か。ワシの国もタックスヘイブンして、金銀を溜めておくとするか。そうすれば、未来の日の本も安泰というわけじゃの。きれい事には構っておられるか。比叡山では僧侶がこちらの打診を無視して、全く取り入れてくれなかったから、焼き討ちにしたのじゃ。ワシとて悩んでいたのだ。貧乏EUにも転機が押し寄せてきたな。これも、二度の大戦で、中東を焼け野原にしたツケが回ってきたからであろう。ま、自業自得ということだな・・・」
「信長の旦那、あんたはEUを治めたらいい。戦国の世に戻ってな。その時代なら全世界の鉄砲の6割を日本が所有しているんだから、征服は可能なはずだぜ。はやく戻りな・・・」
「であるか、お濃にも会いたいな。今の時代は狂っている。ワシが変えてやる。波紋がこの時代に現れるかも知れないが、坊主、よろしく頼んだぞ・・・」
「わかってらい、早くいきな・・・」
「坊さんではないですか」
「お、中山殿、しばらくでござる、船橋殿も一緒か。いや、なにね、しばらく前に、信長さんとこの時代にきてしまってな。会いたがっていたよ・・・」
「いま、大変なんですよ。都知事が辞めて再選挙だし、イギリスがEU脱退しそうだし、2020東京五輪裏金疑惑とかもあるし、参議院改選ももうすぐだし・・・」
「五輪裏金はフランス検察も諦めたんじゃねぇのかい。電通IOCをてなづけておきゃぁいいんだよ。ディアク側とも口裏あわせときゃ大丈夫って寸法よ・・・。俺が一番気にしてんのは、GPIFの株式運用が火の車ってことよ。運用比率を50%にしちまいやがって、大損するのは当たり前だ。てめえらの年金がなくなるぜ。はやいとこ安倍にほんとのこと吐かせちゃいな。国民をバカにするにも程がある。参議院議席が減っちまうだと、ケツの穴が小せいな。信長公が怒ってるぜ・・・」
「なるほどね・・・」
「おいおい、妙に納得すんんじゃねぇよ。坊主の狭い了見の話だぜ・・・」
「でも、参考になりますよ・・・」
「あたいたちの事覚えてる?お坊さん」
「おぅ、べっぴんさん達かい。信長公の側室の・・・」
「いえ、あのお断りしたんです。マネキン嬢は子供を産めないからって・・・」
「ま、いいだろう・・・」
「ところで、いまアベノミクスであたいたちの暮らしがどんどん苦しくなって困っているの。良い方法があったら教えて」
「安倍を交代させてしまえばいいはなしさ。簡単なことだろ?違うかい?」
「でもね、大きい会社は税金を納めないし、タックスヘイブンで潤っていて、庶民の重税が・・・」
「だったら信長さんが、戦国に戻って解決してくれるってよ。さっき、帰ったよ・・・」「アメリカの大統領は誰がいい?トランプ?ヒラリー?」
「どっちでもねぇな。たとえ、間違ってどっちかがなったとしても、長くはつづかねぇ。副大統領に誰がなるかってことだよ、問題は」
「そうなんだ・・・」
クリントン元大統領が、先日ヒラリーさんの使用メールのことで、司法長官と差しで話したってほんとなの?トランプさんも怒ってるんじゃない?ルール違反だって・・・」
「そのまえに、クリントン財団の収賄疑惑が大きくなるぜ。『クリントン・キャッシュ』って映画が、指名前に公開されるって話だぜ。やばくねぇのかい、船橋殿・・・」
「おそらくヒラリーさんはギリギリ指名はされるだろうけれど、大統領になっても任期は全うできない・・・」
「あいかわらず、読みが深ぇや、船橋殿は。信長公が惚れるわけだ・・・。、あぇ、忘れてた、中山どんもな。へへへへ・・・・」


 この日は割合、和やかなひとときだったが、世界の流れは激しく動いている。はやく落ち着いてくれれば良いのだが。EU離脱派のリーダー格だったジョンソンさんが党首選にでないという情報がはいった。もともとは、残留派だったが、キャメロン首相とのライバル意識から、離脱で点数を稼ごうと思っていたらしい。離脱はないと踏んでいたのだ。ところが、残留は否決された。EUとの離脱交渉は当初から頭になかったらしい。政治家はやはり詭弁の能力に長けていないとだめらしい。日本も同じだ。。。

 


