The Moyurupen Street Journal for hatena

現代文明を震撼させ人々の六感を覚醒させる仁科広嗣のブログです。

「地球ムラの稚拙な争いから目を覚ませ」

 この惑星には人類の有史は何万年も前から存在するようだが、今もって知的な進化は一向に進んでいるようには見えない。進化どころか退化しているようにも見える。たしかに人類の文明は興亡を繰り返してはいる。その時々の文明を担った指導的立場の人たちが、経験や教訓とかを未来のために書き残してくれてはいるのものの、その反面、地球上では相互に人間の本能から来る煩悩の限りを徹底的に尽くし、互いの文明を滅ぼすために殺戮という行動にとるという歴史を繰り返してきた。二十一世紀の今日では、これまで第二次大戦での戦勝国がイニシアティブを取り続けてきてはいるが、その体制への反動が止まらない状況下にあるのは間違いない。NPT核拡散抑止条約というのは米・英・仏・露・中の五つの常任理事国だけが、核兵器を所有してもよいというものだが、この批准は時代にそぐわなくなってきている。いわゆる不公平感が先行しているからだ。戦前、ポツダム宣言を黙殺した日本は広島・長崎に原子爆弾を投下され、核の脅威は日に日に増してはいるものの、核を所有していれば抑止力につながるという理屈は排除できなくなっている。米国がロシアとのINF中距離核廃止条約を一方的に破棄し、緊張が高まってきている。「猿の惑星」ではザイラス博士が、ある来訪者からあの禁断の地には何があるかという問いに、「人間の運命だ」という有名な台詞がある。その人間の運命こそ人間の業の結果なのだという意味なのだろう。このまま行けば、人類は破滅に向かっていくのは間違いない。トランプ氏をはじめ、地球村の村長達はよりよき壮大な未来の保証のために働くべきだと思う。

"A global blur is immature, I fight, it's rather spicy, awaken."

It also seems to exist in this planet from the front for tens of thousands of years human history, but intellectual evolution has it now, and doesn't seem developed at all. Evolution and also, they seem to be degenerating. Fate is being repeated in mankind's Bunmei certainly. As much as the people's of the headship who carried the civilization of that case noting down experience and a lesson for the future, something, the limit of the worldly desire from the instinct of the man is done thoroughly mutually on the earth on the other hand, and the history taken for behavior as a slaughter has been repeated to destroy the mutual civilization. A victorious country in the Second World War is keeping getting the initiative up to now on the twenty-first century today, but it's apparent that a reaction to the system is under the conditions which don't stop. When only a permanent member of the Security Council of five, rice, England, France, dew and a medium may possess a nuclear weapon, the one as a NPT nuclear proliferation restraint treaty is something to say, but this ratification is becoming unsuitable at the time. So-called sense of unfairness is because it's precedent. Japan where the Potsdam Declaration has been taken no notice of before the war drops an atomic bomb on Hiroshima and Nagasaki, and I increase in a nuclear threat day by day, but when possessing a stone, the logic which connects with a deterrent can't be excluded any more. USA breaks a INF middle distance nuclear abolition treaty with Russia one-sidedly, and the tension is heightening. I say to a question what material of that prohibition has from the visitor who has a ZAIRASU doctor by "planet of a monkey" "It's human destiny.", famous, a word, I have that. It'll mean that the human destiny is as a result of the human art. When going just as it is, it's apparent that the mankind is going to the ruin. I think village mayors of the earth village should work for the better magnificent future guarantee including Mr. cards.

ブログマガジン、オリジナル小説原稿

_____________________________________________________________________
...Presented by Hirotsugu Nishina with Slide Show Theater Producer...
_____________________________________________________________________

FC2ブログマガジン、オリジナル小説原稿>

●虹の誘惑(有料版)
http://moyurujyukai.blog.fc2.com/blog-entry-11.html

●紅涙の風景(有料版)
http://moyurujyukai.blog.fc2.com/blog-entry-14.html

●光の追憶(有料版)
http://moyurujyukai.blog.fc2.com/blog-entry-18.html

ザ・シークレット・ドライビング・スクール(有料版)
http://moyurujyukai.blog.fc2.com/blog-entry-15.html

●フレグランスの恋(有料版)
http://moyurujyukai.blog.fc2.com/blog-entry-9.html

 

