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1587<道満丸景虎と小姓の戯言>(天正戦国小姓の令和見聞録)HB

人類の歴史を戦国の小姓の視点で深く追究していきます。

I wish you a happy new year 2021!

明けましておめでとうございます。

 

これまで積み重ねてきた小説の作品群を昨年10年ぶりに某各文学賞の公募に参加いたしました。審査に通るか通らないかに関わらず、2021年がラストチャンス。それが生前に日の目を見るか没後になるか未知数ですが、この世に生まれてきた以上は、何らかの形で後世に足跡を残していくのは責務だと思っています。主な作品は、Secret of 2sisters、2020幻想の東京五輪狂騒曲、個人再生入門、その他です。ご縁がございましたら皆様の応援をいただけたら幸いに存じます。世界中大変なコロナ禍のなかではございますが、なんとか乗り切っていきましょう。Moyurupen Gateは何らかの精神的なお役に立てればと思って日夜奮闘しています。

 

2021年正月 仁科広嗣

THE NEW HISTORY EYES...Vol.0022

THE NEW HISTORY EYES

Presented by hirotsugu nishina

 

Vol.0022…「2021年の潮流を予測する」

 

2020年は数字的に見れば非常に弱い一年だったとみる。2021年は力強い一年になるのではないかと予測しているが無責任的なスタンスではあるけれども、未来の予測はかなり難しい。それでも、気になる私たちの未来をみてみよう。

 

1)東京五輪パラリンピックは2020年12月にはIOC側では中止をせざるを得ない認識にあるが、開催国日本からの中止宣言を狙っているので、日本政府としては最後まだ中止の発言は控えなければならない。日本側からしてしまったら全て負担を負わされることになる。2月までにはおそらくIOC側からの決断があるので日本としては静観を構える事が必要だ。間違っても総理自ら五輪中止宣言はしてはならない。

 

2)トランプ大統領にはもう後がない。窮鼠は猫を襲うしかない。46代大統領には便宜上ペンス氏になってもらい、トランプ氏の恩赦を実行する。これによりバイデン氏は47大大統領になる可能性はなくはない。バイデン氏は任期途中でカマラ・ハリス氏に引き継がれる。ジョージア州上院議員選挙は民主党が二議席を確保し50:50で民主党が議会での主導権を奪う。

 

3)新型コロナウイルスの変異種の増加に伴い、拙速のウイルスワクチンの効果はなくなり、開発は振り出しに戻る。ウイルスの耐性がワクチンの開発が強まるだけ強くなり、接種の副作用が顕在化して、製造苦境に追い込まれる。変異種の拡散がとまらない。2021年の2月ともなれば、全世界での感染者数は一億人を超え、死者は200万人となるだろう。

 

4)日本のエンターテインメント業界が東南アジア圏で最もレベルが低くなる。日本のエンターテインメント界では、若い世代には圧倒的な支持を集めていたジャニーズタレントの休業や引退などで、その後の業界の風景を垣間見るのは難しい。米国のように俳優養成機関が整っておらず、プロダクション任せの功罪が今後問われることになりそうだ。

 

5)バイデン政権と習近平政権のスクラムで、太平洋統治は事実上米中の専権事項となる。田中角栄氏と周恩来氏との表向きの外交の裏には、米国と中国の太平洋分割統治案がほぼ決まっていた。中国の実効支配は日本の国政に与える影響は大きくなるだろう。

 

6)プーチン政権がクーデターにより崩壊する可能性がある。プーチン大統領が引退後も生涯刑事訴追を免除される法律をつくるという。これまでの不正蓄財疑惑やライバル排除による暗殺支持疑惑、他国への政治介入などで様々な疑惑が積み上がっているなかでの生涯免除は国民が納得できるものではない。第二のロシア革命が勃発する可能性は大いにある。

 

7)安倍晋三氏が検察審査会で告訴され強制起訴が確定する。政治資金規正法の嫌疑では全て秘書が犠牲になったが、市民が参加する公職選挙法での嫌疑のほうを検察は重きを置いている気がする。二人目の首相経験者逮捕の号外が巷を驚かせるに違いない。

 

8)新型コロナウイルスパンデミックが止まらず、東京五輪は中止になる。変異種の拡散で今後2,3年は予断を許さないだろう。

 

9)中国と米国が共存の道を歩み、日本はスルーされる可能性がある。米国の民主党は中国寄りの姿勢が強いのでどうなるか。

 

10)新たな世界のリーダーが出現する。

THE NEW HISTORY EYES...Vol.0021

 

 

THE NEW HISTORY EYES

Presented by hirotsugu nishina

 

Vol.0021…「新型コロナウイルスCOVID-19は新ファクターXで克服せよ」

 

 全世界での新型コロナウイルスの感染者数が100,000,000(一億)人に限りなく近づいている。死亡者も1,500,000人に迫る勢いだが、ウイルスの突然変異や変化を見ながらの各製薬会社や大学のワクチン開発競争は熾烈を極めている。ワクチンの投与の効果を少ない人数での治験結果がでたからといって手放しでは喜べない。緊急を要する医療従事者や重篤患者への投与ではその効果は未知数だ。接種はやってみないとわからないが、副作用があって亡くなってもワクチン提供側への損害訴訟や刑事責任はない模様だ。数万年前に絶滅したネアンデルタール人種(後継人種はクロマニヨン人)系の遺伝子を持つ末裔の開発したワクチンがモンゴロイド系の遺伝子を持つ末裔に果たして有効なのかも未知数だが、ワクチン開発で遅れを取る日本が他国の完成したワクチンのおこぼれを貰おうとして効果がなくても文句は言えない。日本が自国民の生命を守るためワクチン輸入に膨大な国家予算を費やすことに反対するわけではないが、日々の感染状況に指を加えながら、医療崩壊の逼迫や感染の歯止めを施すために時短営業やテレワークや不要不急の外出規制などにビクビクしてばかりではいられない。コロナウイルスの終息までにはおそらく何年も何十年も続くだろうとみている。いや何百年も続く可能性もある。ペストの大流行は6世紀ごろから20世紀のオスマン帝国滅亡まで三回あった。一番パンデミックスの規模が大きかったのは14世紀から17世紀で、当時世界の人口が5億人ほどのところで感染での死者が8500万人。地中海付近においては約人口の半数が犠牲者になった。スペイン風邪第一次大戦下で米国の兵士から発生し、全世界で5000万人にものぼる死者がでた。当時5500万人の人口だった日本では39万人が亡くなった。季節風のインフルエンザウイルスによる死者は毎年平均で約3000人。今回の新型コロナウイルスに関連する死者は今のところ約2000人だとすると、穿った見方をすれば、日々切羽詰まった勢いで報道をするマスメディアの対応には見直しが必要だという意見も存在する。伝染病には有史以来何千年もの間、人類は深く関わってきた事は素直に認めるべきだ。ワクチン開発も大事だが、もっとやらなければ成らないことがある。それは、第一に自分に病気への抵抗力と免疫力を付け丈夫な心身に仕立てることだ。昔は薬に頼らずとも、薬草や自然界のものを上手く解析をして病気に効く手立てを考える。東洋医学はその先端を行くが、西洋医学に偏り過ぎた医療界を見直す時期に来ているのではないかと考える。第二にコロナ感染に関係する有りとあらゆる事象を分析し、既存の有効な医療状況を新型コロナ対応に役立てることが賢明だ。人類はファクターXでのコロナ感染防御という説も日に日に大きな存在になっていることに注視したほうがいい。1)DTaP-IPV(4種混合ワクチン)、2)BCG(有効性有りの説)、3)MR、4)日本脳炎ワクチン(有効性有りの説)、5)季節性インフルエンザワクチン(多少有効性有りの説)、6)二種混合ワクチン、7)ACE1、8)交差免疫(ウイルスがマスクから少しずつ体内に入り抗体が徐々に増え免疫力が蓄積される)、9)集団免疫(スウェーデンなどで実験が成功しつつある)、10)過去の歴史の中で人種間の遺伝子における重篤性の相関関係などの分析などを基に、現代においては有効な手立てを施す術はあるはずだ。COVID-19の世界的な感染者数や死者数を眺めてみると、地中海周辺からインド大陸までのエリア、北米と南米での感染者数と死者のレベルが顕著なことが分かる。白人系の人種やそれに関わった人種の遺伝子的な解明や、北欧やロシア、東アジア地域では感染者数や死者の数が少ないのはどういうことなのかの分析も必要だ。日本では桜を見る会での議員としての姑息な行為や、2020年春からの権力保持と自己保全からくる意図的な(?)安倍政権での長く続いた国会閉鎖が、新型コロナ感染拡大への致命的な過失責任を問われる可能性は大いにある。本来ならば、1月に新型コロナの感染が判明した時点で、国会閉鎖は設けるべきではなかった。喧噪の末に決まった10万円の一律支給や効果の有無が問われたアベノマスク配布、何千億円という不適切な額のGO TOキャンペーン等事務委託費、疑わしい事業委託事務法人の持続化給付金のあり方、時短営業に伴う少額の協力金、遅すぎた緊急事態宣言、習近平氏訪日を巡る優柔不断な政府の態度、開催国からIOCには禁句だった五輪延期提言を安倍総理が勝手な判断で働きかけたことは致命的だった。この11ヶ月間はまさしく日本や世界が切羽詰まっていたにも関わらず、またもや彼は首相の辞任をしてしまった。責任を取らない首相というレッテルは未来永劫消え去ることはない。新たな政権が樹立されれば、公文書には森友・加計学園桜を見る会などしっかり記されることになるだろう。