<第五章:その七>


 案の定投票日を前にして大手新聞社の与党すり寄り記事が目立ち始めた。マスメディアは常に政権与党へ関与する習性があるようである。参院選挙前の無作為世論調査RDD方式は、大手新聞社が採用しているものだが、ほとんどが世帯で固定電話での音声電話での回答だ。50%の回収はまだ良い方で、実際のところの世論の把握は難しいだろう。
それも千人か二千人の回答で分析をする。携帯を使う若い世代の分析は想像でやるしかない。新聞社の捏造や担当記者の希望的観測が強く反映する。英国のEU離脱で予想とは違う結果がでたのも、マスメディアの予想がいかにプロパガンダ的な危険性があるかがわかろうというものだ。日本の朝日新聞の、改憲勢力4党が三分の二の勢いというのは、担当者の独断と偏見から来ているのは排除出来ない。または、与党への媚びもあるのだろう。特に朝日は昭和天皇とともに、戦争の謝罪がいまだになく、社旗も旭日を採用していることから、戦前回帰というDNAがいまだに捨てきれないところがあると、
見られても仕方が無い。若い十代の方たちはまだ世間を見る力も訓練も不足気で、
プロパガンダで操るのは先の大戦で実証済み。今後日本が右か左かどちらに行こうが、いまさら気にしても仕方が無いけれど、出来うるなら人々が安寧に暮らせる社会であってほしいものだ。

今回の参議院改選で、安倍氏の野望は改憲発議の可能な三分の二の、162議席を確保することであることにある。自民党が単独でこれを達成しようとするには、今回の改選数50を遙かに超えて非改選66を合わせて、96議席としなければならない。ほぼ倍近くになる計算だ。だから非改選と合計しても三分の二は不可能ということになる。自民と公明を合わせた場合、改選数は59で85議席にする必要がある。公明党は改選数9で今回公認13人だが全員当選したとしても、4議席増となるが、そうすると、自民党は22議席を増やさなければならない。このケースはいずれにしても現実的とは言えない。他の与党支援党も改選数派5議席だが大きく伸ばす見通しは立っていないようだ。ようするに、マスメディア与党御用達世論操作をもってしても、三分の二の改憲勢力はとうてい難しいと言う情勢といえる。そう言うわけだから、安倍氏改憲を口にすることがなくなったのだろう。憲法論議を重視しない背景には、32の1人区で統一戦線を繰り広げる野党の改憲阻止を、はぐらかそうとする意図が有権者の眼に晒されている。そうなると、安倍政権の目標は、改選過半数という低いハードルということになる。それでも、与党は非改選と併せても138の安定過半数を確保することになるので、自公のやりたいことは当分続くことになる。しかし野党が複数区や比例区で挽回している風も感じられるので、自民が失う議席は10ほどあるという。自民・公明が15議席失う可能性は排除出来ないので、安定過半数から単純過半数割れの目もあると見ている。しかし、先日のバングラディッシュでの悲劇があったのにもかかわらず、安倍氏と菅氏が官邸に不在だったというのは、人命か選挙かという優先順位の問題に発展する可能性は十分にある。

 

 

 

目立ち始めた大手新聞社の与党すり寄り記事

参院選挙前の無作為世論調査RDD方式は、

大手新聞社が採用しているものだが、
ほとんどが50代以上の世帯で固定電話での音声電話での回答。
50%集まれば良い方で、実際のところ把握は困難と聞いてます。
それも千人台の分析。
携帯を使う若い世代の分析は想像でやるしかない。
新聞社の捏造や担当記者の希望的観測が強く反映する。
英国のEU離脱で予想とは違う結果がでたのも、
マスメディアの予想がいかにプロパガンダ的な危険性があるか、
実証済みだ。
日本の朝日新聞の、改憲勢力4党が三分の二の勢いというのは、
担当者の独断と偏見から来ているのは排除出来ない。
または、与党への媚びもあるのだろう。
特に朝日は昭和天皇とともに、戦争の謝罪がいまだになく、
社旗も旭日を採用していることから、
戦前回帰というDNAがいまだに捨てきれないところがあると、
見られても仕方が無い。
若い十代の方たちはまだ世間を見る力も訓練も不足気で、
プロパガンダで操るのは先の大戦で実証済み。
今後日本が右か左かどちらに行こうが、いまさら気にしても仕方が無いけれど、
出来うるなら人々が安寧に暮らせる社会であってほしい。