「誤算だった裕仁天皇の聖断」

毎年8月15日を迎える度に考えるんです。
あの無益な戦争はなんだったんろうかと。
国家間で争うのは避けたいと思う人がほとんどだとは思いますが、
人が組織の中で動くとなると、意志決定の念が一人歩きをし、
間違った方向へむかうという教訓は人類の歴史に、
数え切れないぐらい遺されています。
昭和天皇の手記がマッカーサーの部下であるホイットニーの文書により、
機密解除になり公開されましたが、裕仁氏自身が日本国民に対し、
こんなにも偏った見方をされていたとは想いもよりませんでした。
1945年東京大空襲で焼け野原になった光景を、
裕仁氏は見に行かれてはいます。しかし、
相手国への一撃による有利な終戦交渉を目論むあまり、
トルーマン大統領の降伏の打診や、
近衛首相からの早期の終戦の忠告にも耳をかさず、
広島に第二総軍司令部を構え、
一億総玉砕戦法に打ってでてしまった。
多くの若者が特別攻撃隊や人間魚雷などで海に散りました。
私の祖父は上司の将校の命令で226事件での反乱軍に参加。
昭和天皇の裏切り?により逆賊になり、
生涯、裕仁天皇朝日新聞を憎んでいたそうです。
両者とも戦争の謝罪を未だにしてませんよね。
勝つ見込みもなく、敵国への一撃も不可能な状況を迎え、
ナポレオンに心酔していた昭和天皇には、
多くの国民の犠牲をどう見ていたか、ホイットニー文書ではその考えが、
よく現れています。
瀬島龍三氏をはじめとする大本営は、天皇の絞首刑を強く望むソ連に対し、
60万のシベリア抑留を差し出すことで、
皇室の維持の働きかけのツールとしたという噂は、
本当なのかは私は知らない。
地方都市がほとんど空襲の目にあい、しなくてもいい沖縄戦や、
落とされなくても済んだ広島・長崎への、
原子爆弾の悲惨を招く原因にもなりました。
最高司令官の責任は余りにも重く、国民より皇室の保証と、
国体の擁護にこだわった裕仁氏の胸の内は、
いかばかりだったのか。
遅すぎた終戦の決断は正しかったのかどうか。
靖国神社に祀られていない多くの非戦闘員。
その犠牲者の霊を弔うにはどうしたらいいのか。
戦争の悲惨さと最高責任者の罪は未来永劫残っていきます。