 

Vol.0020、特別バージョン

Vol.0020…「日本の相撲業界の二年後の勢力図」

 

 2020年11月の大相撲大会でOHZEKIのTAKAKEISHOが二年ぶりの優勝を飾った。大相撲には新たな英雄が出始めてきた。HEISEI AREAではモンゴル出身の力士の活躍が顕著だった。HAKUHOやKAKURYU、ASASHORYU、HARUMAFUJIなどの最上位クラスが日本の大相撲の看板になり、日本人力士は脇役に甘んじてきたが、このところ日本人の期待される力士が目立つ様になってきた。一度は幕内の上位にいながら怪我でMAKUSHITA以下までクラスを下げ、努力して再び這い上がって戻ってきた力士も数多くいる。勝負の厳しさで地獄を見てきたTERUNOFUJI、RYUDEN、CHIYONOKUNIには尊敬に値する。TAHIOの孫にあたるNAYAは11月の大会では6勝1敗なので次の大会では待ち焦がれたSEKITORI      のクラスになる。HOSHORYUは下の位置でひとつの負けが多くなった。この二人は将来最高の位置で活躍するだろう。TKAKIESHOはTERUNOFUJIに負け、決定戦で賞杯を物にしたが、来場場所は

 YOKODUNAとOHZEJIの力士を散らす良い内容で優勝できたらという条件で、YOKODUNAに推挙される可能性はある。しかし体が小さく押し相撲一途なので、意識しすぎて初日から負けがこむと難しい。あと一年は様子を見たほうがいいかもしれない。TEUNOFUJIは優勝または準優勝でOHZEKIの地位に戻れる。HAKUHO and KAKURYUはいつ引退するか分からないが来年が節目だろう。YOKODUNAを目指すASANOYAMAは最近悩んでいるし、SHODAIの今後には期待は出来るがまだ荒削りでYOKODUNAとOHZEKIが完全に揃った時での活躍は未知数だ。二人のOHZEJKIとも来場所は必死に相手を攻めてくる。来場所はTAKAKEISHOにとっては試練の場所となる。MITAKEUMIは体に恵まれた実力者だが、それに頼りすぎてメンタルで少しは弱いところがある。欲を出して本気になればYOKODUNAの地位も夢ではないのだが、再起に期待する。身長191センチ、体重150キロというKOTOSHOHOが期待値が急上昇という評判だ。個人的には彼は大物感があって頼もしく感じる。彼はまだ21歳なので日本のHKUHOという道を歩むかも知れない。WKATAKAGEは体が小さいのだが地力があり大きな相手でも真っ向勝負という根性が素晴らしい。今後はKOTOSHOHOとともに上のクラスに行ける器と見ている。KOTONOWAKAはHOSHORYUとともに期待がかかっている。最軽量のENHOは今回2勝13敗といいところが無かったが、次の大会では盛り返すだろう。私が高校生の時、相撲協会の地方巡業での稽古の合閒にTAIHOと握手する機会があった。相撲取りの手は大きくて温かい。大相撲はコロナ禍のなかでもたくましく伝統を守り続けている。私は日本人に生まれて良かったなぁとつくづく思う。

 勝負という点では相撲も大統領選挙でも本質は変わらない。米国の大統領選挙ではジョー・バイデン氏が選挙のルールに基づきドナルド・トランプ氏に勝利したが、負けた側は潔くこの結果を認めるべきだ。負けた側がいつまでも状況を認めないと、優先事項であるコロナ禍の対処が滞り、政権移行がスムーズに行われないのは米国民にとっては存亡の危機だ。敗軍の将は兵を語らず。この点については中国のことわざや日本のサムライ精神を見習ってほしい。城主は負けを認めたら、家臣や領民の事を優先させて自らは退くか、切腹という崇高な決断をするのが武士道や騎士道というものだ。ドナルド・トランプ氏にはそういう基本的な覚悟を持ち合わせていなかったように思う。誠に残念だ。戦いに負けても選挙人への奇策を用いて、その地位にこだわるのなら米国大統領史上あるいは人類史上には大きな汚点と記されるに違いない。そしてU.S.A.という国は未来永劫世界からはそっぽを向かれる。ドナルド・トランプ氏が2024年に再出馬するとしても、民主的なルールを守る意志や常識がないのなら、いくら妄信的なトランプ信者や熱狂的な共和党支持者でもおそらく彼への一票を手控えることだろう。それが世界から尊敬される古き良き伝統を大切にする米国民のあり方だと思う。

 

 

 

Vol.0020… "Power map of the Japanese sumo industry two years later"

 