今回の参議院改選で、安倍氏の野望は改憲発議の可能な三分の二の、
162議席を確保することであることは確かだ。
自民党が単独でこれを達成しようとするには、
今回の改選数50を遙かに超えて非改選66を合わせて、
96議席としなければならない。ほぼ倍近くになる計算だ。
だから非改選と合計しても三分の二は不可能ということになる。
自民と公明を合わせた場合、改選数は59で85議席にする必要がある。
公明党は改選数9で今回公認13人だが全員当選したとしても、
4議席増となるが、そうすると、自民党は22議席を増やさなければならない。
このケースはいずれにしても現実的とは言えない。
他の与党支援党も改選数派5議席だが大きく伸ばす見通しは立っていないようだ。
ようするに、マスメディア与党御用達世論操作をもってしても、
三分の二の改憲勢力はとうてい難しいと言う情勢といえる。
そう言うわけだから、安倍氏改憲を口にすることがなくなったのだろう。
憲法論議を重視しない背景には、
32の1人区で統一戦線を繰り広げる野党の改憲阻止を、
はぐらかそうとする意図が有権者の眼に晒されている。
そうなると、安倍政権の目標は、改選過半数という低いハードルということになる。
それでも、与党は非改選と併せても138の安定過半数を
確保することになるので、自公のやりたいことは当分続くことになる。
しかし野党が複数区や比例区で挽回している風も感じられるので、
自民が失う議席は10ほどあるという。
自民・公明が15議席失う可能性は排除出来ないので、
安定過半数から単純過半数割れの目もあると考えている。

「はい、こちら2020東京五輪」<第五章、その六>

■「初めて読まれる方へ」<これまでのあらすじと今後の展開>■
【以前中堅の広告代理店「くろくま広告社」で働いていた僕は、商学部出身の船橋君とは同期入社組で、後に美大の後輩である毒舌家の安藤も入社した。彼とは学生時代からなんとなく馬があう仲である。船橋君は会長の一人娘美智子さんと結婚し事実上の婿殿的存在。美智子さんは前会長の跡を継ぎ、船橋君は代表権のないCEOとなった。僕はその夫妻の娘みどり君の初恋の対象になった。当然、巷的にいえば不倫となるが、そんなどうでもいい噂など気にしてはいられない。こう見ても僕は立派な?家庭人なのだ。イケメン系だけれども、野猿系の妻恵理子と同じく野猿系の一人娘であるメタボリックな千鶴がいる以上は不道徳な事は出来ない。だが、プラトニックな淡い恋は誰にも渡すわけにはいかないし、公言するわけにもいかない。ましてや、親と子の年齢差がある恋沙汰などできるわけがない。といっても、恋は恋。透明な慕情は失いたくはない。みどり君は大学を卒業し、都庁に就職した。だが、将来はくろくま広告社の音頭をとることにはなるのだろう。その時までの修業なのかもしれない。千鶴は大学に行かずJSCの非正規社員で働き出した。妻の恵理子はガンを患い、僕はその日から作家を目指し、ボランティアをしながら細々と努力をしている毎日。そんなとき、東京都が2020夏季五輪の招致都市に選ばれた。「くろくま広告社」は五輪関連の仕事は来ないが、知人のアートディレクターとは付き合いが深い。招致が決まって上手く行くと思いきや、五輪での運営側の問題が深刻になってきた。今後どうなるのか。固唾をのんで見守りながら良い方法をと、僕と船橋と安藤がドキュメンタリータッチで話を進めていきます】

★目次・進捗状況★
「はい、こちら2020東京五輪
<2015年~20208月の開催日まで継続予定です>
■[2015]第一章 透明慕情:その一~その四
■[2015]第二章 2020東京オリンピック開催決定:その一~その六
■[2015]第三章 1940-2020 歴史は繰り返す:その一~その八
■[2016」第四章から第七章(予定)
■[2017」第八章から第十章(予定)
■[2018」第十一章から第十三章(予定)
■[2019」第十四章から第十六章(予定)
■[2020」第十七章から第二十章(予定)

 

 

 

第五章 新たな始まり<2016>


<登場人物>

・僕:中山正輝
・僕の妻:恵理子(野猿系)
・僕の長女:千鶴(野猿系)
・同僚:船橋真吾(イケメン系:代表権のないくろくま広告社社長)
船橋くんの妻:美智子夫人(ハイソ系:くろくま広告社会長<実質的な経営者>)
船橋くんの娘:絶世の美女:みどり君
・銀座マネキン嬢(昼は銀座通りのマネキン嬢、夜は銀座のサロン嬢:ユキ、ナオミ、サトミ、ミキ他。全員国立大出身のインテリ)
安土城天守閣での時空を超えた歴史上の人物の面々。
美大の後輩:安藤(アートディレクター、ソラミミスト今東光似の毒舌家)
・くろくま広告社元会長:広瀬弘文(美智子夫人の父)
・銀座の若旦那衆他
霞ヶ関官僚、国会議員
・その他随増殖・・・

 