「2019参議院選挙の原風景と永田城のレームダック化」

 2019年参議院選挙が終わったが、五割を割り込む48.8%の低投票率が、組織票が強く影響する与党の改選過半数を許してしまった。32の一人区では野党統一が10議席と三年前の11議席とほぼ同じ結果になった。改憲発議に必要な改憲勢力3分の2には4議席足りない160議席となり安倍総理は野党の国民民主党からの離反戦略と取り込みに舵をとる模様だ。国民民主党は、「旧希望の党」の集団であり、当初は「排除宣言をうっかり口ずさんでしまった」二階氏を慕う小池百合子氏の息がかかった集まりだった。今後解党は避けられないかもしれない。旧民主党は自壊するべくして自壊した政党だ。言葉は悪いが、当時は一種素人集団のようなイメージがあった。民主党衆議院は320議席ほどあったが、参議院では自公が過半数を有していて、重要法案はなかなか通らなかった。民主党は担当政権3年余で総理が三人も入れ替わるなど、「決められない政治」と「有権者の期待を裏切った」というレッテルを貼られてしまい、剥げ落ちることはなかった。そういうことが、有権者たちは自公は好きではないが、ほかに選ぶ選択肢がないことで消極的に自公に票を入れたこと、自公へのお仕置きとして他党に票を投じたことや、そして最終的には棄権やむなしという行動にでた可能性は排除できない。マスメディアが官邸への忖度で選挙を取り上げる頻度が前回より少なかったことが鮮明となった。それが低投票率誘導の起因とも思えてくる。山本太郎氏率いる「れいわ新撰組」が二議席を確保し、得票率で政党としての要件を満たした。次回からの国政選挙では党としての扱いを受けることになるからマスメディアはもう無視はできない。次回の国会では大荒れが予想される。日本は難問だらけの政をしなければならないので、担当政権の有り様を注視しなければならない。韓国との徴用工問題や輸出規制問題が、消費税増税を機に大きな痛手を日本が追うことになるかもしれない。当然朝鮮半島の二国は2020東京五輪をボイコットするだろう。それが連鎖して多くのボイコット運動が沸き起こらないとも限らない。それが心配だ。イランと米国の外交は最悪の状況のようだ。ホルムズ海峡での米国による有志連合の説明会があったが、日本の有志連合参加はイランとの関係悪化はさけられない。トランプ大統領オバマ前大統領がそうとう嫌いらしい。白人至上主義者が黒人大統領を上から目線で捉える様は見苦しい。ラストベルト地帯の白人低所得労働者達がトランプ氏の岩盤支持層の元になっているが、イスラム文化への蔑視的視点はいうまでもなく、黒い白人(セレブになった黒人)が白い黒人(貧乏になった白人)たちを凌駕する時代背景に業を煮やしているのかもしれない。ビジネスのやり方を政治の世界に溶け込ませるのは難しいと思う。年末での解散総選挙の可能性は高くなった。与野党の陣営の選挙の有利性には関係なく、投票率の低下には歯止めをかけなければならないことは誰もが認めるところだが、投票義務制度の法制化や投票のフレキシブルな方法を考えないと、この国の議会制民主主義はますます空疎化していくことになる。是非議論してもらいたいものだが、マスメディアの官邸忖度が顕著になるのは戦前の大政翼賛会を彷彿させる。ジャーナリズムは公平性がなければ存在する価値がないことだけは言えそうだ。永田町のレームダック化はこれから進んで行くことだけは間違いない。

 

 

 

「参議院選挙でのメディアの思考と行動における言語」

 毎回国政選挙の頃になると、担当政権への計らい(忖度)が顕著になる傾向がある。大手メディアは権力側の維持と反権力への姿勢を打ち出しておかないと、結果はともかく、己の身が危うくなるということにつながるという懸念があるからだろう。そこで、大手メディアの横並びの見出しを注視してみた。まるで、情報を共有しているかのようなひな形的な新聞の見出し、「自公が改選過半数の勢い」というキャッチコピーを裏読みすると、「自公が過半数を得るのは難しいがその可能性は排除できない」という意味にもとれる。つまり、改選過半数を得るのは相当難しい状況にあるということだ。
 ほかの例では、

1)あるドライバーがタイヤのパンク修理をしていたが、通りがかりの人が「大変ですね」と声をかけられ、当人は無言でそのまま黙って修理作業を続けていた。しかしその言葉の裏には「修理大変ですね。よろしかったらお手伝いでもいたしましょうか」という意味を含んでいる。つまり、見ず知らずのドライバーとのコミュニケーションをさりげなく発したいだけの習慣の言語とでもいえる。

2)お中元で、「つまらないものですが」という慣例言葉をよく耳にするが、その裏には、「いつもお世話になっているのですからこのお品を皆さんでお召し上がりくださいませんか」という気持ちが込められている。

3)ある青年が見合い相手の家で話が弾むあまり夜おそくまで長居をしてしまった。相手の奥方から「お茶漬けでもいかがですか」という意味を真に受けて馳走になったはいいが、翌日その家から縁談お断りの連絡があった。なぜなら、その真の意味は「もう遅いのでそろそろお帰り願えませんか」というものだった。その青年は見合い相手の家から人の常識度を値踏みされていたわけである。言語には裏と表があり、特にメディアの言語には注意深く読み解く訓練を日々怠らないようしたいものだ。

 

 

 