OHZEKI's TAKAKEISHO won the grand sumo tournament in November 2020 for the first time in two years. New heroes have begun to appear in sumo wrestling. At HEISEI AREA, the activities of Mongolian wrestlers were remarkable. The top classes such as HAKUHO, KAKURYU, ASASHORYU, and HARUMAFUJI have become the sign of Japanese sumo wrestling, and Japanese wrestlers have been content with their side roles, but recently the expected wrestlers of the Japanese have become more prominent. There are many wrestlers who once went up to the top of the Makuuchi, but were injured and lowered the class to MAKUSHITA or lower, and made efforts to crawl up again and return. It is worthy of respect for TERUNOFUJI, RYUDEN, and CHIYONO KUNI who have seen hell in the rigor of the game. NAYA, the grandson of TAHIO, will be in the long-awaited SEKITORI class in the next tournament because he has 6 wins and 1 loss in the November tournament. HOSHORYU lost one more at the lower position. These two will play an active part in the best position in the future. TKAKIESHO lost to TERUNOFUJI and won the prize cup in the decisive battle, but the place of visit was

There is a possibility that YOKODUNA will be recommended on the condition that he can win the championship with good content that scatters YOKODUNA and OHZEJI wrestlers. However, since his body is small and he is pushing sumo, it is difficult if he is too conscious and loses from the first day. It may be better to see the situation for another year. TEUNOFUJI can return to OHZEKI's position with a victory or runner-up. I don't know when HAKUHO and KAKURYU will retire, but next year will be a turning point. ASANOYAMA aiming for YOKODUNA has been worried recently, and although SHODAI's future can be expected, it is still rough and the activity when YOKODUNA and OHZEKI are completely aligned is unknown. Both OHZEJKI come to the place desperately to attack the other. The place of arrival will be a place of trial for TAKAKEISHO. MITAKEUMI is a talented person who is blessed with a physical body, but he relies too much on it and is mentally a little weak. YOKODUNA's position is not a dream if he gets greedy and serious, but I look forward to a comeback. KOTOSHOHO, which is 191 cm tall and weighs 150 kg, has a reputation for rising expectations. Personally, he feels big and reliable. He is only 21 years old, so he may follow the path of HKUHO in Japan. WKATAKAGE has a small body, but it has a lot of strength, and even a big opponent has a great guts to play head-to-head. In the future, I see it as a vessel that can go to the upper class with KOTOSHOHO. KOTONOWAKA is expected with HOSHORYU. The lightest ENHO had no good points with 2 wins and 13 losses this time, but it will be revived in the next tournament. When I was a high school student, I had the opportunity to shake hands with TAIHO during a training session on a local tour of the Sumo Association. Sumo wrestlers are big and warm. Sumo is a strong tradition in the corona wreck. I'm glad I was born in Japan.

In terms of competition, the essence of sumo and presidential elections is the same. Joe Biden defeated Donald Trump in the US presidential election under the rules of the election, but the loser should admit the result. If the loser does not admit the situation forever, it is a crisis for the American people that the priority of the corona wreck will be delayed and the transition to power will not be smooth. The defeated general does not talk about soldiers. In this regard, please follow the Chinese proverb and the Japanese samurai spirit. If the lord admits to lose, he gives priority to his vassals and territories and either retires himself or makes the noble decision of seppuku in Bushido and Chivalry. I don't think Donald Trump had that basic resolution. I'm really sorry. Even if you lose the battle, if you stick to that position by using a trick to the elector, it must be marked as a big stain in the history of the US president or humankind. And the country of U.S.A. is turned away from the future eternal world. Even if Donald Trump re-runs in 2024, no matter how delusional Trump followers or enthusiastic Republican supporters, if he doesn't have the will or common sense to follow democratic rules, he'll probably get a vote for him. I will refrain from it. I think that is the way Americans value the good old traditions that are respected by the world.

 

THE NEW HISTORY EYES...Vol.0020

THE NEW HISTORY EYES

Presented by hirotsugu nishina

 

Vol.0020…「二年後の角界の勢力図」

 

 2020年11月場所が千秋楽を迎え大関貴景勝が二年ぶりの優勝を飾った。大相撲には新たなヒーローが出始めている。平成時代はモンゴル出身の活躍が顕著だった。白鵬鶴竜朝青龍日馬富士などの横綱角界の看板になり、日本人力士は脇役に甘んじてきたが、このところ期待される力士が目立つ様になってきた。一度は幕内の上位にいながら怪我で幕下以下まで番付を下げ、努力して再び這い上がって戻ってきた力士も数多くいる。勝負の厳しさで地獄を見てきた照ノ富士、竜電、千代の国には尊敬に値する。大鵬の孫にあたる納谷は11月場所では幕下筆頭で6勝1敗なので初場所では新十両で待望の関取になる。朝青龍の甥に当たる豊昇龍は下位番付で7勝8敗の負け越しなので、次の場所では幕内に残れるかは微妙だ。この両者は近い将来綱を張っているかも知れない。貴景勝は本割で照ノ富士に負け、決定戦で賞杯を物にしたが、来場場所は横綱大関陣を蹴散らす良い内容で優勝できたらという条件で、横綱に推挙される可能性はある。しかし体が小さく押し相撲一途なので、意識しすぎて初日から負けがこむと難しい。あと一年は様子を見たほうがいいかもしれない。照ノ富士は優勝または準優勝で大関の地位に戻れる。白鵬鶴竜はいつ引退するか分からないが来年が潮時だろう。横綱になれる期待が大きい朝乃山はこのところ伸び悩んでいるし、正代の今後には期待は出来るがまだ荒削りで横綱大関陣がフルに揃った時での活躍は未知数だ。両大関とも来場所はカド番で一番一番必死に攻めてくる。来場所は貴景勝にとっては試練の場所となる。御嶽海は体に恵まれた実力者だが、それに頼りすぎてメンタルで少しは弱いところがある。欲を出して本気になれば横綱も夢ではないのだが、再起に期待する。

 身長191センチ、体重150キロ台という琴勝峰が赤丸急上昇という評判だ。個人的には大物感があって頼もしく感じる。まだ21歳なので和製白鵬という道を歩むかも知れない。若貴景は体が小さいのだが地力があり大きな相手でも真っ向勝負という根性が素晴らしい。今後は琴勝峰とともに上に行ける器と見ている。琴ノ若は豊昇龍とともに期待がかかっている。幕内最軽量の炎鵬は今回2勝13敗といいところが無かったが、初場所では盛り返すだろう。高校生の時、地方巡業での稽古の合閒に大鵬関と握手する機会があった。相撲取りの手は大きくて温かい。大相撲はコロナ禍のなかでもたくましく伝統を守り続けている。日本人に生まれて良かったなぁとつくづく思う。

 勝負という点では相撲も大統領選挙でも事の本質は変わらない。米国の大統領選挙ではジョー・バイデン氏が選挙のルールに基づきドナルド・トランプ氏に勝利したが、負けた側は潔くこの結果を認めるべきだ。負けた側がいつまでも状況を認めないと、優先事項であるコロナ禍の対処が滞り、政権移行がスムーズに行われないのは米国民にとっては存亡の危機だ。敗軍の将は兵を語らず。この点については中国のことわざや日本のサムライ精神を見習ってほしい。城主は負けを認めたら、家臣や領民の事を優先させて自らは退くか、切腹という崇高な決断をするのが武士道や騎士道というものだ。ドナルド・トランプ氏にはそういう基本的な覚悟を持ち合わせていなかったように思う。誠に残念だ。戦いに負けても選挙人への奇策を用いて、その地位にこだわるのなら米国大統領史上あるいは人類史上には大きな汚点と記されるに違いない。そしてU.S.A.という国は未来永劫世界からはそっぽを向かれる。ドナルド・トランプ氏が2024年に再出馬するとしても、民主的なルールを守る意志や常識がないのなら、いくら妄信的なトランプ信者や熱狂的な共和党支持者でもおそらく彼への一票を手控えることだろう。それが世界から尊敬される古き良き伝統を大切にする米国民のあり方だと思う。