<第五章:その一>


 久しぶりにマネキン嬢達が遅れてのGWウィークを楽しむらしい。昼は銀座のマネキン嬢、夜は銀座のホステスのアルバイトと、最近みんな疲れが出てきているらしいのだ。船橋君はじめ、僕と安藤も、良い機会だから親睦会でもということで、この日は、船橋君の行きつけのレストランに呼ばれた。水道橋の東京ドームホテル3階にある「RILASSA(リラッサ)」のランチバイキングは予約した方が良い。人気のあるレストランだ。一人3,000円ほどかかるが、船橋君は10人分席を取っていた。マネキン嬢が安土城では信長公の側室にならずに済んだということと、このところの世界情勢がかなりやばいことから、賑やかな食事会とマネキン嬢のワンマン時事歓談会になることは避けられない。
「お、なおみちゃん、しばらくだねぇ・・・」
「安藤君もね。同じ関西人、なかよくしまひょ・・・」
「ユキちゃんは無事安土から逃げ出せてよかった・・・」
「それがね。いるのよぉ。。。。そこに・・・」
「・・・・・、今東光の分身かい。」
「おい、てめえら、しばらくじゃねぇか。未来もたいして変わっていねぇなぁ・・・。船橋どん、信長公が寂しがってぞう。落ち着いたらけえってあげな・・・」
パナマ文書ってなぁに・・・」
パナソニックの電気のマニュアル?」
ペリカン文書っていう映画のパクリ?」
「パパがナマでママにサービスって意味?」
「運河の通過証?」
「ちがう、ちがう、パクリでナマエがマジニわかった・・・」
「どれも違うゾ、おめえらは、ちっともこの時代の出来事わかってねぇんだな。つまり、こそこそ小銭を貯め込んでこそこそ人生を生き抜く奴らの、セコイ箪笥預金みたいなもんさ」
「それってさぁ、違法なんじゃないの?」
「法律ってもんはいい加減なもんじゃ。坊主の世界もな。世の中、銭があればそれでよしというのが気にいらねぇ。その点、船橋殿は恵まれない庶民のために財産を投げ打って、支援している。俺は、一目おいてるんだ。戦国の殿様にだってなれる。信長公もそういっておる・・・」
パナマ以外でも結構あるらしいじゃん、タックスヘイブン・・・」
デラウエア州のCTコーポレーションのビルに315,000社のペーパーカンパニーがあるんだってサ・・・・」
「みんなズルしてんだ・・・」
「その額ざっと3,500兆円なりー・・・」
「世界のGDPの半分よねぇ。このさきどうなっちゃうのいかしらん。お店のお給料はもらえるの?」
「お金持ちはイイナァ・・・・」
「イイヨネェ・・・・」
「あたいたちにはトント縁がないわねェ・・・」
「円がない、エンがない・・・」
パナマ文書、いろいろ名前がのっているみたい」
「三木谷、柳井、原田元ベネッセ社長、電通、ほか大手企業ばかり・・・」
「ヒラリーさんはどうなの?そのうち出るんじゃない?」
パナマでは出ない?」
デラウエア州のCTコーポレーションルートか」
「さぁね・・・・」
「日本の政府が動こうとしないのは、参議院選挙にも影響するよね」
「なんかやるんじゃないの」
「舛添都知事が辞任するってほんと?」
「可能性はあるわねぇ。あれだけ、はっきり使ったんだから。申し開きは無駄という物よ」
オバマさんが広島に来るってほんと?」
「原爆投下の謝罪はなし?」
「日本が嵌められて真珠湾に行ったのが運の尽き」
「南方戦線だけにしときゃぁ、よかったんじゃ。信長公だったらそうしたよ」
「トランプさんは戦前のアメリカ国民の気持ちを代弁してるようなものよ」
「そうね、だって、国際連盟にも入らず、第二次大戦のナチスとの戦いにも無関心だった」
裕仁天皇戦争責任は?」
「もちろんあったんだろうけれど、A,B,C級戦犯の1,000名の処刑で国体の維持がかなたってわけよ・・・」
「ユキは物知りね。いつもはぼーっとしているくせに・・・」
「あぁ、あと10分しかない。ここは90分のバイキングだった。食べよ、食べよ・・・。汗、汗・・・」
マネキン嬢の雑談にはいつも癒される我ら三人(いや四人か)でした。

 