「取り返しが付かなくなった日韓輸出規制問題」

 取り返しが付かなくなった日韓輸出規制問題の行方はどうなるのだろうか。以前日韓で合意されたものが棚上げにされ、二国間での外交問題にまで発展した、徴用工問題が何かの理由付けであたかも安全保障の問題にすり替わったようにも思える。軍事転用の恐れがある輸出品が北朝鮮に密輸という憶測もあり、日本政府側は堅くなになっている。憶測だけで証拠がないから真偽のほどはわからない。日本からは徴用工問題では国際司法裁判所に提訴し、韓国側は日本の輸出規制ではWHOに提訴し続けるという、両国の未来永劫平行線が続く状況下にあるのは誠に残念に思う。日本国内では参議院選挙のまっただ中にあるが、担当政権には目先の選挙利用はやめて、日韓問題ではそれに優先して取り組むべきではという意見が自民党内にもあるだろう。文大統領と差しで話し合うという器が安倍首相にはないのが足かせになっていることも事実だ。参議院選挙だろうとなんだろうと、金正恩氏や文氏との電撃会談もあってしかるべきだと思うのだが。安倍氏の祖父が大政翼賛会での満州国朝鮮半島の事実上の経済的な実権を握っていたことも朝鮮半島の人はみな知っているはずだから、交渉にはそのことも頭に入れなければうまく行かないことも認識すべきだろう。国会での自分の野党へのヤジを棚に置いて、演説でのヤジには特高もどきの警察に排除させるという安倍首相の荒技が続いている。昭恵夫人は応援演説に個人のメールでも利用すべきだという。公職選挙法違反でもかまわないという演説にマスメディアは黙認している。官邸への徹底的な忖度といえる。それでも、自公は大勝利間違いないというマスメディアの姿勢に有権者は皆怒っている。2016年米国の大統領選挙では確かヒラリークリントン氏が当選99%間違いなしとマスメディアは予測していた。が、実際には「隠れトランプ」ステルス票が接戦州で躍り出て、ドナルド・トランプ氏の逆転勝利となり、マスメディアの面目は丸つぶれとなった。日本だって今回は自公が圧勝する?という旧態依然の予測をしているが、「隠れれいわ新撰組」ステルス票が旧来の自民党支持者や公明党支持者のお仕置き票として化けてでることは排除できない状況にある。消費税では軽減税率の恩恵を受ける新聞業界では官邸への忖度記事が多くなるのは自然の成り行きだとは思うが、公器の存在と自負するなら、軽減税率の適用は辞退してでもジャーナリズムの立ち位置はしっかりしてもらいたいものだ。しかし、いまのマスメディアは利益優先で公平性は排除しているように有権者は見ている。10月からは新聞購読をやめざるを得ない家庭が多くなるだろうとみている。実際、自分でもそういう状況になる可能性は高い。毎月4000円から5000円も払って新聞を取る必要はあるのだろうかと考える購読者は見直す事態となるかもしれない。それほど、日本の庶民の生活は楽ではなくなってきているのだ。それにしても、NHKをはじめとするマスメディアは参議院選投票率低下誘導報道を繰り返している。14日までの期日前投票率が前回をわずかに下回るというが、21日以前の投票情勢をわずかの調査で決めつけるのはどうかなとは思う。日本の有権者は政治に関心がないと久しく各国から揶揄されている。あえて言うが、戦前の政治情勢になってもその国民的マゾヒズムは治らないのだろうか。年金不安問題を憲法改正や消費税への関心誘導に成功した?担当政権の戦略にはまった国民の自己責任はないとはいえないかもしれない。自公が大勝利しても自分は年金保険を真面目に積み立てていたので満額もらうつもりではいる。無年金者はそれまで積み立てを怠ったか払えなかったかだが、そこまでは赤の他人では責任は負えない、というのが歴代の担当政権の基本的な考えなのだろう。しかし、最低限の年金システム・社会保障システムへの意見はなくしてはならないと思っている。

 <iframe width="560" height="315" src="https://www.youtube.com/embed/OlvVRi6cUGA" frameborder="0" allow="accelerometer; autoplay; encrypted-media; gyroscope; picture-in-picture" allowfullscreen></iframe>

Behind the story 2020tokyo-17-1,17-2

★特別編★

 

★目次・2015-2019★
「はい、こちら2020東京五輪」(Behind the Story 2020tokyo)