THE NEW HISTORY EYES...Vol.0019

THE NEW HISTORY EYES

Presented by hirotsugu nishina

 

Vol.0019…「COVIC-19のワクチン開発と交差免疫、五輪開催中止への布石」

 

 2020年11月の中旬になっても新型コロナウイルスの感染拡大に拍車がかかっている。このまま行けばあと半年ほどで感染者数は全世界で1億人規模となる。米国では1日だけで20万人以上、死者も怖しいほどの勢いで増えている。そんな中、IOCのバッハ会長らが完璧な医療用マスク姿で訪日した。2021年の東京五輪はコロナ感染が衰えなくても実施するという報道を目にしたが、アスリートの病気や健康管理について話し合う国際会議が2021年の2月に行われる予定が11月に先延ばしされた。と言うことは、五輪の後に行うことになる。参加するアスリートにとっては、五輪前にIOCの重要会議が行われることが必須の条件だが、これは反故されたことになる。バッハ会長は迷走の二枚舌戦略で、開催国には腫れ物には触れない感覚なのかもしれない。IOCへの最大のスポンサーである米国はコロナ禍で五輪参加どころではないはずだ。報道では新型コロナウイルスのワクチン開発がさも順調に進んでいるというが、まだまだ治験では初期段階で、日ごと変異するウイルスへの接種有効期間は全くの未知数だ。ウイルスがどんどん変異すれば、それへの対応も大変だ。基本的にはワクチンが無事開発され、世界中で安全に接種されるのには、4.5年はかかると言われているので、製薬会社への過度な投資や期待は禁物と言うほかはない。日本ではワクチン開発では最後方に有り、外国からのおこぼれを貰うという屈辱に甘んじている。誠に残念だ。中世でのペスト流行は終息まで数十年を要し、今人類は如何に菌やウイルスとの戦いで忍耐が必要か覚悟をすべきだと思う。人命の犠牲を伴う危険な五輪開催はするべきではないし、商業主義に偏ったIOCのあり方にも再編や問題提起も積極的にやらなければならない時期に来ているといえる。

 感染拡大のファクターXとして、交差免疫という言葉が出回っている。例えば、マスクを常時付けていても少しずつ弱く体内に感染するが、体の中で抗体がその都度蓄積され、感染しても無症状になるか重症化しにくくなり免疫力を強くしていくという説がある。日本株のBCG接種が新型コロナウイルスへの重症化抑制や免疫があるという説もある。何万年も前に絶滅したネアンデルタール人(地中海周辺で生息していた人種)はアングロサクソンやゲルマンの遺伝子にリンクし、それがウイルスの重症化や感染拡大に関係性があるという説には注視せざるを得ない。コロナウイルスは人類の人口調整を司る神なのか。

 マスメディアが連日陽性者の数を報道し、医療崩壊の心配をしているが、感染しても良くなっている人が増えていけば、集団免疫力が顕著になっていく可能性はある。日本人や韓国人・中国人・東南アジア人はすでに感染しているが免疫をすでに保持している可能性は充分にある。根拠は分からないが、東アジア人種遺伝子非重症化説、ネアンデルタールクロマニヨン人遺伝子重症化説はあながち的外れとは言えない。インフルエンザワクチンの有効期間は4ヶ月、新型コロナCOVIC-19のワクチンの有効期間は同じくらいかも知れない。ウイルスの変異が多くなればその都度ワクチン開発での治験をしなければならなくなくなり、キリがなくなる。ワクチン開発も重要だが、免疫力の向上策や重症化率の低減化を積極的に取り組むべきだと思う。人類はウイルスを克服できないが何か打つ手は必ずあるはずだ。

 

THE NEW HISTORY EYES...Vol.0018


NEXT U.S.A. 2021

 

THE NEW HISTORY EYES

Presented by hirotsugu nishina

 

Vol.0018…「ドナルド・トランプの戦略とU.S.A.の未来」

 

 2020年の米国大統領選挙が終わった。11月14日現在、全州での選挙人獲得数が決まった。バイデン候補が306人(7633万票)、トランプ候補が232人(7143万票)だが、トランプ氏は前回を800万票上回ると言うが、バイデン氏は前回のヒラリー・クリントン候補の時よりも1000万票を上回るので、今回は反トランプ票が雌雄を決した形になった。日本のマスメディアはトランプ大統領の抵抗などで2021年での次期政権への課題ばかりを報じるばかりだが、その裏では、米国と中国の以前からの経済連携の充実化が図られている。キッシンジャー氏は少なくてもこれまで80回くらい中国要人との会談をしている。2018年の中間選挙後では習近平氏と会談を行っていることはあまり知られていない。トランプ氏は共和党の重鎮であるキッシンジャー氏には頭が上がらない。米国の大統領職は企業では社長にあたり、その上に国際コンサルタント会社(キッシンジャー・アソシエイツ)なるものが存在する。そのトップがヘンリー・キッシンジャーなのだ。

 トランプ大統領とはいえ、彼らのひとつの駒に過ぎない。ゴルフ中でも連絡はあるはずだ。選挙後は法廷闘争で引き延ばし、下院議会での採決でも大統領になれる裏技を狙っているようだが、共和党が強いペンシルベニアの州会議でも選挙結果については介入しない模様だ。他の州でもそれに追随する公算が強い。その戦略は頓挫する。たとえそれで大統領になっても世論は許さないはずだ。三権分立の機能がしっかりしていながら、法の抜け道があり正義の道も閉ざされる法律が、未だに民主主義の総本山で存在しているのはなんとも残念だ。そういう意味では法のあり方については後進国とたいして変わらない見方をされても仕方があるまい。トランプ氏は一般人になれば、数々の刑事訴追が待っている。多額の借入金もあり、脱税疑惑や地位を利用した利益誘導、ロシア疑惑などもある。

 考えられる大きな可能性、その第一としては、トランプ氏の自作自演での自己恩赦だ。トランプ大統領が電撃辞任をし、自分自身が自分を恩赦する。バイデン氏はトランプ氏への恩赦は絶対しないと公言しているが、政権移行が上手く行かない場合は、そうとも言っていられない。それはもう水面下で交渉しているかもしれない。バイデン氏が恩赦を施すとなれば民主党内に批判が殺到して、支持者からもそっぽを向かれるかも知れない。それでも敗北宣言はどうしても必要だ。背に腹は変えられない。そこで、取引を成立させ、玉虫色の敗北宣言をするシナリオは排除できない。U.S.A.でもここまで法の不備があるとは努々思わなかった。  