<第五章:その二>


 大変なことになった。日本の2016、2020五輪招致委員会がIOCに裏金?前国際陸連(ディアク氏逮捕済み)側に、1億6,000万円を振り込んだ形跡があるという。フランスの検察当局が捜査をしているらしい。招致委員会の別動部隊であるマーケティング担当の電通が絡んでいたとしても、これは日本国内のメディアが箝口令を敷いても無駄な話。WADAのドーピング問題ガきっかけで明るみになった、日本にとっては重大な問題。五輪は世界のフェアなスポーツの祭典。なんらかの力が働いたなら、これは由々しき問題だ。IOCバッハ会長がこれまで日本のわがままな変更に緩やかなところをみると、IOC周辺の人達も絡んでいるとみるが真実がわかればこれはもう、2020東京五輪どころではないだろう。イスタンブールが負けたのは協賛金を払わなかったからとなればすべて納得がいく。僕も船橋君も安藤もマネキン嬢たちも、プレゼンでの提案と全く違うものをバッハ会長にいっても、快く受け入れてくれて、新国立も白紙にしても何も言わないと言う不自然さも、気にはなっていただ。招致最終コンペでもイスタンブールの方が優っていたにもかかわらず、東京に決定した背景には複雑なかけひきがあったのだろう。残念だけれども、この件が大事になる可能性は否定できず、東京開催が中止になるかもしれない。日本の開催がダメになりイスタンブールで代替開催もなくはない。日本政府はパナマ文書タックスヘイブンは調査しない。2020五輪招致不正疑惑は調査しない。捜査が進むにつれ電通が絡んでいることは隠せないし、もしそうだったら、電通ガラパゴスは避けられないし、世界からそっぽを向かれるだろう。解体もありえる。ガリバー亡き後、広告代理店業界の再編は避けられない。2020東京五輪中止。これは安倍政権の命取りになるのかもしれない。。。それにしても、電通の名前が出たとたん、マスコミは一斉にその名前を削除したというのは、今の時代考えられないことでもある。言論の自由度が世界で70番代であるのが現実になって現れただけなのだ。それは、まさに中国や北朝鮮言論統制と少しも変わらない。この国には自由という名の報道はないのだろうか。マゾヒズムに慣れ親しんだ日本国民の哀れな性なのか、悲しい限りである。

 

 

<第五章:その三>


 2020東京五輪裏金疑惑が世界的に拡大している。「はい、こちら2020東京五輪」推進支援ブログの行方も怪しくなってきた。みどり君の勤める都庁の五輪準備委員会も右往左往してると思いきや、意外と冷静に対処しているらしい。舛添現都知事が政治資金規正法違反とかで、辞任カウントダウンという事態にもなかば諦めが出ているらしい。石原元知事の突然の辞任と国政選挙出馬。都民にとってこの心意はいまだにわからない。前知事の猪瀬さんもお金の関係で辞任に追い込まれたが、それ以外では誠実だった。ただ副知事の器で知事の器ではなかった。しかし、亡きZAHA女史提案の新国立競技場提案が招致に結びついたことを忘れてはいけない。僕はそう思っている。船橋君も世界初の開閉式ドーム型スタジアムに期待していた。2012年ロンドン大会で二兆円超の大会運営費を使ったのに対し、日本の見積もりは何千億円というものだった。五輪利権が目当てだったという者も多く存在する。ここに、招致委員会の誤算があった。加えて、電通マーケティング活動一切を一任したことだった。これらが、今回の五輪裏金疑惑を招いた原因と言える。僕と安藤と船橋君の他に、安土城からの招かれざる変わったお坊さん、みんなは「ぼうさん」と読んでいる。マネキン嬢は彼のおかげで、信長公の側室にならずにすんだので、恩義を感じているのでそう悪口は言えない。この日は、ヤンキースマー君が先発とあって、水道橋のMLBカフェでランチをみながら観戦することになった。今年は、肘をかばいすぎて玉の威力がないように思う。大丈夫なのだろうか。子供さんも誕生し、ガンバラなきゃとおう気持ちだろう。観戦しながら、やはり、話題は五輪汚職

主な議題は、
安倍氏は最終プレゼン時に約束。
1)責任を持ってこのスタジアム建設を遂行する。
2)福島原発汚水は完全にコントロール
3)開催費用・環境整備は万全。
4)8キロ圏内に全ての競技を行う。
実際には、
1)白紙撤回
2)太平洋に垂れ流し太平洋の汚染が進む。
3)計画性と曖昧性だけが今も残っている。
4)これは公約違反。
プレゼン時を前後して、JOCからIOC関係者の口座に送金。これは裏金疑惑と疑われても仕方がない。送金先はペーパーカンパニー電通との関連性があることが判明
開催まであと四年ちょっと。まだまだ開催返上の可能性は排除出来ない。

