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1587<道満丸景虎と小姓の戯言>(天正戦国小姓の令和見聞録)HB

人類の歴史を戦国の小姓の視点で深く追究していきます。

「ミイラ取りがミイラになったイスラエル・米国連合」

天正戦国小姓の令和見聞録0116>

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春日山城、鳴海幕

お屋形様:上杉道満丸景虎

見聞録検め:小姓

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天正四百五十一年 十月十二日

 

「ミイラ取りがミイラになったイスラエル・米国連合」

 

パレスチナハマス殿がイスラエルへ大規模な反撃にでて、双方に多大な犠牲者が出ておると聞いておる。イサク、イシュマエルはアブラハム殿の子で弟イサクは本妻、兄イシュマエルは側室の子で、以後ユダヤキリスト教圏、イスラム教圏の基幹になるわけでござる。どちらも聖書が大元となっており、兄弟の間柄なのでござるが、何千年経っても争いが続いておる。イスラムの教祖はムハンマド殿で聖書の教えを元にしており、キリスト教新約聖書ユダヤ教は聖書そのものを教祖としておる。早い話がパレスチナイスラム)とイスラエルユダヤ・キリスト)は同胞であり同じ家族意識を持って然るべきでござる。1947年にパレスチナイスラエルダブルスタンダードを国連側から提示されておったが、1948年にイスラエルは勝手に建国宣言をし、パレスチナへの攻撃と強引な入植政策を推しすすめ、幾度かの中東戦争を起こしていることは、そなたらも寺子屋で教わってござるので、ここで史実の経過をくだくだと申しても無駄であろうから、拙者の時論を申し述べる。ガザ地区イスラエル側に完全に封鎖され、天井のない住処と化しておる。ライフラインはおろか医療・食料も途絶えておる。イスラエル側は地上戦でガザ地区を根絶やしにするつもりでござろう。ヒトラー殿率いるナチス軍から多くの虐殺民を生み、ユダヤ人権団体の台頭で、イスラエル側に不都合な真実があっても、自分たちに不利な状況を作らせないために、既成事実をものにしたいという欲求は避けられないであろう。それ故、ナチスが行ったような民間人の大量虐殺の決行も辞さないとするならば、イスラエルも同じような行為ともいえる。ミイラ取りがミイラになることは誰も望むまい。イスラエルにばかり支援しないで和平への仲介を施す亜米利加の良心とやらも、世界の平和にはなくてはならないもののはずでござる。ユダヤ人権団体があるとすればパレスチナ人権団体との交渉事は必須でござる。

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