 トランプ大統領が描いているもう一つの大きな可能性、その第二のウルトラCだ。たぶんこういうシナリオもありえる。2021年の1月20日正午をもって、米国はバイデン新大統領とハリス副大統領が新たに統治するが、トランプ大統領心神喪失を理由に突然辞職し、ホワイトハウスから去る。トランプ氏の海外逃亡・亡命の可能性もないではない。突如国防長官を解任したのは何らかの意図があるかもしれない。そこでペンス副大統領が第46代大統領に就任する(就任期間はわずか)。または、大統領代行となる。それと同時にトランプ大統領に恩赦を与える(大統領の特権としての免責)というものだ。そうなると、バイデン氏は第47代大統領(ペンス氏の介入があったとしての話だが)と言うことになる。マスメディアではあれこれ言ってはいるが、これが現実的なやり方だと思う。大統領を目指したいペンス氏は共和党の威信を損ね、ババをつかまされたという悲壮感は残るが、これはペンス氏がトランプ氏への犠牲心と世論の批判への覚悟があるかどうかに掛かっている。そのかわり米国の歴史には彼の名が大きく刻まれる。

 トランプ大統領は7000万票を獲得し、その人気度なら2024年に再出馬しても勝てるかも知れないと息巻いてはいるが、果たしてそうだろうか。離れた側近が戻ってくる保証はないし、岩盤支持層や熱狂的な支持者の熱も維持されていくかどうかも分からない。共和党でも有力な若手はたくさんいるし、突如彗星のごとく魅力的な候補が今後現れているかもしれない。個人的には、民主党共和党のどちら側に付くものではないが、前下院議長のポール・ライアン氏には期待している。将来大統領になったら、作家トム・クランシー作のジャックア・ライアン・シリーズとも重なる。2012年のミット・ロムニー共和党大統領候補の副大統領候補として、オバマ氏の再選を追い詰めた実績もある。同じ共和党員といえどもライアン氏はミット・ロムニーとともに今でもトランプ氏とは一線を画している。トランプ氏は生粋の共和党員ではない。目の前の利益が最優先され、支持者への問いかけは優れてはいるが、白人貧困層への面倒見はこの4年間をみても良いとは言えない。現にラスト・ベルト地帯の有権者は前回2016年の時にはトランプ氏に投票したが、2020年の今回は隠れバイデン票になって、激戦州でのキャスイティング・ボートを握った。ポール・ライアン氏は現在議員を引退しているが、将来的には大統領選を視野に入れているとみている。真に嵐の前の静けさだ。勝手な想像だが、2024年はカリスマ性のあるライアン氏とカマラ・ハリス氏の一騎打ちとなっているかも知れない。トランプ大統領政治団体への自動還流を基にした献金寄付を呼びかけてはいるが、選挙での票が前回を上回ったからといって、2024年での共和党からの立候補は必ずしも勝ち取れるとは限らない。バイデン政権が事の他スムーズに行けば支持層は増えるだろうし、トランプ氏を見限る有権者も数多くなっている可能性があるからだ。

 習近平氏の母校である清華大学経済管理学院(中国のMITとも呼ばれハイレベルのMBAが取得できる)の顧問委員会には、米国の蒼々たるメンバーがそろっている。キッシンジャー氏をはじめ元財務長官のポールソン氏、ゴールドマンサックス・JPモルガンゼネラルモーターズ他スペースX社のイーロンマスク氏、FBのザッカーバーグ氏などの各CEOが中国との経済連携を促進し、中国2025では半導体の70%を国内でまかなう。一帯一路でも米国の後押しがある流れがあることは覚えておこう。トランプ氏の中国との些細な政治・経済紛争で沸き返ってはいるが、実は米中は水面下では手を握っている。マスメディアのうわべだけの情報を頼ってばかりでは現代と未来の世界は読み解けない。

THE NEW HISTORY EYES...Vol.0017

THE NEW HISTORY EYES

Presented by hirotsugu nishina

 

Vol.0017…「2020米国大統領選挙&上院・下院改選結果予測」

 

2020年11月7ジョー・バイデン氏の当選が確実になった。 

 

バイデン氏=306人、トランプ氏232人。
下院(総議席435)=民主党過半数維持、
上院(総議席100)=民主党48、共和党48(残議席は2021年明けまで未定)、
50対50の場合は副大統領が最終採決の権利。
バイデン氏がペンシルベニア州(確定、開票率99%、票差41,223)、
ジョージア州(再集計も確定、開票率99%、票差10,245)、

アリゾナ州(確定、開票率90%、票差18,690)、

ネバダ州(確定、開票率92%、票差27,530)で

最後までリード。
どこまでその票差を拡げられるかが今後の焦点となっていた。
総選挙人538人のうち、最終的にはバイデン氏が306人を獲得、
トランプ氏は232人。
よって、
まだ確定ではないがバイデン氏の勝利の可能性が高くなった。
次期政権移行チームの発足をHPで立ち上げ、
勝利宣言をするものと見られる。
ドナルド・トランプ氏の敗北宣言はなく、
最高裁への提訴に持ちこむ戦略のようだが、
勝敗の事実を覆すことは、
いくら最高裁であっても不可能だ。
僅差の再集計でもおそらくヒューマンエラーでは、
100単位の誤差があるとしても、
開票の大勢には影響はない。
0.5ポイント以下なら再集計だが、
ペンシルベニアはそれを超える勢いにある。
良識と世論、世界からの関心度から見れば、
保守色の強い連邦最高裁でも
トランプ氏寄りの裁定は出来ないだろう。
選挙で敗北してでも、大統領になれる奇策と抜け道があるようだが、
後進国並みの知的行動様式を持つ様な人物を、
大統領にした責任は他ならぬ有権者にある。
今後は実業界からの直接の政治参画は、
当然制限される法律ができるかもしれない。
世界の人々は良識ある米国の存在にあることは、
バイデン氏には充分分かっているはずだ。

今後は共和党議員の出方が注視される。トランプ氏への説得が成されるか否かで将来の共和党のあり方が問われることになる。彼らが現職の大統領を如何に説き伏せるかにあるが、下手をすれば、共和党は永遠に米国民の信頼を得られないものとなるだろう。

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※2016年の米国大統領選挙では
ドナルド・トランプの当選を数ヶ月前に予測し、
2020年東京五輪の中止をいち早く予測し、
2020年米国大統領選挙ではバイデン氏勝利を予測。
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THE NEW HISTORY EYES...Vol.0016

 

THE NEW HISTORY EYES

Presented by hirotsugu nishina

 

Vol.0016…「ドナルド・トランプ氏の2020選挙後を考察する」

 