 コンサルタント会社の実態が不透明で、現在では存在しないペーパーカンパニー。フランス当局はその口座に振り込まれた直後にだ。2020五輪がこのまま開催することを望んではいるが不正となればそう言うわけにも行かず、事の始終がはっきり解明されることがスッキリと気持ちよく、五輪の開催を堂々と行うことに繋がる。電通が絡んでいようがいまいが、これは国家の問題。コンサル料は税金。契約書の有無が問題になっているが、守秘義務には当たらない。竹田さんの歯切れが悪すぎる。フランス検察の執拗な捜査が最後の最後まで続きそうだ。JOCコンサルタント料として送金した直後口座から、
 2000万円程の高級時計支払いがあったと英国紙がアナウンス。しかしながらその口座のはペーパーカンパニーで、現在は存在しない。2020東京招致決定に影響力がある家族関係者となれば、これは限りなく黒に近い黒となり、2020東京開催中止は避けられない。ネット上ではそれが世界の常識になりつつある。このままいくと社の存続の危機まで及ぶかも知れない。くろくま広告から何人か再就職しているが、もし2020に関わっていたらどういう心境なのだろうか。彼らから内部告発があった場合は、かなりなスクープとなるだろう。もちろん匿名だ。リークした本人や家族の生命の危険もあるからだ。念には念を入れておかねばならぬ。もし、フランス当局が黒と認定すれば、2020東京五輪は中止となる。そうなったばあい、イスタンブールは時期的に間に合わないとされ、ロンドンの代替開催が現実味を帯びてくる。マドリードのほうは受け入れ可能かよくわからない。コンサルタントは他にいくつもあるとされ、今後マーケティング担当の電通の調査にも及ぶ状況はさけられない。契約書はみたけれど、いまはどこにあるかわからない。それでは通らない。その在処は?電通内の可能性は排除出来ないが、マスメディア報道では一切言うことが出来ない。それがいまの日本の劣化を促進している原因でもあるのですが。日本のメディアを独占的に扱う電通はタブー視されてるが、今はインターネットの時代。70年代の広告手法を継続しても食べていける程世の中は甘くない。15秒100万円ものCM料負担は広告主には重すぎる。。。ザハさんの案を拒絶した代償はあまりにも大ききかった。

 

 

<第五章:その四>


文字通りに言葉を鵜呑みにする人々が増えているらしい。言葉というのはそれ自体の意味があるものの、その言葉の裏には真実があることを理解する必要がある。少しばかりのユーモアと感性の磨き方を習得して、初めてその言葉のメッセージを捉えることができる。
(その一)
 僕は駅のプラットホームでふと電光掲示板に留まるものがある。「不安なことや気がかりなことがありましたら駅員に何でも何時でもご相談ください」。何時だったか知人の女の子が自分の借金や男関係の悩みやダイエットのこととかで相談したらいい。駅員さんは当惑したらしいんだけど、JRが電光掲示板でそうい風にアナウンスしてしまったんだから断るわけにはいかない。まぁ当たり前だが。その後その二人縁あって結婚。文字通り言葉に添って成功した例とも言える。

(その二)
 Aさんは京都の格式ある家柄の娘さんと恋におちいり、結婚の申し入れをゆるされ、夜も遅くなったので失礼しますと帰ろうとしたところ、まだいいではありませんか、お茶漬けでもめしあがっていらしたら、と言われ、ご馳走になった。ところが明くる日先方からAさんに結婚お断りの連絡がはいった。文字通りに理解すればご馳走になるのは当たり前の行為だが、京都の流儀ではお茶漬けを断るのは当たり前のことなのだそうだ。「お茶漬けでも召し上がっていらしたら=もう遅いのですからお帰りなさったほうが良いですね」ということらしい。