■[2015]第一章 透明慕情:その一~その四
■[2015]第二章 2020東京オリンピック開催決定:その一~その六
■[2015]第三章 1940-2020 歴史は繰り返す:その一~その八
■[2016」第四章から第七章
■[2017」第八章から第十章
■[2018」第十一章から第十三章
■[2019」第十四章から第十六章)
★特別編★
■[2019-2020」第十七章から第二十章

<登場人物>

・僕:中山正輝
・僕の妻:恵理子(野猿系)
・僕の長女:千鶴(野猿系)
・同僚:船橋真吾(イケメン系:代表権のないくろくま広告社社長)
船橋くんの妻:美智子夫人(ハイソ系:くろくま広告社会長<実質的な経営者>)
船橋くんの娘:絶世の美女:みどり君
・銀座マネキン嬢(昼は銀座通りのマネキン嬢、夜は銀座のサロン嬢:ユキ、ナオミ、サトミ、ミキ他。全員国立大出身のインテリ)
安土城天守閣での時空を超えた歴史上の人物の面々。
美大の後輩:安藤(アートディレクター、ソラミミスト今東光似の毒舌家)
・くろくま広告社元会長:広瀬弘文(美智子夫人の父)
・銀座の若旦那衆他
霞ヶ関官僚、国会議員他
・その他随増殖・・

 


「はい、こちら2020東京五輪」(Behind the Story 2020tokyo)

 

第十七章 「カウントダウン2020東京五輪

 

<第十七章:その一>

 

 年金2000万円問題や金融庁の報告書のもみ消し、不公平税制、消費税増税の是非、担当政権の内外における姿勢のあり方、不安を煽る政府官邸のあり方、弱者や困窮者への配慮のなさ、東日本震災や全国の自然災害で非難された方々への救済の粗野など難題続きの状況での参議院改選選挙のまっただ中だが、公職選挙法の抵触しない範囲であえて、公平無私の評論を述べることとする。

 2008年のリーマンショック時で、民主党指名選挙で本命のヒラリー候補を破りオバマが立候補することになった。結果は共和党マケインを大差で破り、黒人初の米国大統領となった。上院議員時代は泡沫候補だったが、あれよあれよという間に大統領になってしまった。幾多の選挙では既存の候補が有利に見えるけれども、時代を反映した世論の動向は大きな影響を与えるものだ。オバマ大統領は「核なき世界」という演説だけでノーベル平和賞を受賞したが、いま考えるとそれは間違った選考と考えるべきだろうと思っている。なぜなら、実績もないのに論文や演説だけで評価すること自体、不自然な気がしたからだ。政治家はやはり実績が大事であり、歴史に残る偉業をなしえてこそその価値に値することは言わずものがなである。オバマ政権二期八年はいささか長過ぎた。世界の指導者的役割が立ち位置の米国の大統領らしからぬ立ち振る舞いで、真偽は不明ながらビン・ラディン殺害のことだけが記憶に残っている。核なき世界を唱えながら、2015年に自国では新たな核開発予算を今後30年で120兆円を組む姿勢は、矛盾に満ちたものとなった。2016年トランプ氏がヒラリー候補を破り、現在に至ってはいるが、民主党共和党も利害は一致しているので日本としては気にする必要はない。だからといって、日本のトップリーダーが、アイデンティティのない施策をしてもいいと言うわけにはいかない。安倍氏はそこを完全に取り間違えた前例を作ってしまった。個人的な趣味(ゴルフ)と真剣な外交交渉は全く違うものだ。担当政権には日本のリーダーを担う人材がいないというが、実は全くの逆で、いくらでもいることを忘れていけない。以前は小泉信次郎氏を未来の総理候補と期待をしていたが、いまでは保身と組織への帰属意識と初心の忘却が彼の致命的な欠陥と表れている。自民党をぶっ潰すと彼の父は言い放ったが、実は自分の派閥以外はぶっ潰すというレベルでしかなかったことをわすれてはいけない。進次郎氏には若い頃の安倍晋三氏によく似ていると、田中真紀子さんはいっていた。おそらくそうなる可能性は高いだろう。自由民主党は前政権の決められない民主党を解散に追い込み、権力を奪還したが、都合よく勝手に決める政権になってしまった。金融庁の2000万円不足報告書の取り扱いに難をしめし、なかったこととする言い出した。併せて、厚生労働省の年金財政診断の公表を参議院選挙後までしないという荒技にでてしまっている。国民の大半は、老後の年金問題で頭がいっぱいだろうと思う。基本的に無党派層である自分の人生設計にも大きな不安が増大している。共産党の小池議員の国会での安倍総理とのやりとりの動画が500万回再生となっている。日頃は共産党とは縁がないが、今回に限ってお仕置きとして一考と考える自民党支持者は多いだろうと予測する。公明党はいつもの歯切れがない。自民党の脇役である限り権力の側にたつことができる。それが彼らの本来の使命とは思えないが。立憲民主党は、国民民主党とともに、小池の乱で、行き場の失った議員たちの破れかぶれの党の立ち上げという経緯を忘れてはいけない。そういう意味では、小池百合子氏は旧民主党を解体した功労者として、二階氏の信認はいまでも厚い。だから、有権者の目は、反担当政権にあるが、どこに投票すればいいか迷っているはずだ。山本太郎率いる令和新撰組が今回の台風の目になりそうだ。特別枠に二人を優先的に擁立させ、山本氏は有利な選挙区から出ずに比例で出るという。常識的には落選もあり得るだろうが、4000万無党派層の心は彼に傾きつつある。選挙の結果はわからないが、無名だった2008年のオバマのような存在になるか見物である。