 米国大統領選挙の戦いが最後の一ハロンでのデットヒートと化してはいるが、各国のメディアでは全く当たらない予測を繰り広げている。選挙の結果は最後の蓋を開けるまでは誰にも分からない。個人的には世の中の流れを見ていると、ジョー・バイデン氏が幸運を手にするという予測で理由付けをして論じたが、どちらが当選しようが落選しようが個人的には知ったことではない。しかし私は米国の有権者ではないが、未来の事を考えるとこの先米国がどういう方向に行くのかには注視せざるを得ない。日本のマスメディアは欧米のニューソースを買って垂れ流しているが、米大統領選の当落予測を政界に無知なコメンテーターがいくら考えても無駄なことではある。トランプ大統領が郵便投票の不正を訴訟の対象にするといい、郵便投票を完全に無視して勝利宣言を早々とするのではないかと心配されてはいるが、郵便投票という制度を州政府の判断に任せている状況では、選挙制度に重大な不備があるとしか思えない。国家レベルで公正なものとして、現役の大統領の権限が影響しないような法の管理が必要だ。当日の直接の投票所での投票結果のみがすべてだという考えは現役の大統領の品性と常識・良識を疑わざるを得ない。最終集計結果が重視されなければ、民主主義の世界は存在価値がなくなり、合衆国を存続させる意味がなくなる。たとえば、第一のケースでは、トランプ大統領が道半ばの開票集計で自分に有利な状況を察し、勝利宣言をしたとする。その後時間を追うごとにジョー・バイデン氏が票を伸ばし、勝利した場合でも、トランプ大統領は郵便投票の不正訴訟を起こし最高裁まで持って行き、強制的に大統領の当選を成立させる。もし、そういうことが可能なら、二人の大統領が存在することになり、USAの分断化に拍車が掛かることは必須だ。第二次南北戦争の勃発だ。北軍ジョー・バイデン将軍、南軍がトランプ将軍。どちらに有権者が付くかといえばいわなくても分かると思う。戦いにおいては公正な最終結果で選ばれたジョー・バイデン氏が、米軍の指揮を取り、ホワイトハウスに居座るトランプ氏を排除するだろうし、一般人になったトランプ氏はロシア疑惑・脱税・不正情報隠蔽などの嫌疑がかかり、逮捕・訴追・亡命の選択に迫られることになる。第二のケース、トランプ氏が奇跡的に逆転し再選を果たしたとする。民主党が下院と上院の過半数を取った場合はどうなるだろう。おそらく、トランプ大統領は弾劾裁判にかけられる。第三のケース、これは可能性が一番あるものだが、ジョー・バイデン氏が郵便投票結果を待たなくても、接戦州を制し、圧勝し、上院・下院も民主党過半数を占める。このことを、「トリプルブルー」と言うらしい。2016年では、「隠れトランプ票」が勝敗を分けた。2020年も同じ事が起こりうると共和党支持者は訴えるが、今回はその逆で、「隠れバイデン票(反トランプ票)」が大統領選のキャスティング・ボートを握っている。

THE NEW HISTORY EYES...Vol.0015

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Presented by hirotsugu nishina

 

Vol.0015…「2032夏季五輪はインドのムンバイ」

 

 2020年の米国大統領選挙の3回目(二回目は中止)のTV討論会が終わり、11月3日の投票日を迎えることになったが、期日前投票が前回の八倍という状況はコロナ禍による有権者の生活への切実さが見て取れる。アクシデントが無い限りジョー・バイデン氏が勝利する確立が日に日に高まっている。米国がひとつに纏まるのにはそれなりの最高指導者の資質に掛かっていることだけは間違いない。ドナルド・トランプ氏は1920年世界大恐慌時でのフーバー大統領(実業界出身)に似ているところがあるが、この4年間の軌跡を見てみると、進化の程はうかがえないし再選しても合いも変わらずの政の連続となると私は見ている。自身は米国の市民ではないので有権者の心情はよく分からないが、傍観者的立場からしてもそんな予感が走ってくる。国家間の対立や個人的な過激な闘争戦略では絶対に共感や相互の信頼は生まれない。何事も仕掛けた側は結局必ず不利になり、相当な打撃を受けることになるのは歴史が証明している。やられたらやり返すというのは人間の性であり、そこから逃れる事は出来ない。某TVドラマで1000倍返しと言うフレーズが街角を闊歩していたのを目に留めたが、日本人は旧日本軍の真珠湾攻撃で仕掛けた見返りが、広島・長崎への原爆投下という1000倍ものホロコーストを生ませてしまったことを忘れてはいけない。イスラエルパレスチナイスラム国の台頭や米国とイラン・イラク・アフガン戦争などのように、憎悪の連鎖は止まるところを知らない。誰かが歯止めをかけなければ人類は滅亡する。ドナルド・トランプ氏をはじめ、私たちにはそのことを目にする勇気と覚悟はあるのだろうか。戦後日本は、国際社会でのイベント参加には大きな制限があったが、1951年のアジア大会で日本の出場の機会を与えてくれたのが他ならぬインドだった。そのおかげで翌年のヘルシンキ五輪で日本は出場でき、インドには大きな借りがある。2021年の東京五輪はコロナ禍で中止という公算が大きくなり、IOCも来年の早い時期に五輪中止の決断をするとみられている。2024年はフランスのパリ、2028年は米国のロサンゼルスでの開催が決定している。日本は2021年の東京五輪が幻に終わった場合、2032年の招致を目論んでいるというが、それも幻に終わりそうだ。インドはムンバイでの開催を熱望しているからだ。インドネシア・オーストラリア・北朝鮮と韓国の共同開催なども招致を考えているので、日本は2021年の見返りに2032年での日本開催という考えがあっても、日本はインドでの開催支援に一票を投じなければならないだろう。そうなると、日本が再三五輪開催招致活動をするのならもっと後になる。もっとも、その頃の日本は世界の最貧国になっている可能性もあるので、五輪開催どころではないかもしれない。それだけ、日本は国家百年、二百年の計を押し進める盤石な羅針盤と強いリーダーの出現が切望されているわけだが、安倍第三次(菅)政権の有り様を見ていると、今の日本には全く期待できない。2013年の招致プレゼンでは日本のトップリーダーが、原発事故の汚染水対策は完璧にアンダーコントロールされている、と言い切ってしまった。2022年で汚染水タンクが満杯になり海洋放流という愚挙に出ると、招致プレゼンでの安倍首相の発言は嘘だったということになる。今思えば2020年の五輪招致では辞退して、明治以来の友好国のトルコ・イスタンブール禅譲すべきだったのだ。東日本大震災の復興が未だに道半ばを考えれば、どうしてもそう思わざるを得ない。

 今年も日本は核兵器禁止条約に反対した。その理由として、米国の核の傘にいる以上、禁止に賛成すると安全保障での整合性がなくなるというが、とんでもない考えだ。NOと言えない日本がいまだに制空権を持てず、真に独立出来ない大きな要因ともなっている。日本国憲法を遵守する自衛隊専守防衛体制は日本を守ってくれる唯一の核抑止力ともいえるが、敵基地先制攻撃能力の保有は国連の常任理事国からみれば、敵国条項に抵触する危険性がある。例えばMRJ(三菱のスペースジェット)エンジンは外国との共同開発の産物で、箱物だけのジェット機となったがそれは純国産とはいえない。マスメディアはジェット機の組み立てただけに過ぎないのに国産初のジェット機扱いとは恐れ入る。日本初のステルス戦闘機「心神」は飛行実証を終えたが、F22を凌ぐ純国産エンジンに目を見張る米国にとっては第二のゼロ戦というイメージが湧いてきているに違いない。それ故、共同開発として圧力をかけMRJのように日本の戦闘機開発を暗に骨抜きにさせようとしているという疑念は消えていない。戦後日本は、米国から戦闘機の製造を禁止されているようだが、禁止はされていなくても常任理事国側からは当然監視はされている。日本の常任理事国入りは中国やロシアの反対で国連の国際秩序のなかでは叶うはずがない。逆に言えば航空機製造の潜在能力がある日本は戦後75年経っても米国などの常任理事国側にとっては脅威である証でもある。1964年での東京五輪は真に戦争の反省と平和への祈りが大きなテーマとなっていたが、2020東京五輪にはテーマがなかった。だから、日本には五輪を開催する大義は全く感じられなくなっていたことだけは確かだ。未来の日本の為政者達は、五輪と政治はセットと考えるべきだ。単に利権とか思惑だけで五輪招致をするのには思わぬしっぺ返しがあるという今回の教訓を生かすべきだろう。