(その三)
確かに自分で言ったことだが言った覚えがない、という精神疾患的な面をのぞかせる安倍氏がぶれている。弁士でもそれは詭弁士と言ったほうが良いだろう。2020東京五輪の最終プレゼンではいかなる事があっても、屋根付きドーム国立競技場を作ってみせるといったが、いとも簡単に白紙撤回をした。再建案では冷暖房の設備はないらしい。真夏に行われる大会なのにだ。おそらく多数の救急車が要請されることだろう。言ったことには責任を持つという基本的な人格性には多くの人が疑問を持ち始めている。日本だけではない。先日、消費税導入延期をさらに伸ばしたという事だが、伊勢志摩サミットでは、各国首脳から冷笑されたらしい。「世界経済のリスクがリーマンショック前の状況と似ていて、日本経済への影響が懸念され、デフレスパイル脱却に時間がかかり、アベノミクスの世界的展開で日本経済が良くするため、延期します。財源はアベノミクスの税収増ということで・・・」云々をいってるけれど、安倍氏の本当の胸の内は、「アベノミクスは失敗いたしました。とは私からは怖くてとても言えない。三本の矢は毒矢に変わった。サミットでは共同宣言がなかった。これは誠に異例で、財政出動はやっぱり無理だった。画策したが独英が賛同しなかった。これは由々しき問題であったことは否めない。一部上場企業の利益誘導のため為替操作をやり円安誘導で株価を押し上げようとするも、中小零細一般庶民には恩恵はなく、消費マインドがどんどん下がってきた。私は政権を長期に担当し、経済は二の次で祖父の願いでもあった憲法改正にまで持っていきたい。一億総活躍社会とは、実を申せば一億総忍耐・我慢・貧困社会ということだ。内心上場企業のタックスヘイブンの税制を改正し、国内に税金を納めさせれば解決はするが、言いにくい。特別会計を切り崩すことも出来ず、財政再建も無理になる。一体どうしたら良いんだろう。解散総選挙だったら大敗するだろうし、このままだったら参議院選挙も過半数を割ることは間違いないだろう。投票率が低いことを願って最小限に食い止めたい・・・」ということなのだろう。また、突如勝手に辞任ということに成る可能性は十分にある。しかし、自民党のリベラル派は反旗を翻さないんだろうか。このままでは、衆議院選挙でも大敗は必須だ。

 

<第五章:その五>


 舛添都知事がようやく引責辞任した。本人にとってはリオ五輪の開催前で大事な時期だけに残念だっただろう。政治資金規正法には抵触しなくても、心情的には都民の世論の方が優先する。中央の政界では、詭弁で上手く国民を騙せても都民には通用しないらしい。百条委員会を開かなかったのには納得がいかない。もっと徹底的に追究すべきだった。与党が二代にわたって後押しした知事の途中辞任は問題がある。数の論理で与党が過半数を握っているから仕方がないのかもしれないが。参議院員選挙では与党は議席を減らすものと見ている。都知事選挙はどうなるのか先がわからない。政党主導の都民不在の知事選びは避けたい。同じような事で三人目も途中辞任ということもあり得る。だから、色々な人が立候補すればいいのだ。このところ国内では報道があまりないが、フランス検察は2020東京五輪の贈収賄の捜査の手を緩める気配はない。日本のマスコミは当然のように2020東京は中止になるわけがないと思っているようだが、ある日突然、悲報が舞い降りないとも限らない。心のどこかで気に留めておいたほうがいい。気になるのは、2020東京五輪の開催時期が真夏にあたり、蚊が発生しやすい三層の植栽構造の新国立競技場が心配だ。冷房施設もないらしいので、競技場の周りには数えきれない救急車が待ち構えているのが想像出来る。ザハ案を取り入れていれば何の問題もなかったものを。観衆が掃き出すCO2による蚊の大群が押し寄せるケースも想定しておいた方がいいだろう。白紙撤回はすべきではなかった。アスリートにも観客にも快適性は排除された。
 僕達と言えば、船橋君、安藤の三人の事を差すのだが、今東光エイリアス・マネキン嬢たちを合わせれば10人ほどとなる。三人集まれば文殊の知恵とよく言うが、十人集まれば、混乱の元となる。それはそれで十人十色という発想で考えると悪くはない。ブレーンストーミングだと思えばいい。それにしても、東京五輪贈収賄疑惑、都知事の辞任、組織委員会のほころび、など眼に余るものがありすぎる。今日は水道橋のMLBカフェで船橋君の誘いがあった。十人もいると賑やかになる。お店のスタッフも活き活きとしているから楽しい。ダルビッシュ故障者リストに入った。イチローピート・ローズの記録にならび更新しようとしている。日米通算の参考記録らしいが、日本人として誇りに思う。ピートローズ氏の大リーグ記録は難しいだろうが、メジャー通算でも3,000本は時間の問題だろう。楽しみだ。前田健太も岩隈もまずまずの出来。マー君は頑張っているけれども勝ち星に恵まれない。肘のほうは大丈夫なんだろうか。モハメッド・アリが他界した。元の名前はカシアス・クレイだったが、奴隷に関係する意味があるため、名前を変え、イスラム教に改宗した。ベトナム戦争の徴兵を拒否しタイトルは剥奪も、その後奪い返した。猪木との格闘技イベントは今でも語りぐさになっている。このところ、スポーツイベントが暗礁に乗り上げている。ドーピング問題が過熱化し、スポーツビジネスも曲がり角に来ているようである。「参加することに意義がある」が「メダルを取ることに意義がある」に変わり、この先、スポーツのあり方を見直す時期に来ているのではないだろうかと、僕達は考えている。

 