 

<第十七章:その二>


7月4日に選挙の公示があった。この日はアメリカ合衆国独立記念日だが、同時にネイティブインディアンの敗北という怨念日でもある。人間社会の基本には時の勝敗というのは運というものが必ず存在する。有史以来の人類は殺戮と共生、防衛と攻撃という歴史的事実の連鎖が今日でも続いている。Win-Winの関係があるということは、敗者同士の関係構築もあるということだ。ギャンブルでも将棋やチェスでも株の売買の勝負事でも、敗者が存在しなければ勝者は存在しない。勝ち組同士が結託することによりその陣営はさらなる欲求を増やしていく。そうすると、敗者連合はさらなる谷底へ追いやられることになる。しかし、いったん、深い崖下でどん底を味わった敗者連合は結束して谷底をよじ登り、勝者連合の壊滅を目指してなりふり構わず、退路を断った覚悟で戦いに望むから、成功する可能性がある。人類はその繰り返しだった。500年前に大航海時代という時期があったが、これはアングロサクソン(欧州)文化からの見立てであり、北米・南米・アフリカ・豪州などではすでに独自の文明を築いており、列強の植民地政策が今日の不安定な政局や経済の起因ともなった。イギリスが麻薬を用いて清朝を壊滅した事実は消え去ることはない。列強の真似をして植民地政策を断行してしまった日本の行為も歴史から消えることはない。1945年設立の国際連合憲章では、日独伊三国の敵国条項をもうけ、常任理事国の核の所有を認めそれ以外は認めないという荒技にでた。当然新興国では国家の存続と外交的な有利性から核の所有を欲するのは自然の成り行きでもある。だからといって、個人的には核の拡散は認めることはできないが。今の日本の政は、米国の傀儡を招いていて、たとえは悪いが娼婦のように何でも顧客の要望に応じる危険な状況にある。このままでは国は滅びる。原子力政策ひとつとっても、処理済みのプルトニウムの行き場がなく、5000発(五十トン)の核弾頭も可能な域になる。だからIAEAは日々監視を怠らないわけだ。日米安保地位協定原子力協定をすべて破棄したとき、日本は常任理事国側から一斉攻撃を受けてもおかしくない。日本はアイデンティティを主張し国の存在を主張し続けなければならない。米国偏重のまつりごとは実に危険で、ホルムズ海峡での有志連合に加勢するという愚挙にでたら、イランとの国交は断絶しなければならないこととなる。米国関係での整合性がなくなるからだ。今回の参議院改正選挙では公示当初、マスメディアの官邸忖度記事としかしいようがない、自公大勝利という世論調査を発表した。だが投票日が近づくにつれ、その勢いは崩れつつある。無党派層の怒りは、野党連合とれいわ新撰組の躍進に心が傾いている。消費税増税と年金への不安はに増しに強くなっている。7月21日は永田城の落城のきっかけになるかもしれない。