THE NEW HISTORY EYES...Vol.0014

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THE NEW HISTORY EYES

Presented by hirotsugu nishina

 

Vol.0014…「2020オクトーバー銀座マネキントーク

 

21世紀の四半世紀も残すところ5年弱になった。北米の某国大統領選挙の動向と新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない中、ワクチン開発競争に血眼になってはいるが、ウイルスの耐性進化状況を見ると、一般住民への供与は今後3,4年のスタンスを取っていかないとかなり難しいと言える。ドナルド・トランプ氏がいち早くウイルスの陽性化に陥ったのは、COVIC-19に対する対処が実に甘すぎたと言われても仕方が無い。ライバルのジョー・バイデン氏に低レベルの対抗意識を露わにするのを唯一の楽しみにしているドナルド・トランプ氏の選挙戦略には辟易するばかりだ。4年前には、ヒラリー・クリントンに対する不満が隠れトランプ票に貢献した歴史的事実は、当の民主党側は教訓を踏まえ2020年ではそれなりの慎重な戦略を構築しているに違いない。銀座のマネキン嬢やホステス関係者の間でも話題にならないはずがない。

<銀座八丁目の某クラブ>

「ねぇ、サトミ、あたし、今年はワクチンしてみようかなぁと思って。インフルエンサーってなぁに?」

「だめねぇ。あんた、そんなことも知らないの?インフルエンザの接種を忘れた人のことでしょ」

「インフルに縁がないっていう意味?」

「そうよ」

「こらこら。アケミちゃん、変なことサトミちゃんに教えちゃだめよ・・・」

「チーママ、ごめん。あたいもワクチン打ってみたい・・・」

インフルエンサーというのは、影響力のある人のことよ。例えば、ほら、タレントがCMで私はこれを使っています。だから、あなたもどう?というヤツよ」

ハズキルーペのCMもそうでしょ?あたしもその場面に出てるのよ。館さんの横・・・」

youtubeの再生でも150万PV越えてるんだって」

「す、凄いじゃん・・・」

館ひろしさんも、武井咲ちゃんも、孝太郎ちゃんも素敵よね・・・」

「視聴者に影響力がある。これがインフルエンサーなの・・・」

「チーママはお詳しいわね。さすが芸大の美術学部卒業だけあるわ」

「サトミ、学歴なんか関係ないじゃん。そういうあんたは、MIT・・・」

「アケミちゃんは、これまで黙っていたけど、ハーバード卒だったわよね・・・。たしか国際弁護士の資格なんかも・・・」

「えー、そうなの。ユキはUCLAだけど。し、知らなかった・・・」

「過ぎた昔の事を自慢げにお客さんに、何気なくいうのは失礼なのよ。実業家や政治家は昔の経歴でコンプレックスを持っている人はたくさんいるから・・・」

「肝に銘じます。それより、アメリカの大統領選が佳境に入っているようね・・・」

「日本は戦後75年アメリカの占領下にあって、国際連合の監視下に置かれているんでしょ?民間の飛行ルートだって、未だに日本には制空権がないから、米軍の都合で思うように変えられない?」

アメリカは共和党民主党の二大政党政治が根付いているけど、三権分立の民主主義は守られているみたい。バイデンが勝つにしろトランプが勝つにしろ、日本にとってはどちらも国益に連動しない?」

「今、地球の指導者が誰だかちっとも分かんない?誰なの?」

「人間の権力志向にはマネキンでは分かんない・・・。」

「こういう時は、二十一世紀お好みランチでも如何?」

「あたしは、ハリス・バイデン定食」

「美味しいけど濃い味に気をつけてね」

「あたいは、コロナ・トランプのスパゲッティ大盛り」

「うっかり首に巻かれちゃだめよ・・・。大盛りはフェイクかも・・・」

「ユキは山火事解消ハンバーグかな・・・」

「チーママは、学術会議任命サンドイッチ・・・」

「珍しいわね。チーママがサンドなんて・・・」

「実はね、オーナーとあなた達の処遇で板ばさみなの・・・」

「チーママ、大丈夫よ、あたい達は。マネキンの持続化給付金とGo To‘トラブル’でこっそりポイントを稼いでいるし、絶対コロナには感染しないんで・・・^0^」

2020米国大統領選完全予想。

2016年は三ヶ月前にトランプ氏の当選を予測した。
しかし2020年の米国大統領選は、
ジョー・バイデン(ハリス)陣営に幸運をもたらすだろう。
その理由を下記に示しておく。

1) トランプ氏が相手の不安を呷り恫喝する戦略は、
セクショナリズムの増福を招き、分断をさらに助長する恐れがある。
その戦略は民衆には飽きられている。イランとの核合意を勝手に辞めてしまった。
2) トランプ氏の人種差別への対応が余りにもお粗末で、解決への道筋が見えていない
3) 2016年での隠れトランプ票が、反トランプ票に動いている。
大統領選ではバイデン氏は主役ではなく、
カマラ・ハリス氏VSトランプ現役大統領の一騎打ちと見ていいだろう。
大統領本選では中間選挙の勢いがそのまま続く傾向にあり、
オバマ政権二期目の2014年中間選挙では共和党に勢いがあり、
2016年の大統領選では共和党の大統領が勝利した。
しかし2018年の中間選挙では民主党に勢いがつき下院の過半数を奪還した。
2020年は下院と上院の両院で過半数を取ると予想されている。
ジョー・バイデン氏が敵失を露わにするのを
誘き寄せようとするトランプ陣営の戦略を警戒する民主党は、
2016年のヒラリー敗戦という辛酸の経験もある。
そのことから2020年は組織力で徹底して
大統領選に臨んでいるからトランプ氏の劣勢挽回はとても難しい。
4) ホワイトハウス新型コロナウイルスへの初動ミスが、
多くの犠牲を生み続けている。
現にホワイトハウスクラスターが発生し、
トランプ大統領は陽性の感染者となった。
多くのホワイトハウスの関係者も感染した。
トランプ氏は陰性になったことも公表していない。
二回目のテレビ討論会も拒否してしまった。
5) ホワイトハウスイスラエルへの肩入れがパレスチナへの憎悪を招いている。
6) 中国への対抗意識が岩盤支持層に訴えるも必ずしも盤石ではない。
7) 共和党の中にもバイデン支持が出てきており、
ラスト・ベルトには雇用が生まれなかった。
2016年は隠れトランプ票が勝敗を決したが、
2020年はその逆で、
隠れバイデン票が積み上げられている可能性がある。

 

THE NEW HISTORY EYES...Vol.0013

THE NEW HISTORY EYES

Presented by hirotsugu nishina

 

Vol.0013…「人種格差とウイルスによる絶滅の歴史」

 