<第五章:その六>


 この日は英国のEU離脱の国民投票の結果が出ていた。100万票程の差で離脱派が過半数を超えていた。我ら、賢人ならぬ変人会議が始まった。信長公も急遽安土の世から飛来して、今日は武蔵境駅前のイトーヨーカ堂の地下一階に来ている。僕と船橋君はマネキン嬢たちを連れてきた。信長公が自称今東光氏と新聞を読んでいる。
「であるか。エゲレスも変わったもんじゃの。いつからセクショナリズムに走っておるのじゃ。あの大英帝国の名が廃る。仲間はずれも良いが、自分勝手はゆるさんぞ。いいとこ取りは確かにある。タックスヘイブンの総本山か。ワシの国もタックスヘイブンして、金銀を溜めておくとするか。そうすれば、未来の日の本も安泰というわけじゃの。きれい事には構っておられるか。比叡山では僧侶がこちらの打診を無視して、全く取り入れてくれなかったから、焼き討ちにしたのじゃ。ワシとて悩んでいたのだ。貧乏EUにも転機が押し寄せてきたな。これも、二度の大戦で、中東を焼け野原にしたツケが回ってきたからであろう。ま、自業自得ということだな・・・」
「信長の旦那、あんたはEUを治めたらいい。戦国の世に戻ってな。その時代なら全世界の鉄砲の6割を日本が所有しているんだから、征服は可能なはずだぜ。はやく戻りな・・・」
「であるか、お濃にも会いたいな。今の時代は狂っている。ワシが変えてやる。波紋がこの時代に現れるかも知れないが、坊主、よろしく頼んだぞ・・・」
「わかってらい、早くいきな・・・」
「坊さんではないですか」
「お、中山殿、しばらくでござる、船橋殿も一緒か。いや、なにね、しばらく前に、信長さんとこの時代にきてしまってな。会いたがっていたよ・・・」
「いま、大変なんですよ。都知事が辞めて再選挙だし、イギリスがEU脱退しそうだし、2020東京五輪裏金疑惑とかもあるし、参議院改選ももうすぐだし・・・」
「五輪裏金はフランス検察も諦めたんじゃねぇのかい。電通IOCをてなづけておきゃぁいいんだよ。ディアク側とも口裏あわせときゃ大丈夫って寸法よ・・・」
「なるほどね・・・」
「おいおい、妙に納得すんんじゃねぇよ。坊主の狭い了見の話だぜ・・・」
「でも、参考になりますよ・・・」
「あたいたちの事覚えてる?お坊さん」
「おぅ、べっぴんさん達かい。信長公の側室の・・・」
「いえ、あのお断りしたんです。マネキン嬢は子供を産めないからって・・・」
「ま、いいだろう・・・」
「ところで、いまアベノミクスであたいたちの暮らしがどんどん苦しくなって困っているの。良い方法があったら教えて」
「安倍を交代させてしまえばいいはなしさ。簡単なことだろ?違うかい?」
「でもね、大きい会社は税金を納めないし、タックスヘイブンで潤っていて、庶民の重税が・・・」
「だったら信長さんが、戦国に戻って解決してくれるってよ。さっき、帰ったよ・・・」「アメリカの大統領は誰がいい?トランプ?ヒラリー?」
「どっちでもねぇな。たとえ、間違ってどっちかがなったとしても、長くはつづかねぇ。副大統領に誰がなるかってことだよ、問題は」
「そうなんだ・・・」
クリントン元大統領が、先日ヒラリーさんの使用メールのことで、司法長官と差しで話したってほんとなの?トランプさんも怒ってるんじゃない?ルール違反だって・・・」
「そのまえに、クリントン財団の収賄疑惑が大きくなるぜ。『クリントン・キャッシュ』って映画が、指名前に公開されるって話だぜ。やばくねぇのかい、船橋殿・・・」
「おそらくヒラリーさんはギリギリ指名はされるだろうけれど、大統領になっても任期は全うできない・・・」
「あいかわらず、読みが深ぇや、船橋殿は。信長公が惚れるわけだ・・・。、あぇ、忘れてた、中山どんもな。へへへへ・・・・」


 この日は割合、和やかなひとときだったが、世界の流れは激しく動いている。はやく落ち着いてくれれば良いのだが。EU離脱派のリーダー格だったジョンソンさんが党首選にでないという情報がはいった。もともとは、残留派だったが、キャメロン首相とのライバル意識から、離脱で点数を稼ごうと思っていたらしい。離脱はないと踏んでいたのだ。ところが、残留は否決された。EUとの離脱交渉は当初から頭になかったらしい。政治家はやはり詭弁の能力に長けていないとだめらしい。日本も同じだ。。。