 20万年前から3万年前までヨーロッパ諸国やアフリカ・中央アジア地域で暮らすネアンデルタール人は、東アジアからのウイルスで絶滅してしまったという研究論文がある。人類の祖先ネアンデルタール人旧人類)からクロマニヨン人(新人類)にDNAはバトンタッチされるわけだが、ネアンデルタール人のDNAを持つ人類は東アジアのDNAを持つ者に比べて新型コロナウイルスでの感染者と重傷者・死亡者は遙かに多いそうだ。地球上での人類の区別は、大きく分けて、1)ネグロイド人種(アフリカ大陸系)、2)ユウカソイド人種(地中海人種・北方人種、いわゆるアングロサクソン・ゲルマン)、3)オーストラロイド人種、4)モンゴロイド人種(東南アジア・極東人種)の4つに分類される。ネアンデルタール人は絶滅の前後からクロマニヨン人と交錯していたことから、おそらく現在のアングロサクソン・ゲルマンのDNAは現在に引き継がれている。推測だが、ネアンデルタール人の絶滅の原因は東アジアからのウイルスに関係している可能性は充分にある。モンゴロイド人種は、ヒマラヤ山脈等で他の人種とは隔離されて絶滅を免れたという想定は充分に立つ。COVIC-19の感染拡大の嵐はまったく収まらない。たとえ拙速にワクチンが出来ても効果があると分かるのは何年もかかるだろう。

 2020年の10月1日現在で、世界の感染者数は3000万人以上、死者100万人を突破してしまった。このままいけば、あと一年足らずで、感染者5000万人、死者は300万人にも及ぶ可能性は否定できない。モンゴロイド人種(東南アジア)がコロナウイルスの難を逃れたとしても、アングロサクソンやゲルマン(ユーカソイド)・ネグロイド・オーストラロイドへの影響が大きくなった場合、2021年の東京五輪はアジア人種単独の大会になってしまう。それでは、近代五輪の世紀の祭典の大義は失ってしまい、開催国の日本が勝手に開催を行使することは不可能になってしまう。これまでの大会開催に費やした経費などを無駄にしたくないのは理解できるが、今は人類絶滅の危機につながる状況にある。世界各国のトップリーダーには文明の興亡の視点で物事を判断する瀬戸際にある。慎重な判断と決断が必要だ。たとえ国内の人種差別問題や経済格差で分断が加速していても、公平に時代を見つめる指導者の存在は必要不可欠のはずである。だから、米国においても、トランプ氏だろうがバイデン氏だろうが、人類に正しい道筋を示す必要がある。

 2016年にはMake america great againという明確なブランディングを示したトランプ氏だが、2020年では掲げていない。彼の胸の内が見えてこないのは誠に残念だ。一方バイデン氏はmaid in all of americaというキャッチフレーズを持っている。トランプ氏は経済一辺倒だから次期での全体の政策が見えてこない。自ら新型コロナウイルスの陽性者になった指導者への同情の余地は無いとは言えないが、大統領選挙での支持率アップに極めては限定的になるだろう。なぜなら、世界中が感染爆発の渦の中にあり、危機を乗り切るために日々懸命になっているからだ。ホワイトハウスクラスターをトランプ氏が、支持率アップという大統領選の戦略で狡猾に利用する可能性はあるが、米国民の有権者たちは大統領のコロナ感染に同情を施す余裕は全くない。とにかく米国は自国ファーストで世界の指導的ポジションから身を引いてしまった。世界の指導者達が目先の損得などで次元の低い政を画策するようでは、現代文明は4万年前のネアンデルタール人のように絶滅するしか道はなさそうである。

Vol.0012... "Mission inn Possible of a top leader in the 21st century"

Vol.0012... "Mission inn Possible of a top leader in the 21st century"

It's so a lot that a student of history who has the interest in the ability of the top leader who rules an empire and various countries and the person who participates in active power can't finish counting but man of the headship which can be a model doesn't lay so that he counts. Qianhan in China falls and a new dynasty is built for about one year, but even if it'll be now, historical actual GA where ryuu excelled, regained and built Houhan is holding a sense of dread from all over the world. Sho Katsuryo Kong-ming, Cao Cao and Mao Zedong look up to him as his mentor. Kong-ming was too famous as a strategist of Liu Bei profound virtue, but even if it was done with that, there was a wall to the top leader it isn't possible to exceed. There was Cao Cao in the leading role-like location by the Sanguozhi, and tolerance was big as a leader, and a son sou day made a foundation of the gi dynasty which abdicated the throne with Houhan, but it isn't away from him for an emperor. An emperor thinks the leader image which has no history examples above mentioned as staunch working which commands a front and fights daringly personally is that it's natural for everyone to hold a sense of respect and dread. How about putting the ability of the active top leader of each country of the world in the history of civilization now, is it seen?
He reigned as the length of the Japanese politics during 8 years, but Mr. Shinzo Abe gets an incomplete impression in the way middle in realization of a policy. While the disease turns and can't steer any more 2020 difficultly by a Corona misfortune, and the new growth strategy pronounced three arrows is the second time, it has been a result as exiting. The first time was the situation that I have no how to do, but when concentrating on politics the second time, a fixed countermeasure should be done, and when doing the severe way of speaking, even if a label as slackerism is put, the manner wouldn't be here. Mr. Kan who was the strategist role up to that was chosen as successor's prime minister, but it's unknown quantity the original color can be made, and whether it's answered by national futaku. There is no POJISHONNINGU of a top leader to working in an image from the farmhouse, and a Chinese side seems to be the situation that I'm anxious about correspondence. Mr. Shinzo Abe was a wall by Japan-China relations by a blood vessel of Mr. Kishi Nobusuke who was in the center of the Imperial Rule Assistance Association, but Mr. Kan is a person of the background and working to which he completely has no relation, so a Chinese side can't do any more a paranoia strategy in the war, and diplomatic advantage is the destroyed figure. Mr. two floors seem upset with a party in the parent and a party during a flattery on the White House side, but it would be better not to worry about it. Future's Japan, I should touch a Chinese side by personal diplomacy. The salesman who isn't familiar with political power of cards will probably become thin from now on.
Chinese whole makes a policy bear a close resemblance to the power of the Daito dynasty and the former dynasty directly, but I think the scrap paper isn't supposed to do 50 year guarantee of the double systems in a single nation in Hong Kong. 27th vintage is still guaranteed, a period, Mr. shuu Chinahira (the Communist Party of China, emperor) has the obligation attendant for Hong Kong citizen. Isn't it a main subject of an original Chinese emperor to see ahead of 200 years per 100 years and consider politics? Even if it's made Taiwan, you'll need flexible correspondence. Anyway democratization would be formed at a Chinese continent, Russia and Korean Peninsula. There is a possibility which changes during this century for the world order. Or, the mankind has no choice but to ruin.
An own country priority principle is only overture of a civilized collapse. Trouble and a war welled up from there the time of everytime. History in each human time tells that. Is it all right already that the generation when you don't know a war repeats a war again? There is a guarantee Heiwa can maintain by succession only of a word nowhere. When a perspiration and trouble aren't embodied with a descent, it can be understood instinctively that it isn't brought close to its painful. There is a used habit on the system side, and the major media aren't supposed to forget that there is a dislike which chips discernment objectively. Propaganda of weapons of mass destruction by running out of control of Imperial Headquarters and an Iraqi war of the prewar military is the good example. A student of history, a politician, an author and an artist journalist should keep in a liver to take on the mission out of which Taihei in a world is being formed fairly. The duty is boundless and heavy.